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人事インタビュー

仲間の力こそが自分の推進力、「働く人を笑顔に」したいIT企業

ユーザックシステム株式会社
樋野 文人、日比野 夏季(人事部 人財採用担当)

社歴14年差でも「先輩・後輩」と呼び合える関係性と信頼感

 2006年入社の樋野さんと、2020年入社の日比野さん。その差、14年。一見すると歴然と経験値に差のある「上司・部下」なのだろうと思ってしまうお二人ですが、意外な言葉が返ってきました。
日比野さん「うーん。上司ではないですね。基本は野放しで、何でも「やってみな!」で。困ったら相談するし教えてもくださる、頼れる先輩。上下関係よりも、もっと近しい関係です。」
樋野さん「部下じゃなくて、後輩ですね。僕が指示をするのではなくて、一緒にモノを考えたり、動いたりする人であって・・・、かつ頼れる人です。自分の判断で動いてくれるから本当にありがたい。」
 独自のパッケージソフトウェアの開発・販売や、システム構築・コンサルティングで企業の課題解決をするIT企業、ユーザックシステム株式会社。その新卒採用を担っていらっしゃるお二人のお話から、何が見えてくるでしょうか。

 入社3年目になる日比野さんに、就活時代のお話を聞いてみました。
「大学時代に広告の勉強をしていたので、初めは広告業界を見ていたんです。ITなんて全く考えていなくて。とはいえ、あちこちインターンに行ってもどうもピンとこなくて、悩んでいた時期が長く続きましたが、それでも行動しているうちに「お客様の価値観を理解・共有した上で提案するような仕事がしたい」と思うように。そんな時、当時ITブームもあって、興味はなかったけど行ってみるか、とIT企業のインターンに参加。そこで、「お客様のお困りごとの本質を引き出すために質問を考える」ワークを体験して、これは面白い!とITに路線変更をしました。」

 数多く存在するIT企業の中で、なぜユーザックシステムを?と聞くと、「ビビっと来たんですよね」という日比野さん。「インターンシップや説明会で、先輩社員と話しているうちに、自分と似ているなぁと感じたんです。どの方もとても素直な方が多くて、思ったことを率直に話してくれる。他の会社では、いつもいいことしか言われなくて、それほんと?って思っていたんです。わたしは、素直に自分の意見が言える場であれば、何でも楽しめちゃうタイプ。ありのままの自分でいられることは、とても大事な要素なんです。」
「入社を決めたもう一つの理由は、採用面接後に丁寧なフィードバックをもらえたことでした。面接後すぐに、もっとこうしたよくなるよ、という就活アドバイスをくれました。最終面接の前には、私のどんなところを評価してここまで進めてくれたのかを説明してくれて、本番でもそれをしっかりアピールしてね、と。もし不合格になってもその人に糧になるものを手渡そうとしてくれている。本当にいい会社だなと、人を大事にしているんだなと感じました。」

自律したメンバーによる、チーム戦!

 そんなユーザックシステムという会社の魅力について、樋野さんはこうおっしゃいます。「当社は、自社で製品を開発・販売しているというところが、他社と一線を画す強みなんです。単なる課題解決だけでなく、開発力やマーケティング力をもっている。世の中に対してもっと魅力を発信しなくちゃいけませんね(笑)」
自社で能動的に「開発する」というビジネスの側面を持っているためか、社員には「自律的な人」が多いといいます。「自律的な人は当社にとてもフィットしていると思うし、その特性が十分発揮できる環境であると自負しています。当社における「自律的」というのは、決して一匹狼で自分の考えを貫き通すようなものではなくて、周りの意見を聞いたり、調整したりして、解決に向けて自ら考えて動く、ということ。個人の人柄は色々ですよ。陽キャばっかりいるわけじゃないです(笑)。ただ、姿勢や考え方は前向き。解決思考の方が多いですね。」

 また、現在では社会環境の変化にも対応して、テレワークの割合が非常に高くなってきているそう。
「そういう意味でも、自律性、一人でもしっかり自分の仕事を進めていけるチカラは、より求められてきていると感じます。自分で考えて動ける「個」のチカラをベースに、必要に応じて周りを巻き込み、関わって物事を進める「チーム」のチカラも発揮していく。そのバランス感覚というか、両方の重要性をこれまでの人生経験で学んでいる方には、ぜひ当社でその特性を開花させてほしいですね!」

短いながらも現場経験もある日比野さんは、「人が魅力」とおっしゃいます。「私が営業の時、伸び悩んで落ち込んだときにも、先輩方が必ず手を差し伸べてくれました。アドバイスはもちろんだけど、彼ら自身の働きぶり、生き様で語ってくれる。こういうふうにやってるんだ、と見せてくれるんです。尊敬できる人がいることで、モチベーションになる。いい環境だなと心から思います。」

 チームのチカラをパワーに変えて、自律的に動く集団、ユーザックシステム。脈々と新卒採用を続けていく理由は、「企業文化づくり、に尽きる」と樋野さん。「会社をより成長させてくれるような活力になりえる方を採用し、しっかり活躍してくれる先輩後輩の繋がりを紡いでいく。それが会社の根となっていくと思います。」効率ももちろん大事だけれど、本質をないがしろにはしない。そんな会社全体の「仕事への姿勢」が採用活動にも表れるものなんだなぁと感じる、人事インタビューでした。

もう一つの顔

今回インタビューにお応えいただいた日比野さん。入社当初は営業として配属され、ご活躍されていたそうですが、ご本人が希望していた「お客様の価値観を理解・共有する」仕事にやりがいを感じつつも、「もっと深く、人生レベルで深く人と関わりたい!」と、人事の仕事を志望。なんと、社長に直談判して、異動が決まったのだそうです。業務のみならず、自分の身の置き場に関しても「自ら考えて行動する」社員と「それを評価し受け入れる環境」を持つ会社、であることを体現していらっしゃることに、大変驚きました。
「採用担当になり、営業では見えなかったものが見え、視野が広がりました。社内の人たちを不幸にしてはいけない、もっと会社を良くしたいという気持ちが強くなって。そして、学生さんたちが入社後もありのままの自分で働けるようギャップがない採用をしたい。学生さんのよいところを引き出し、こちらのよいところも発見してもらえる。相互成長を伴う、そんな採用が理想です。」
そんな熱い想いをお持ちの日比野さん、そして日比野さんの頼れる大先輩・樋野さんが人事担当をつとめるユーザックシステム株式会社。ぜひ、採用ページもチェックしてみてください!

▼ユーザックシステム「採用ページ」
https://www.usknet.com/recruit/

取材班の気づき

日比野さんが就活中に樋野さんから「最終面接前にフィードバックをもらった」というお話がありましたが、その時とても感動して、今でもそのメールを大事に保管していらっしゃるのだそうです。お二人の許可を得て見せていただいたのですが、そこには「当社が日比野さんと働きたい理由(評価ポイント)」と、「日比野さんがやりたいこと・取り組みたいこと(はこれなんですよね?という確認)」が書いてあり、思わず取材スタッフは「おおおおお!これはもらったらウレシイーーー!!」と大興奮。樋野さんは、人事担当として半年経った日比野さんに「新卒採用担当として自分の考えを持って、日比野さんにしかできない採用活動ができるようになってほしい」といい、日比野さんは樋野さんに「優しい人事担当者という印象がある一方で、自分の軸があって経営層にも意見するような強さもあり、社内と社会全体を把握している視野の広さと知識の豊富さがすごい。尊敬できる。」とおっしゃいます。お二人の関係性は、如実に会社の風土を表しているのではなかろうか?と感じました。それぞれが信頼、尊敬し合う組織、素敵ですね。

会社概要

社名

ユーザックシステム株式会社

事業内容

1.RPA関連のパッケージ開発、販売、サポート
2.物流、帳票、EDI関連の業務改善ソリューションの開発、販売、サポート
3.モバイルデバイス用アプリの開発、サービス提供
4.AR(拡張現実)を利用したアプリの開発、サービス提供

資本金

9,750万円

従業員数

単体 130名(2021年6月期)
グループ 177名(2021年6月期)

設立年月日

1971年(昭和46年)7月1日

本社

〒103-0015
東京都中央区日本橋箱崎町4-3 国際箱崎ビル4F

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