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第3回:結婚後も働ける大手に行きたい(大学3年・女子)

職サークル通信

皆さんのお悩みに、社会人が回答!
第3回:結婚後も働ける大手に行きたい(大学3年・女子)

2019/10/04

■今回のお悩み■
私は大手企業に就職したいと思っています。でも、面接で自分をアピールする方法がよくわかっておらず、他の人と差をつけられるのか、通用するのか不安です。 また、産休・育休の制度がしっかりしているか、産休明けに戻りやすい環境であるかを重視して選びたいのですが、数多くある企業からどうやって選び出せばいいのか分かりません。どうすればいいのでしょうか。 (大学3年・女子)

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まず、面接で“通用するのか”というのは少し変だなと・・・。多くの学生が勘違いしているところですが、面接は自分をアピールする場というよりも、企業も学生も、お互いの自己開示をする場です。本音で向き合うことによってでしか、本当に自分に合う就職はできません!アピールだなんて思わずに、自然の、ありのままの自分で臨んでほしいです。
また、産休・育休の制度は女性であれば気になるところですよね。ただ、私は戻りやすい環境は自分が作るものだと思っています。例えば、産休・育休明けにも戻ってきてほしい人材であること、戻ったときにその期待に応えられるパフォーマンスを発揮できること。ご存知かもしれませんが、産休・育休は法律で定められた制度なので、必ず取得することができます。ただし、休業明けに同じ部署・立場に戻ってこられるか、となると話は別です。休業前に、どれだけ会社にとって必要な人間になっているか、職場の同僚から戻ってきてほしいと思われる人間になれているか。先のことを考えると、制度や環境が充実しているか、よりも大事なのはそこなんじゃないかなと思います。

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面接で通用するかどうかは、今からの行動次第だと思います。
自己分析をしっかり行い面接官に自分の気持ちを、いかに正確に届けられるかで変わってくるのではないでしょうか。
会社の探し方は、色んなチャネルを使ってひたすら調べるのが一番です。ちなみに私は、興味のある会社の競合とか、就活中に知り合った就活生にオススメの企業を聞いたりして見つけていました。面談を経て企業紹介をしてもらえるエージェントなども活用をしていました。
不安がたくさんあると思いますが、周りを頼りながら自分の明るい未来のために頑張ってください。

まず、大手に興味があるのはなぜでしょうか。中小企業でも女性が働き続ける環境を整えている会社はたくさんありますよ。
そもそも、大手には通用しない、中小企業には通用するというのも1つの偏見です。中小企業でも大手より厳しい採用基準を持っているところはたくさんあります。大手でも採用人数が多く、なかなか学生が集まらない会社もたくさんあります。
何が言いたいのかというと、規模や知名度にとらわれずに企業とたくさん向き合ってみては?ということです。

通用するかどうかについて。
あなたがその企業で活躍できるかどうかは、残念ながら学生側からはほとんどわからないのが実態です。どうしたって働いたことがないのですから、自分の能力や行動傾向、思考がその会社の活躍要件に合うかどうかなんてわかりません。
要は、受けるしかないのです。受けて、受かれば、マッチしていると会社が判断したということ。
一方で、その会社の人々の考え方や価値観、雰囲気があなたに合うか、仕事に意義が見いだせるかはあなたにしか判断できないことです。
双方が合うと思って入社するのがマッチングです。
通用するかどうかではなく、自分は何に一生懸命になれるのかちゃんと考えて、一生懸命になれそうな会社をたくさん受けてみることをオススメします!

2つ目。産育休、その後の復帰のしやすさを大事にすることは悪くないですが、女性は守られてしかるべきと思うのは大違いです。企業はどこだって価値貢献してくれる人を大切にします。
どうしても働けない期間があっても、それを押してなお働き続けて欲しいと思われる人材になるべきです。
同じ女性として、制度に甘えるのではなく、制度に感謝しつつも、制限のある中でどうやって最大限の価値を発揮できるかを考える女性であって欲しいです。

産後の復帰はもちろん前提としつつ、男女関係なく若いうちから難しい仕事にチャレンジさせてくれて力をつけられる企業を選んでみてはどうですか?

ちなみに、経験者が、腹に力を込めて言いたいこと。
女性が気持ちよく働き続けるためには会社選びも大事ですが、
それ以上に「単身赴任にならない」「家事育児を自分と同等にこなせる」「お互いの状況をちゃんと理解し合える」旦那を見つけることの方が(もしくは旦那をそのように育て上げることの方が)
圧 倒 的 に 大事ですからね!

最後。面接について。
他人と差をつけようとするのではなく、自分を正しく理解して、正しく伝えることが大事です。どうやればいいかわからない?
パフのイベントに行ってみよう!

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結論!

産育休の取りやすさ・復帰のしやすさは制度よりも、自分の価値次第!

新入社員サトミンの感想

今回はそれぞれ、違う視点からのアドバイスでした。さすが、経験者のベテランの方の言葉は重みがありますね。個人的には、こうやってたくさんの人のいろんな視点の考え方を聞いて、悩んで、表面的に終わらない就活をしていただきたいなと思います。実践して、つまづいたら、またご相談ください!

☆今回の執筆者/里見 瑛梨奈(さとみ えりな)

新卒1年目(https://bit.ly/2JzV2XE

愛媛県出身、医療系大学出身のリケジョ。

☆☆職サークル通信編集長/清水 真理(しみず まり)

福岡県出身、新卒で入社し現在7年目(https://goo.gl/GvU1a9

生まれた時からホークス(野球)ファン、11歳から新選組ファン。

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