2022/05/27 UP
こんにちは、みぐさんことカミグチです。
最近なぜか、上口ではなく谷口とか山口とか間違われることが増えています。なぜなんでしょう?笑
(滑舌の問題も多分にあるとわかってはいるのですが・・・笑)
僕は就職活動の時に2種類ガクチカを作ってみていました。
一つ目が、所属していた学生団体の話。
二つ目が、予備校でのアルバイトの話です。
まあいわゆる「よくある」エピソードですね笑
とはいえ、僕はこういう「ガクチカ」とか「自己PR」とかが物凄く苦手な人間だったので、
「あえて」ガクチカっぽくなく、思っていたことや曖昧なことをそのまま書いてみようと思っています。
具体的に書けない・・・!と悩んでいる方は、上口の記事も読んでほしいですが、
どちらかというと平原さんのこの記事の方が参考になります。ぜひ。
基本的に2種類のガクチカを持っていたものの、基本的には予備校でのアルバイトの話をしていました。
なので、今回はこのネタに絞って書いてみます。
僕が大学に入ってから力を入れた活動は、大学受験の予備校でのアルバイトです。
大学に入ってすぐに、受験生時代にお世話になった予備校で、チューターとしてアルバイトを始めました。
始めたての頃は、「生徒のわからないところが教えられればいいんでしょ?」とだけ思っていました。
そのため、生徒が誰か、どのようなバックグラウンドがあるかを考えず目の前の問題にだけ向き合って指導をしていました。
確かに自分の助けで点数を伸ばしたり、志望校合格ができた生徒もいたと思います。
ただ、ふと「これって本質的ではないな」と感じたのです。(おそらく大学2年生になったあたりです)
もちろん、予備校のスタッフとしては「所属している生徒の志望校合格」を目指していくのですが、
教育の視点から見たら、ただ合格させるだけだと物足りないなと思いました。
そのため、「計画する力」や「実行する力」、「自分で考える力」などこれからの社会で生き抜いていく中で必要になるであろう力をつけられるようなお手伝いもできるようになれば、もっと本質的な教育ができるのではないかと。
そのようなことを大前提としながらアルバイトをしていました。
そのため、明確に点数を何点上げた、や偏差値をどれくらい上げた、ということは重視していませんでした。
もちろん、最後の数カ月で追い込んで30-40点上がった生徒もいますが、その生徒の頑張りによるものだと思います。
その頑張る土壌を作ることを手伝えた、という側面はあったかと思いますが。笑
今でも週に1回、数時間であれば(必要とされるのであれば)教えに行きたいな、と思うレベルで充実していました。
アルバイトから学んだことも多く、お世話になった先生・上司には感謝をしてもしきれないです。
学んだこととしては、
・ただ出された問題を解くだけでは不十分(相手のゴールを理解して、それを超えていくこと)
・チューターの後輩に対して自分の思考を残していく仕組みの考え方(それぞれの人の特徴を掴もうとすること、その人たちに合った考え方・やり方まで考えてみること)
・本質的なところに向き合うこと(問題の答えを教えるのではなく、問題の解き方や向き合い方を一緒に考えること)
のようなものがあげられるかと思います。
とまあ、だらだらと書いてみました。
いわゆる「具体性」「数字」というガクチカっぽい要素のものが全くありません。
正直、「エントリーシートだけ」での選考なら落ちる可能性の方が高いと思います。
数字がある方がイメージがしやすいですし、全体的にぼやけていて、かつ字数も多いからです。
逆に考えてみましょう。その人の志向性や考え方について知るものが欲しいということであれば、
意外にこういう文章でも役に立つのではないでしょうか?
(僕の文章は冗長なので、削るべき箇所も多分にありますが・・・)
・どういうことを大事にしてアルバイトをしていたのか。
・バイトの中でどういうことを感じたのか。
・点数に関してどういうことを感じているのか。
など、「上口らしさ」というものが伝わるような文章にはなっているのではないかと思います。
ちなみに僕はこういう文章が大好きなので、こういうエピソードを聞けると個人的には凄く嬉しく思うタイプですw
ガクチカって、ともすればありふれたものになりがちです。
だからと言って、話を盛ったりないことをあるように書くのは論外です。
最後に、一度企業の方の目線に立ってみましょう。
どうせたくさん読むなら 「自分らしさ」が出てくるような文章の方が、あなたは読みたくないですか?笑
今、インターンシップの選考に向けてエントリーシートを書いている方も多いと思います。
自分に合った書き方で、自分らしい文章ができるように、試行錯誤してもらえたらと思います。
採用担当の人も受ける側からは完璧に見えますが、別にそんなことありません。
こんなブログもカカさんが書いているので、ぜひ読んでみてください。
⇒若手採用担当者の悩みとは?新卒採用にかかわる人事のリアルな声