2020/07/30 UP
どうも、大岡です。
ブログが刷新されまして、就活お役立ちという大テーマ、
自分のブログが果たして役に立つのか?というプレッシャーと闘いながら初執筆です。
職サークルの就活ワークアウトの大きなテーマになっていますが、
学生ひとり一人に性格があるように、企業にも性格があります。
例えば、情に厚い判断をするか、理に則って判断するか、
とにかくスピード重視のせっかちさんか、腰を据えて考えるじっくりさんか、
自社だけで大抵のことは解決する個人主義か、パートナーとの協業が大前提のチーム主義か、
といった具合。
いくつかの企業を渡り歩いた私にとって非常に重要だなと思ったのは
「性善説」か「性悪説」か、です。
社員が何かをやろうとしたときに、性善説の会社は社員の自主性に任せてくれますが、
性悪説の会社はこいつは何かをやらかすのではないかとルールで縛り付けます。
私が最初に入った文化放送ブレーンは性善説というより放任だっただけかもですが、
変なルールはほぼありませんでした。
5年前に転職した会社がすごかった。
何度も語っているエピソードですが、
あるお客様が「今日請求書欲しいんだけど」と言われるので、
経理に「俺が持って行くから出してください」とお願いしたら
「ホールディングスに出す申請書を提出してください」と。
その申請いつ降りるんですか?と聞いたら明後日だと。
馬鹿じゃねーの???
どこ向いて仕事しているのかと。
後で上司に聞いたら依然、月次目標を達成するためにうその発注書を出し、
請求書も持参するからと言って持ち出してそれを破り捨て、
翌月にキャンセルになりましたと報告する輩がいたことでできたルールだったそうで。
1人がやったら皆がやる。わかりやすく性悪説ですね。
他にも社内に監視カメラが常設されていたり、
毎日他人のメールチェックをするのが仕事の人がいたり、
もう毎日うんざりすることばかりでした。
結果、コンプライアンス違反で怒られて、そのおかげで今ここにいるわけですが。
金融機関とか個人情報を扱う会社とかはひとりのミスが命取りになり得るので
こういった対応もやむを得ない場合があるのは理解できます。
でも私は無理です!ルールなんて全部なくなればいいのに!
とか言ってるとまた保坂に怒られますが。
でもどうでしょうか?
ルールは守るのが当たり前だ、ルールを敷く経緯を考えればやむを得ない、
などとと考えてられる人にはとくに気にならないかもしれません。
むしろルールを守れない人となんて仕事したくない!って人もいるでしょう。
これこそがマッチングですよね。
でも違う観点で言うと、「このルール変だよ!」と自信を持って言えるのは
前の会社のルールと比較できるからであって、働いたことのない学生さんは、
最初に入る会社のルールが自分の知る唯一のルールなので
多少不条理なルールでも、それを当たり前として受け入れていくことができます。
そしてその組織に長くいると、それに染まって、自分の常識として定着します。
これが曲者で、いざ転職した際に、次の会社で前の会社のルール前提で行動すると
非常識な社会人と思われるかもしれません。
私がパフに来たときは前の会社の影響が残っていて、隣の席の木村さんに
「これは誰かに許可を取るべきでしょうか」
という質問を繰り返しました。
返ってきた答えはいつも
「大丈夫ですよー。勝手にやっちゃってください」
性善説の極みのパフは私にとってはユートピアすぎて、
もう他の会社に移れる気がしません笑
でもそんなパフも、他の会社の人から見ると「ここが変だよ、パフ」的な要素に
あふれているんだろうと思います。
パフから転職していったプロパーは苦労したんじゃないかなー。
そういう意味では最初の会社はやはり大事ですね。
自分がどういう社会人になりたいか、とその会社にいてどういう社会人になっていくかを
照らし合わせてそのギャップが小さい会社に入れると幸せなのかなと思います。
今回は以上。お役立ちになりましたでしょうか?
次は最近彼氏の呼び方が変わったっぽい石上です。