職サークル

職サークル通信

運営メンバーであるパフからみなさんへ伝えたい想いや情報をのせて発信する職サークル通信。
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どうぞよろしくお付き合いください!

職サークル通信

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インタビュー

2019/10/18

社会人インタビュー
【この困難があったから今がある】
第4回:教諭 (50代・男性)

職サークル運営事務局・パフの新入社員2人が、身近な社会人にインタビュー。
今の仕事やキャリア、時には人生そのものに繋がる
この困難があったから今がある」というエピソードを聞いてきました。

社会人インタビュー
【この困難があったから今がある】
第4回:教諭 (50代・男性)

いつのどんな出来事ですか?

大学院の2年生の時のことです。夏休み前までは、研究職を目指して勉強していました。しかし、あるとき同級生の研究の途中経過を見せてもらうと、内容も完成度も非常に優れており、自分の力不足を痛感しました。そしてその後、担当の先生に呼び出され「君は研究者には向いてない」と言われてしまい、これから何をすれば良いのかわからなくなってしまいました。

なぜそれは困難だったのですか?

急に自分の将来が閉ざされたように感じたからです。それまでも研究する中で壁にぶつかることはありましたが、限界を感じることはありませんでした。ですが、そのときは、自分自身でも周りとの力の差を実感し、先生にまで「向いていない」と言われたことで、今まで何のために頑張ってきたのだろうかと、悩んだことを覚えています。今までにも何度も挫折をしてきましたが、その度に別のやり甲斐を見つけて頑張ってきました。しかし、このときはそれまでと違い、新しいやり甲斐を見つけることができませんでした。気持ちを切り替えられないという焦りが、自分自身を追い込んでいたように思います。

その時はどんなことを感じて・考えていましたか?

何も考えることができませんでしたし、何をしていいのか、どうすれば良いのか分からずにいました。ただ、なんとかして来年からの働き先を見つけようと行動を始めました。しかし、もともと就職することは全く頭になかったので、就職活動も全くしていませんでしたし、さらに、当時はバブルがはじけて就職が困難な時代でした。就職活動は難航し仕事に就くこともできず、不安だけを感じながら毎日を過ごしていました。

どのように乗り越えようとしましたか?

これといって特別なことは何もしなかったように思います。考えても何もアイデアが出てこなかったので、今出来る事を取り組む事だけ、考えていたからです。特に、仲間と一緒に過ごす時間はとても大切にしました。遊びや会話の中に自分が成長するヒントがあると考えたからです。

なぜ乗り越えられたのですか?何が支えでしたか?

私に、「君は研究者に向いていない」と言った先生からの一言がきっかけです。
夏休みのある時、大学院を受験する後輩の勉強を見ていました。すると、このことを知った先生が私のところへいらして、「相変わらずだね。だから研究者には向いていないんだよ。君は教育者を目指しなさい。」と仰り、ある学校の教員採用試験の案内を手渡してくださいました。この出来事の後から、気持ちが楽になったのを今でも覚えています。

今その困難を振り返ってどう思いますか?

学生時代は自分の力を過信していたように思います。研究職をはじめ「やりたいこと」を仕事にできるのは、ごくわずか。いくら努力をしても理想通りにいかないことはたくさんあります。そして私も大多数の人と同様に、やりたいことを仕事にはできませんでした。しかし、例え理想と異なった道でも、やり甲斐を感じ、その先に、幸せや自身の成長を感じることができました。
ちなみに、この経験は私にとってとても貴重であり、同じような悩みを持つ生徒が多い現職でよく生かされています。
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【取材担当・サトミの感想】


本当に自分に向いていることは、案外自分自身には見えていないものなのかもしれませんね。

私も、やりたいことができなくてめちゃくちゃ落ち込んだ時期があるので、とても共感しました。

私の場合は、そのわだかまりが解消されたのは随分先でしたが。

自分から拒まなければ、必ず、誰かが助けてくれると思います。

最終的に選んだ道で幸せを感じるのはずっとずっと先ですが・・・

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今回の職サークル通信は以上です。
次回もお楽しみに!

☆今回の執筆者/里見 瑛梨奈(さとみ えりな)

新卒1年目(https://bit.ly/2JzV2XE)

愛媛県出身、医療系大学出身のリケジョ。

☆職サークル通信編集長/清水 真理(しみず まり)

福岡県出身、新卒で入社し現在7年目(https://goo.gl/GvU1a9
生まれた時からホークス(野球)ファン、11歳から新選組ファン。

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