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学歴を嘆いても、変えられないものは変わらない

学歴を嘆いても、変えられないものは変わらない

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2020/11/19 UP

先日、大学生と社会人の勉強会に参加してきました。そこには、就職活動を終えて、来年4月から社会人になる大学4年生と、これからまさに就職活動を迎える大学3年生が参加していました。

3年生のある女性がこう質問しました。「私の大学は、有名ではないし、偏差値も高くありません。キャリアセンターに就職活動の相談をしても、どうせ大手企業は受からないのだから、夢を見ずに、今の時期から中小企業のことを調べておきなさいと言うのです。どう思われますか」

すると、4年生のやはり女性が答えました。彼女は誰もが知っている大手企業の内定者でした。「私の大学も偏差値は高くないし、本当は行きたい大学でもありませんでした。しかし、私の大学が世間でどう見られているかは、自分で変えることはできないと気づいたんです」

「だったら、『本当はこんな大学入りたくなかったのに』と4年間過ごすよりも、『自分は偏差値が高い大学の人に負けないように、大学生活を必死で頑張ろう』と決めたんです。自分に自信を持って臨めば、就職活動に学歴なんて関係ないと思います」と、彼女は言い切りました。

それを聞いていて、私は感心してしまいました。

そうです。「大手企業を受ける」のも「中小企業に絞る」のも、自分で考え、行動して、決めること。大手企業は確かに倍率も高く、狭き門です。一方、大手企業に入れば誰もが幸せになれるわけでもありません。自分は、どっちだったら納得できるのかを考えることが大事なんだと、改めて感じました。

次は阿久根さんです。

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