職サークル

職サークル通信

運営メンバーであるパフからみなさんへ伝えたい想いや情報をのせて発信する職サークル通信。
受け取って終わり、ではなく、行動するキッカケをもたらす存在を目指してお送りしていきます。
どうぞよろしくお付き合いください!

職サークル通信

1

インタビュー

2019/07/12

社会人インタビュー
【この困難があったから今がある】
第1回:電気製品メーカー 管理職(50代・男性)

職サークル運営事務局・パフの新入社員2人が、身近な社会人にインタビュー。
今の仕事やキャリア、時には人生そのものに繋がる
この困難があったから今がある」というエピソードを聞いてきました。

社会人インタビュー
【この困難があったから今がある】
第1回:電気製品メーカー 管理職(50代・男性)

いつのどんな出来事ですか?

15年ほど前、それまで所属していた開発部から事業部・商品企画の部門に、急な異動を命じられたことです。

なぜそれは困難だったのですか?

これまで長年やってきた開発部の仕事に対し、事業部の仕事は全くの専門外、畑違いでした。
私は理系出身なのですが、事業部の社員のほとんどは文系出身。業務内容は今まで一度も携わったことのない、商品企画です。大学時代から研究生活が基本だった私には、突然文系の考え方を基礎とする社員たちと仕事をすることが、ストレスに感じられる時もありました。そんな中で柔軟に対応し新たな組織に適応していくことは、とても難しかったです。
また、若手とは言えない年齢で、全くの新しいことに取り組む日々はなかなか大変なものでした。
今までと違い、コミュニケーション能力なども含め持てる限りの能力を出し切っていかないといけませんでした。ただの仕事処理ではやっていけない環境は、正直辛かったですね。

その時はどんなことを感じて・考えていましたか?

この異動は、すでに数人が声をかけられていたようですが、当時前例がなかったこのような大きな部署移動を、皆渋って断っていたそうです。
私自身も戸惑いましたが、「お前ならやれる。」と上司に言葉をかけられたことで意識が変わりました。自分が選ばれたこと、自分にできると判断されて命じられたことへの嬉しさと責任感を強く感じたのを覚えています。簡単ではないことは分かっていましたが、自分にできることを精一杯やるしかない、と自分自身に言い聞かせて頑張りました。
大変だ、戻りたい、という気持ちよりは、使命感の方が勝っていたと思います。

どのように乗り越えようとしましたか?

まず、周りにうまく溶け込めるように、周りの人の様子をよく見て、理解するよう努めました。人数的にも、今までより付き合う人は増えたので、物怖じせず、積極的にコミュニケーションを取っていくように心がけました。
また、知らないことだらけの中で、今までかかわってこなかった事柄を人より時間をかけながらも覚え、勉強を積み重ねました。

なぜ乗り越えられたのですか?何が支えでしたか?

自らのプラス思考と、友人の支えがあったから乗り越えられたと思っています。
まず、起きることを全てプラスに捉えるようにしました。開発部門での経験があるという自負もありましたし、これは自分が期待されて与えられた道だと思って、目の前の仕事に必死に取り組みました。
また、移動先でできた親しい友人の存在も大きく、何かあるとよく話を聞いてもらっていました。さらに直属の上司も、同僚も、開発のことは知らなくてもきちんと耳を傾けてくれる人が多かったことも幸いでした。垣根なく開発のこと、事業のことをお互い教えあえる、良い関係だったと思います。

今その困難を振り返ってどう思いますか?

ありきたりですが、本当に貴重な経験だったと感じています。
この2年半後、また開発部門に戻ったときには、事業部での成果が認められ、戻ると同時に、管理職に昇格しました。
また、商品企画で得た様々なジャンルの人との人脈は未だに活きています。困った時の仕事の頼みやすさ、会話のしやすさ、信頼関係などは、この時に得られました。
若い時には1つのことを一生懸命していればいいですが、立場が上になってくると、部署を超えた様々な人の関わりを取り持つ仕事や折衝しなければいけないことも増えてきます。特に50才を過ぎてからの仕事は、大部分が当時築いた人間関係に助けられていると実感しています。
人が嫌がる難しい仕事に、自分の経験のためと思い率先して挑戦したことが、結果的に自分の大きな成長に繋がったのだ、と今は感じています。
***

【取材担当・オカザキの感想】


今回お話をお伺いして、社会人経験を積んでからの大きな部署移動や転職というのは、

新入社員よりも大変なのかも知れないと感じました。


新入社員は何も分からないことが当たり前、失敗も少しは多目に見てもらえることが多いです。

でも、30・40代は、仕事はできて当たり前。

しかも前部署での成果を認められての異動なら、異動先でもすぐにそれ相応の

成果・能力を見せなくてはいけません。

その大きなプレッシャーと困難を乗り越え、この方は今も活躍し続けていらっしゃるのだと感じました。


***

今回の【職サークル通信 第1号】は以上です。
次回もお楽しみに!

☆今回の執筆者/岡崎 葉澄(おかざき はすみ)

新卒1年目(https://bit.ly/2YKsOj3
海外留学経験もあるグローバル女子。
社内でのニックネームは「はすみん」。

☆職サークル通信編集長/清水 真理(しみず まり)

福岡県出身、新卒で入社し現在7年目(https://goo.gl/GvU1a9
生まれた時からホークス(野球)ファン、11歳から新選組ファン。

OTHER