2020/02/21
★いつでも前向き「ホワイトちゃん」と、何でも不安な「ブラックくん」。
それぞれの立場で、テーマについて語ります!
★今回のテーマは 『 内定はたくさんある方がいい?1社からもらえれば十分?』
2020年新卒学生の内定保有数は、2社を超えています。「内定5社もらった!」なんて先輩の話を聞いた人もいるのではないでしょうか。では、内定は多ければ多いほどいいのか…?ブラックくんとホワイトちゃんの議論をご覧ください!
選択肢が増えるのは、いいこと?
<ホワイト>
ワタシは、自分が本当に合う会社1社から内定もらえれば、十分だと思う!
<ブラック>
えーほんと?
それは不安すぎる…。ボクは5社は欲しいね。
いや、もらえるんならもらえるだけ欲しい。
だって、それだけ自分の選択肢が増えるんだよ!
ホワイトちゃんは、選択肢が1つなのは不安じゃないの?
うーん、たくさん持ってても、結局入社できるのは1社じゃん?選ぶのが大変そう。
それに、選択肢は別に1つじゃない。
就活していくなかで、いろんな会社を見ていった結果、内定をもらった1社なわけじゃん。
だから別に不安じゃないかな。
ブラックくんはそんなに内定もらって、どうやって決めるの?
ボクは、内定取れたところをぜーんぶ天秤にかけて、消去法で決めるかな。
『会社選びの軸』ってよく言うけど、そんなもの決めたって、結局最後は取れた内定を一つひとつ比べて相対的に決めていくことになるんだろうな、と思う。
だから今は行きたかろうが行きたくなかろうが、とりあえずたくさん内定が欲しい!
行きたい気持ちがなくて、どうせ内定もらっても行かないなら、その会社受ける時間、もったいなくない?
ワタシならその時間を、もっと新しい企業を探したり、自己分析する時間に充てたいな・・・。
てか、相対的に比べていったらさ、もっといい会社、もっといい条件って、永遠に終わらなくない?
自分に「合う」会社に入る
それもそうだね。でも友達も結構内定持ってるみたいだし、内定たくさん持ってるってちょっと勝った感じして嬉しいし。
それに、内定が少ない不安の方が勝っちゃうかなぁ…。
確かに上を目指せばキリがないかもしれないけど、どうせボクが受かる会社なんて限られてるから…、手持ちのコマを増やしたいだけだよ。
内定たくさんもらえば勝ち!みたいな風潮はたしかにあるよね。
それって内定をもらうことがゴールになってない?
何のために就活するのかって考えたら、内定の数とか関係ないと思うんだよね。
ワタシは、その会社に入りたいって気持ちが全くないのに入社して、仕事がつまんない方がよっぽど怖いよ…。
ホワイトちゃんの言っていることも分かるよ。
ただ、自分に合う会社かどうかなんて、分からないじゃん。
できるだけ多くの内定をもらってその中からできるだけ合いそうな会社を見つける方が懸命だと思うんだ。
…!さっきからの違和感が何か分かった!
ブラックくんは、内定取るまでに自分にはどんな会社が合ってるか、全然考えないってことだよね?
ワタシは逆で、内定をもらうまでの選考中に「その会社と自分が合ってるのか」を見極めることを重視してるんだ。
どんな会社が自分に合うのか考えながら、会社を探してる。
だから、別に内定が1社だとしても、そこは自分に合う会社のはずだから、不安じゃないの。
なるほど、たしかにホワイトちゃんの考えを聞いたら、内定が少ないからといって選択肢が減るわけじゃないという理屈は分かったよ。
言われてみれば、ボクはどこにも内定がもらえないことが不安で、まず内定を取る!あとはそれから考えようって思ってたな。
でも、“合う/合わない”ってとても抽象的だし、どうやってそんなの判断すればいいんだろう…?
内定が多ければいいわけではない!
自分に合うと思える会社ならば、1社だけでもOK。
でも、自分と会社が「合う/合わない」って、どうやって判断するのかギモンは残る…。
「内定を持っている」という言葉に圧倒的な安心感を持つのは、とてもよく分かります。
ただ、「内定を取る」こと自体が目的になってしまうと、その先に待っている長い社会人人生に、不安が残るかも…。
本当に自分に合う会社が見つけられるといいですね!
「自分に合う会社」については、次回の議論をお楽しみに!
☆今回の執筆者/パフ新入社員 岡崎・里見
新卒1年目。
「グローバル女子(岡崎)」と「リケジョ(里見)」というだけでなく、
性格や考え方など、ありとあらゆる点が違うけれど、
(だからこそ?)仲良しな同期。
ブラックくんとホワイトちゃんは、実は2人のキャラそのままだったり…?!
☆編集長/清水 真理(しみず まり)
福岡県出身、新卒で入社し現在7年目。
生まれた時からホークス(野球)ファン、11歳から新選組ファン。