2022/10/20 UP
こんにちは。職サークル運営事務局・パフの阿久根です。
秋も深まってきた今日この頃ですが、皆さんはいかがお過ごしでしょうか?
読書の秋、食欲の秋、芸術の秋…
秋を例えるさまざまな言葉がありますが、私は「変化の秋」でした。
今日のテーマは、「社会人5年目の壁の乗り越え方」です。
少しだけ、私の話にお付き合いください。
春から夏にかけて社会人向け講座に通い、ワークショップデザイナーの資格を取得しました。
そこで出会ったいろいろな境遇の方々との交流にとっても刺激を受けた半面、
「今のままのわたしで本当に良いのかな?」と漠然とした不安を抱えるようになりました。
20代の受講者がほぼおらず、人生の先輩たちに囲まれる中で、
その方々も紆余曲折あっての”いま”なのだと思うのですが、ただただ現時点での自分との差に焦りを感じるばかり。
同時に、パフでの仕事でも、たくさんの「はじめて」に向き合っていました。
はじめてお客様の採用戦略の立案に関わるようになったり、
会社として売っていきたい商品のプロダクト担当になり、「社員にどうやって売っていってもらうか」考えたり、
チームリーダーになり、営業数字の達成のための数字を組み立てたり。
毎回頭の使い方が違うし、「何が分からないのかが分からない」!
新入社員の頃に戻ったかのように、”何も出来ない自分”をひしひしと感じてしまい、苦しいなあ、と思うことがたくさんありました。
ある時突然涙が止まらなくなってしまい、そばにいた先輩に話を聞いてもらい落ち着きを取り戻したのですが…(大岡さん、横山さん、ありがとうございました)
周りの人がすごくいきいきしているように見えて、自分との差を感じてしまう。
いつこの状態から抜け出せるのかが分からなくて、途方に暮れてしまう。
色々な葛藤を感じながらも、毎日、ただただ過ごしていたら
ある時すっと晴れ間が見えるように、打開策が見つかって、楽になって、今を過ごしています。
ここ1~2ヶ月の心の動きをあらためて振り返ってみると
壁を乗り越えられたのは、
・「わからない」状態があることを受け入れる
・とにかく、向き合う!疲れたら無理せず休憩する
・出来なくても続けてみる
この3つをずっとやっていたからかなと思いました。
社長の吉川さんとの面談でも弱音を吐いてしまっていたのですが、
「できないことを頼まれるのは、できる能力があると認められているってことなんだよ」と言っていただいたことも、
自分にはない視点をもらえてとても力になりました。
物語には、「ハッピーエンド」があります。
でも、人生では「いつまでも幸せに暮らしましたとさ」ということは、日常ではまずありません。
就活で第一志望の会社に入れること、憧れの仕事に就けること。
自分にとって一番求めていることが手に入ったとしても、
手に入れたなら手に入れたなりの、手に入らなかったら手に入らなかったなりの、
嬉しさも悲しさもつらさも不安も出てきます。
最終的な成果だけでなく、その経過にある、不安定だったり、葛藤を抱える自分のことも
ぜひ大切にしていただきたいなと思います。
そして、いくつになっても不安になって良いんだよ!!
とみんなに伝えたいです。