2021/07/14 UP
こんにちは、職サークルの平原です。
私はイベントの自己紹介で「旦那がイケメンです」と言うことを決めているのですが、一緒に参加していた後輩が「もう50回きいていますwww」などとチャットを入れていたことにイベント終了後に気づきました。
はい、何回でも言います。旦那がイケメンです。
さて、いよいよ夏目前!
早めに就活を始めた方は、インターンシップ選考を受けてみた方も多いのではないでしょうか。
選考に合格し、インターンシップの参加が決まった方もいれば、5時間かけて書いたエントリーシートであっさり不合格になってしまった方もいるのではないでしょうか。
学生さんと話していても「インターンシップに落ちすぎて、自信喪失、モチベーションダウン、やる気が出ません」と言う方が多くいらっしゃいます。
皆さん全力で言いたい。
気にしなくていいよ!
その理由をまとめていきます。
1.選考があるインターンシップはごく一部。「選考無」もたくさんある
2.「選考有」は枠が少ない。そして大体は大手人気企業
3.インターンシップ選考で不合格だったとしても、本選考で再チャレンジできる
4.採用裏側事情:早期選考があるかどうかは、インターンシップの選考有無に関係ない
5.採用裏側事情:エントリーシートで合否を出す場合の合格基準 場合分け
さあ、一個ずつご説明していきますよ。
1.選考があるインターンシップはごく一部。「選考無」もたくさんある
書いた通りですが、実は企業のインターンシップは説明会同様、予約すれば参加できる「選考無」のものが非常に多く存在します。選考有よりも、圧倒的に多いです。
それなのにみんな選考に落ちて凹んでいるのはなぜ?
実は、こんなからくりがあります。
・インターンシップ実施時期はだいたい学生の夏休み期間スタート。8月以降の日程が多い
・選考無、8月開催のインターンを6月から受付てしまうと、予約しただけで参加しないドタキャンが増える
・参加率を保つため、8月のインターンシップは7月くらいから徐々に公開する
(そもそも前年の採用活動に手一杯で6月から動けていない企業が多い)
・6月頭から受付をしているのは、6月~7月に選考を実施する「選考有」のものが多くなる
ということで、6月に意気込んでインターンシップに応募しようとナビサイトを見てみると、大半の企業が「選考有」のインターンシップを掲載しており、インターンシップ選考に合格しないと、インターンシップには参加できないんだ!という勘違いをしてしまう方も多いと感じています。
全然違います。「選考無」たくさんあります。
2.「選考有」は枠が少ない。そして大体は大手人気企業
そして、「選考有」にするインターンシップは、そもそも枠が少ないのです。
1DAYでサクッと参加できるものなら多数開催して選考も不要でしょうが、3日間、20人とかでみっちりやるものについては、多数の開催ができません。
大手人気企業だと20人の枠に数千人応募することも。
20人に入れたらラッキー。
入れなくたって、その企業から1DAYの案内などがそのうち届くでしょう。
(大手人気企業は、応募が集まりすぎてしまうので、本当はみんな通してあげたいけれど受け入れ切れず、仕方なく選考をしているケースも多いです)
つまり、選考無のインターンシップは、7月以降サイトで予約し放題、参加し放題です。
大手人気企業の選考無も、出てくる可能性があります。
そして何より…
大手だからといってインターンのコンテンツが素晴らしいとは限りません。
大手だからといって、あなたにとっていい会社であるとは限りません。
とにかくたくさん行動して社会を広く見てみたい人は、選考無のインターンにたくさん行ってみましょう!
つい先日、同じテーマでホサカもコラム書いてましたね→https://shokucircle.jp/yomimono/tips/tweet20210712/
3.インターンシップ選考で不合格だったとしても、本選考で再チャレンジできる
「インターン選考落ちたってことは、本選考も望み無。もうこの企業受けちゃダメなんだろうな・・・・」
これもよくある勘違いです。
インターンシップ選考と本選考はまったく切り離して考えている企業がほとんどです。
インターンは少ない受け入れ枠に対してやむなく選考をしていますので、自社で活躍する可能性がある方についても不合格を出さざるを得ないのです。
インターンシップに参加できなかった人たちをどうやってフォローするか、そのフォロー策を考える企業もたくさん、たくさんいます。
インターンシップ落ちたから、本選考参加してはいけないのではないか、と思う方もいますが、その企業に興味があるならガシガシ応募しましょう。
4.採用裏側事情:早期選考があるかどうかは、インターンシップの選考有無に関係ない
とは言っても、選考有のインターンシップに参加しないと早期選考に参加できないんでしょ?
という声が聞こえてきそうですね。
答えは「いいえ」です。
・選考有のインターンに参加したからと言って、早期選考があるとは限りません。
・選考無のインターンに参加しても、早期選考の案内が届くことは全然あります。
・インターンシップに参加していなかったとしても、本選考に応募できます。
感覚値ですが、早期選考で埋まってしまうかもしれない採用枠は、全体の30%程度ではないでしょうか。
100名採用の企業であれば、30名がインターンシップ参加者で埋まる。
もちろん企業によって差はありますが、だいたいはこんな感覚で、圧倒的に本選考の方が枠が多いのです(もちろん、応募数も増えますけどね)
5.採用裏側事情:エントリーシート(ES)で合否を出す場合の合格基準 場合分け
これね。もうぶっちゃけて言ってしまいますけど、
多くの企業ではエントリーシート選考段階で、エントリーシートを読んで合否を出してはいません(´;ω;`)ウゥゥ
エントリーシートは面接の準備資料として、面接官が面接前にじっくり読んでいます。
じゃあエントリーシート選考では何で判断してんのサ?
私が人事担当者からよく聞くジャッジ基準はこんな感じです。
・提出してくれたら合格(合格率100%)
→応募の意思確認として、一定のハードルを課しているだけ。出してくれたら全員合格。
・ざっと見ておかしなところがなければ合格(合格率9割くらい)
→枠の1/3も埋まっていない、文章が理解できないなどを省くだけ。基本的には出してくれたら全員合格。
上記の場合、実際の合否はそのあとの適性検査の結果で決めている企業が多いです。適性検査って、1人受検するのに数千円かかるんですよね。意欲の低い人に数千円払いたくないので、意欲高い人だけにするためのエントリーシート選考だったりします。適性検査の場合は、学力の点数で切ることもあれば、自社にとって重要な性格項目で切る会社もあります。
・学歴フィルター
→初めにお伝えしますが、学歴フィルターを設けている会社は多くはありません。
が、中には大学名でザクっと切っている会社はあります。
基本的には学歴不問だけれど、一部の職種にだけ学歴フィルターがある、なんて場合もあります。
なぜ学歴を見るかと言えば、その人が過去にどれだけ勉強してきて、
どれだけ学びを身に着けてきたかのわかりやすい指標だから。
一概に大学名だけでは判断できないことは100も承知で、どこかで足切りを
しなければならない場合に大学で判断、という企業もあります。
そんなの人間性度外視じゃないか、と言われるかもしれませんが、その後の
面接で人間性をジャッジしています。最終的には人間性も満たした人しか
採用しません。その企業での活躍に「頭の良さ」や「理解力」などが必要だと
定義している場合、学歴も一つの指標なのです。。。
ナビなどの掲載している「採用実績校」に自分の学校名があれば、少なくとも
あなたの学校だから採用しない、ということは起きませんので、目安になりますね。
・しっかり読んで合否を出している
→これは学歴フィルターを用いている会社より少ない印象ですが、一人一人
読み込んで合否を決めているケース。
特にインターンシップだと、応募動機やなぜこの業界・仕事に興味があるのか
といったような理由に着眼していることが多いかも。
いかがでしたでしょうか。かなり赤裸々に書きましたが、言いたいことは一つ。
インターンシップ選考落ちたからと言って落ち込む必要無!!!!!!
社会はあなたが思っている以上に広くて深くて面白いので、ぜひ知らなかった業界、
小さな会社のインターンシップなどもに着眼し、行動を重ねてみてくださいね。
絶対に今より良い未来が見えるはずです。