2021/05/25 UP
こんにちは。職サークル運営事務局・パフの里見(サトミン)です。
今年の4月に、下の弟が就職しました。
バイトへも遅刻せずに行けないような弟だったので、ちゃんと社会人として働けるのか不安だったのですが、職場にも慣れて、来月から一人暮らしを始めるようです。
かなり親不孝な弟だったのですが、初任給で親にプレゼントを買ったらしく、弟の成長に感慨深い今日この頃です。
さて。先日、ホサカさんがこんな記事を書いていました。
就活でもホウレンソウが大切?!親に反対されない就活テクニック
1年以上も前に書いた、ホワイトちゃんとブラックくんのコラムも引用してくれていて、うれしい限りです。
私も大学受験の際、一切親に相談せずに決めようとしていたら、猛反対されたことを思い出しました。
就活のときは「絶対に東京に就職するからね。」と勝手に宣言して就活していたので、パフに入社することを決めたあと「パフっていう24人の会社に就職決まったよ」と報告しましたが反対されませんでした。
(きちんとホウレンソウができているいい事例ではありませんが、親も覚悟を持つ時間が必要なのかも。と思いました)
最近、企業の採用担当の話を聞いていても、意外と多い辞退理由が「親に反対されたので」…。
自社への入社を決めてくれなかった悲しさももちろんありますが、自分の人生なのに本当にそれでいいの!?と思ってしまいます。
いろいろと調べてみましたが、親の反対を理由にした内定辞退が増えているのは、ここ4~5年のようです。
「オヤカク」という新しい就活ワードも登場しており、世間の関心度の高さがうかがえます。
オヤカクとは、親から反対されて内定辞退することを危惧し、親も入社を承諾していることを確認する行為のこと。
学生自身は入社したいと思っていても、
・中小、ベンチャー企業だから
・有名企業に行ってほしい
・福利厚生が不安
などなどの理由で実は親が反対していて最終的に内定を辞退される、というケースを未然に防ごうという目的です。
就活生の皆さんからしたら、親に相談して決めることの何が悪いのか、という感覚かもしれませんが、イチ社会人としては、人生の大事な決断を親にゆだねてしまっていいのだろうか!?と思います。
そんなこと言われても、親を説得できない!という方のために、学生時代親を説得しきれなかった経験を思い出しながら、こんなことを話してあげると親御さんが安心するんじゃないかな?と思うことを書き綴ります。
ぜひ、諦めずに対話をしてみてください。
1) なぜ反対しているのかを聞く
ここが解決しない限りは前には進みません!
けっきょくのところ、この問題の本質はわが子に苦労をさせたくない、幸せになってほしいという親の心配だったりすることがほとんどだと思います。
福利厚生?ブラック企業かどうか?あなたがやっていけそうな労働環境か?安定しているか?
自分の親が何を持って反対しているのかを知りましょう。
2) その企業に入社したい理由を、なるべく具体的に話す
「ちょっと反対意見を言っただけで覆るような意思で就職先を決めてほしくない。」
どんな会社に就職しようとしているとしてもこの想いはあるはずです。
どうやってその企業と出会ってどうして入社したいと思ったのか、などなるべく具体的に話してみましょう。
どんなふうにその会社で頑張れそうか、思いのたけをぶつけましょう!
3) 金銭的な安心を示す
大学生のときは、奨学金を借りたり大学の近くの安いアパートに住んだり、(必要があれば親の支援を得たり、)いろいろと援助が受けられることはたしかです。
しかし、就職したら奨学金は返さなければいけないし、保険や年金も払わなくちゃいけない。2年目以降は住民税まで引かれて、手取りは思っていたよりも少なくて悲しくなります。
そこから家賃も引かれて・・・。なんていう状況で、本当に生活していけるのか?と不安に思ってしまうのでしょう。
特に、初めての一人暮らしを県外でする可能性がある人は、親の金銭的な心配はとても大きいと思います。
基本給(1年目の想定月給)、家賃、光熱費、スマホ料金、食費、奨学金の返済 などなど、どのくらいお金がかかりそうなのか?をざっくりシュミレーションして説得できると心強いですね!
身近に社会人がいる人は、どのくらいお金がかかるのか?ぜひ、聞いてみてください!
ぜひ、参考になれば幸いです。
もし親が反対していない場合でも、上記を伝えてあげると、安心してくれると思いますよ!
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そもそも何を持って決めたらいいのか悩む方へ。