2020/12/10 UP
こんにちは、平原です。
最近お客様の会議でWebexを使ったのですが、自分の映りがひどくて(というかリアルで)萎えました。Zoomの補正に慣れすぎて、自分の顔が直視できません。
さて、今年の就活生の皆さんは本当に、過去例を見ないほど苦労されているのではないかと思います。あ、これ、別に内定が取りにくいという話ではなくて。企業のことが理解できなくて、苦労しているのではないかと。
別に、今までだって理解できてませんけど
正直ですね、今までも就活生が企業のことを理解していたかというと、そうでもない。社会人と話していると「何やってる会社かよくわからなかったけど、面白そうだったから入った、人が良かったから入った」なんてザラに聞きます。そういう人も、めちゃ活躍しています(ので安心してください)
事業内容や仕事内容について受ける説明は、コロナ前とあまり変わりません。
その説明から受ける「人の雰囲気」や、「距離感」が分からない、つかめない。実は企業への好感度がその雰囲気や距離感によって大きく左右されているのが人なので、オンライン就活は難しいだろうな、と思うのです。
なぜ雰囲気や距離感が掴みにくいのか。
私なりに分析してみると
- 人事のオンラインプレゼン力が低い(対面以上に表情、抑揚、うなづき、ストーリー設計、参加者を巻き込む力が必要。プレゼン力が低い=悪い会社ではない!!のに!!どうしても影響を受けてしまう)
- 基本一人で話している(対面開催なら、受付等ちょっとしたタイミングで社員同士の交流が見られる。その「素」のやり取りに社風を感じるけれど、オンラインでは全てが「本番」で社員同士のやり取りを垣間見ることができない)
- 付帯する情報が少ない(その企業へ行く道や風景、エントランス、待合室、会議室、そこから見える景色等・・・以外とそういうの含めて記憶に定着するので、オンラインの情報はとても少ないのです)
そう、全て会社の良し悪しとは関係がないのです。
あなたにとってすっごくいい会社でも、人事のプレゼンが固くて、他の社員とのやり取りが一切見れなくて、オンラインのみの接点だと、印象に残らないという事が起こってしまいます。オンラインの運営に慣れていなくて、印象が下がってしまうという事が起こります。そんなことで、判断していいんですか?
では、どうすればよいのか。私の回答は、
相手と【会話】して下さい
です。
オンラインでも、直接会話をすれば、やりとりで雰囲気や距離感は伝わるものです。採用イベントがウェビナー(視聴者のカメラマイクオフ)しかないのなら、顔出しで社員や人事と話す時間をもらえないか、聞いてみてください。
その場で、一問一答ではなく、
学「~~について教えてください」
社「それは~~です」
学「へ~、~~なんですね! それはなぜですか、具体的には、他には?」
と、【会話】をしてください。
雰囲気や距離感が伝わるようなオンラインの工夫を、人事も一生懸命必死にやっています。頑張っています。でも、それに頼るだけでは
皆さんの人生の選択が人任せになってしまいます。
学生の皆さんも、自分なりにオンラインで雰囲気や距離感を掴みに行くための主体的なアクションを起こしてください。あなたの就活であり、あなたの会社選びであり、あなたの人生です。
与えられたものだけで行動するのではなく、
「自ら」「主体的に」情報を取りに行く。
主体的な行動は、ほぼすべての企業が求める社会人の基礎力です。
ぜひ今から実践して、企業から求められる主体性を身に着け、皆さんにとってのいい会社に出会ってくださいね!
次は、企業を客観的に見れているだろうまりさんです。
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