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コラム

2020/04/10

皆さんのお悩みに、社会人が回答!
第16回:内定を複数もらったけど、どうやって決めたらいい?(大学4年・男子)

■今回のお悩み■

内定を3社からいただいたのですが、どうやって入社する会社を決めたら良いのかわかりません。どこまでやったら、満足して就職活動を終えられるのでしょうか。(大学4年・男子)

若手

若手写真

内定をもらうと、人生の「決断」を迫られているような感覚になるよな。
ほんまにここなんかな、とか、ほんまにこれでいいんかな、とか、もっと会社と会えるんちゃうかな、とか。
就活の中で一番と言ってもいいくらい、いろんな悩みとか思いがあふれてくるねんなぁ。

しかも、どんなに悩んでも、なかなか簡単には決められへんのが、また厄介。
就活のマニュアル本は山ほどあるのに、この「決断」については、一切ないから、よけいに悩むし、わからんくなる。

ベテラン

そうだね、肝心の「決断」については、ノウハウが書いていない。一番重要なのに、皮肉なことだね。
そもそも、なぜ、この「決断」で悩むんだろうか。

「どうすれば決断できるかわからない」。
おそらく、多くの場合が「考えられない状態(思考停止)」に陥っているのではないかな。この状態で無理やり結論を出そうとすると、表面的な情報(会社規模や条件、知名度等)で決めてしまったり、他人の意見で自分の意思が揺らいだり、ということが起こってしまうんだ。

この、「考えられない」状態を脱して「決断をする」には、二つのことを知る必要があるんだよ。

一つは、判断基準( いわゆる「軸」)はなにか?ということ。自分が持つ判断基準が分からなければ、そもそも決められないし、決断に納得性も出ない。どうすれば自分が納得できるのかを知っておく必要があるよね。

そして二つ目は、判断材料は十分かどうか、ということ。判断基準が何かわかると、次は迷いを消していくために、判断に必要な情報を収集することが必要になる。情報が揃って初めて、決断を下すことができるんだよ。

この「決断」というものは、これまでの学校教育では経験しない、多くの人にとって不慣れなもの。

だからこそ、後悔のない「決断」をするためには、次のことが重要だ。

1)「答え」は与えられないことを知る
迷った時、誰かに相談する人も多いと思うけれど、相談でできることは、あくまで「判断材料」を収集すること。決断の時がきたら、自分で決めよう。他者は、他者の価値観で思ったことを好きなように言えるし、決断に責任を取るわけではない。それが、親だとしても、一緒だ。「答え」を出すのは自分。

2)「正解」はないことを知る
「決断」は、当たり前だけれども、試験問題とは違う。つまり「正解」がないんだ。
これこそが、就職マニュアル本に「決断」のしかたが書かれていない理由だよね。「正解」である保証がないからこそ、「この『決断』を、将来振り返ったときに『正解』だったと思えるようにしよう」という、覚悟と納得こそが重要なんだよ。

これらがわかれば、最後は自分の「決断」に自信を持つことで、後悔のない「決断」をすることができるよ。

よく「社会人生活は決断の連続」だと言われる。
要求される決断のスピードや、決断による影響範囲の大きさが、学生時代と比べると何倍も違う。

社会で求められるのは「限られた時間」で「限られた情報」を元に、「正解」ではなく「自分の考え得る最適解」を導き出すという能力なんだよね。

そういう意味では、就職活動の決断というのは絶好の実践トレーニング。
これを他人に委ねたり、迷っているだけで考えることを放棄してしまうのは非常にもったいないと思うよ。

決断の結果は何でもいい。
大事なのは何を選んだか、ではなく「自分を納得させる術を知る」「決断したら迷わない」ということだよ。

若手写真
結論!

どの会社にするか、という「決断」に正解はない!
判断材料をそろえたうえで、最後に決めるのは「自分」。
「自分」の「決断」に自信を持とう。

今回の【職サークル通信 第39号】は以上です。
次回もお楽しみに!

☆今回の執筆者/石上 夏花(いしがみ なつか)

京都府出身、新卒3年目(イシガミって・・?

☆職サークル通信編集長/清水 真理(しみず まり)

福岡県出身、新卒で入社し現在7年目(シミズって…?

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