職サークル

TOP よみもの 就活お役立ちコラム 『就活』って楽しい?苦しい?

職サークル通信

『就活』って楽しい?苦しい?

2019/08/02

★いつでも前向き「ホワイトちゃん」と、何でも不安な「ブラックくん」。
それぞれの立場で、テーマについて語ります!


★今回のテーマは 「『就活』って楽しい?苦しい?」
 さて、2人が思う『就活』とは?!

就活って、時間に見合った結果が得られない・・・

対談写真

<ホワイト>
ワタシは楽しいと思う♪
就活ってさ、企業のことを知るっていうのはもちろんあるけど、
それ以上に自分のこととか社会のことをたくさん知れるじゃん!
色んな社会人に会って、仕事の話とか生き方を聞いて、
価値観が広がったね。

<ブラック>
たしかに社会について知れる機会ではあるよね。
でも別の面から見ると、投下した時間に見合った結果が得られるか
分からない、ブラックホールみたいなタスク、とも言えるよね。
それでいて、自分の一生に大きく影響を与えるものでもあるし。
卒論や授業、部活やバイトっていう日常生活を送りながら、
プラスアルファ、自己分析や企業研究、セミナー、
説明会、選考にも行かなきゃいけない。時間も体力も奪われそう!

対談写真
対談写真

そりゃあ時間に見合った結果が得られるかはわからないけど、
時間をかけないと納得した結果は得られないと思うな。
それは学生の時の部活や社会に出てからの仕事でも同じなんじゃないかな。

それはそうなんだけどね~。
例えば、入社するか即答できない会社でも、
内定がない状態だったら、志望度は微妙でも受け続けるし。

対談写真
対談写真

え、なんでなんで?!
どうせ入社しないなら、始めから受けるの辞めちゃえばいいのに!

『就活』は、自分を知る機会

だってさぁ・・・
ニコニコしながら、学生が喜びそうなことばっかり言う人事の話とか、
たった半日だけの現場社員交流とか、HPやパンフレットやネット情報とか。
学生はそんな少ない情報しか持つことができない。
なのに、自分の大きな一歩をどっちに踏み出すか、判断しなきゃいけないんだよ!
こっちを選んだらこんな未来かも、でもこっちを選んだらこうかも、って
考え始めると、そこから1つを決めるのは簡単じゃないよ…。

対談写真
対談写真

うん、確かに簡単ではないかもね。
そう考えると、人事でも現場社員でも、とにかくいろんな社会人の話を聞くべきだと思う!
選択するときのヒントになることがきっともらえると思う。
就活って、企業のことを知るだけじゃなくて、今までの自分の人生を振り返る良いタイミングでもあるよね。
自分は今まで何を考えて生きてきたか、どんな選択をしてきたか、自分のことを知る良い機会だと思うんだ。

そうだね~。
そう言われてみると、時間を取られる・やらなきゃいけないことが沢山ある・
重大な決定である、っていう負担の面ばかりを見ていた気がする。
広い社会を知って、自分を改めて深く知ることができる
貴重な機会、っていう側面も見るべきかも。
うーん…。でもやっぱり、面接とかで時間を取られた挙句、
よく知らない人に合否を出される、って不安じゃない?

対談写真
対談写真

そこに不安を感じたことはなかったなあ。
確かに合否は出されるけど、面接は私自身も
その会社が自分に合ってるか、見極める場でもあるからね!

ホワイトちゃんは強いなぁ。
ボクなんか、この前好きじゃないタイプの人が採用担当でさぁ。
その人に面接で、すごく嫌なことを言われたとき、
本当に嫌な気分になってエネルギーを吸い取られた!
でも考えてみれば、短時間の選考で話しただけで、とても尊敬できて
印象に残って、今でもよく顔を思い浮かべるような人にも出会えたな。
そういう一期一会みたいな出会いもできて、仕事をすることへの
イメージを膨らませられるのが、就活ってもんなのかな。

対談写真
結論!

就活は楽しいだけじゃない。でも人生で二度とない、貴重な期間でもあるのかも!

【編集長より】

人生の岐路で出会った 人 や モノ 、いまだに覚えている、という人が多いのではないでしょうか。

『就活』も、人生の岐路の一つ。

私自身、就活から7年経ちますが、あのとき出会った会社や人・言葉はよく覚えています。

ブラックくんのように、「尊敬できる人」として思い浮かべることもあれば、

あのときあんなこと言ってきた人いたな、とイヤな気分が思い出されることも。

悪い印象だった企業の製品は買わない、というのは人間の性(サガ)でしょうか(笑)。



結論にあるように、就活は「楽しいだけ」ではありません。

これは就活に限った話ではなく、仕事を始めても、結婚しても、親になっても、

生きている以上は、辛いとき・苦しいとき・悲しいときが、誰でもあります。

そんなときに自分を助けてくれるのは、過去のジブン。そして、支えになった 人 や モノ です。



もし今、「就活って苦しいだけでは…?」と思う方がいたら、少しだけ前向きに、

未来の自分へプレゼントを贈るつもりで取り組んでみてはどうでしょうか。

☆今回の執筆者/パフ新入社員 岡崎・里見

新卒1年目。
「グローバル女子(岡崎)」と「リケジョ(里見)」というだけでなく、
性格や考え方など、ありとあらゆる点が違うけれど、
(だからこそ?)仲良しな同期。
ブラックくんとホワイトちゃんは、実は2人のキャラそのままだったり…?!

☆編集長/清水 真理(しみず まり)

福岡県出身、新卒で入社し現在7年目。

生まれた時からホークス(野球)ファン、11歳から新選組ファン。

OTHER