2020/04/17
★いつでも前向き「ホワイトちゃん」と、何でも不安な「ブラックくん」。
それぞれの立場で、テーマについて語ります!
期限を設けるメリットとは?
<ブラック>
ボクは決めない。
だって、本当にボクに合う会社にいつ出会えるかなんて分からないし、期限に追われて決断を迫られるなんて嫌だ!
<ホワイト>
ワタシは、決めておくに一票!
そうじゃないと、いつまでも内定を承諾できずにズルズルひきずっちゃうと思う。企業選びの基準が就活の途中で変わる可能性もあるでしょ?そうなると、時間の制約があった方が決断しやすいよ。
うーん。就活中は色んな会社に出会ったり話を聞いたりするから、その影響で企業選びの基準が変わるのは普通なんじゃないかな。ズルズルしちゃうってことは、決め手に欠ける会社にしか出会えてないってことでしょ?その状態で、「期限だから」という理由で会社を決めてしまっていいのかな?と思う。
ホワイトちゃんは、期限がきたら、たとえ納得できてなくても、決断しちゃう?
いや、納得してないのに決断することはないかな。それよりも、限られた時間の中でどうやって決めるか考えるし、決めるために頑張る!
会社選びの基準が変わるのは、もちろん悪いことじゃないと思うけど…。永遠に、基準に合う会社を探し続ける状態になると思うんだよね。自分の本当に大切にしている価値観ってなんなのか、分からなくなりそう。
そういうことかー。
たしかに、期間が限られているから、そこまでに決めるために頑張れる、っていうのは納得できる。
でも価値観に関しては、就活はウロウロ迷う期間であるべきとも思う。自分が大切にしていると思っていたものが本当にそれでいいのか分からなくなっていく感じ。
それができるのも今だけなんだし、本当のタイムリミットまでとことん悩んで迷いたいな…。
時間を有効活用しよう
たしかに自分が本当に大切にしてることが何か、悩むことは大切かも!
でも、本当に合う会社に出会うまでずっと内定を何社も持ち続けるのって、どうなんだろう。
それに「いつまでに決めてください」と言われることも多いと思うけど…。そういう会社があったらどうするの?
そうだなぁ。例えば、就活を終える期限を4月末と決めてたとするよね。すでにA社とB社の2社から内定をもらっていて、どちらも良い会社だと思ってる。でももう1社、気になる会社があって、そのC社の一次面接が5月にある予定だとしたら、ホワイトちゃんはどうする?
もしかしたらそのC社が運命の会社かもしれないけど、最終の結果が出るのは期限よりずっとあと。
ボクなら、期限なんか無視して続けちゃうんだけど…。
うーん、ワタシは、良いと思う会社から内定をもらっているなら、そのA社とB社のどちらかに決めるかな。C社は運命の1社かもしれないけど、そうじゃないかもしれない。それを繰り返していたら、ずっと相対比較してしまって、いつまでも決められなくない?
どうしてもC社に行きたい!と思っているのなら、最後の最後に挑戦するのはありだと思うけど、もしかしたら…という思いは無限ループだもの。
うーん、そうは言っても、自分が納得できなかったら、内定はいくつあっても就活は辞められないよ…。いつまでに決めて、とか会社の都合で期限をつけられるなら、それまでに意思が固められなければ、その会社とは縁がなかったって思うかなー。
そもそも、どういう状態になったら納得するのかな?「合う/合わない」って定性的な判断だから、ゴールはないと思うんだよね。悩もうと思えば、いつまででも悩める。だからワタシの場合は、「自分が決めた期限までに出会えなかった・内定をもらえなかった会社」とは縁がなかったんだろうって思ってる。
時間は有限。悩むことも大切だけど、必要な時間を適切に判断しよう。
このご時世なので、予定したより就職活動が後ろ倒しになってしまった人も多いのではないでしょうか。選考がストップしている間に、何があれば自分は入社する会社を決められるのか、自分なりに考えておくといいと思います。
☆今回の執筆者/パフ新入社員 岡崎・里見
新卒2年目。
「グローバル女子(岡崎)」と「リケジョ(里見)」というだけでなく、
性格や考え方など、ありとあらゆる点が違うけれど、
(だからこそ?)仲良しな同期。
ブラックくんとホワイトちゃんは、実は2人のキャラそのままだったり…?!
☆編集長/清水 真理(しみず まり)
福岡県出身、新卒で入社し現在8年目。
生まれた時からホークス(野球)ファン、11歳から新選組ファン。