2022/04/12 UP
こんにちは、職サークルの平原です。急に日差しが強くなりましたね!
日曜日は娘と大きな公園でレンタサイクルや水上ボートなどを楽しみ、バテました。
春の熱中症には要注意ですね。
さて、「Googleトレンド」という機能があります。
https://trends.google.co.jp/trends/
今就活生の皆さんはどんなことを検索しているんだろう、と思って「面接」でトレンド検索を掛けてみました。
「面接」という単語とセットで検索されているキーワードが出てくるのですが、トレンド1位は
「二次面接で聞かれる事」でした。
なるほど~4月に入り、二次面接に進む方も増えてきたんですね。
そこで、「二次面接で聞かれる事」をGoogleで検索してみるとたくさんのノウハウページが出てきました。
・二次面接では自社への志望度が高いかどうかをジャッジする
・逆質問は「その学生を採用すべきかどうかを判断するため」に聞いている
→逆質問一覧はコレ!
・基本的なマナー、言葉遣いができるかをジャッジしている
などなど、たくさんのありがたいお言葉が並んでおりました。。。。
確かに、これらを実際に重視している企業もいるかもしれませんが、
採用活動の支援をして18年目の私の目からは
え?????????マジで????
というものばかりでした。
・二次面接では自社への志望度が高いかどうかをジャッジする
↓
■志望度は、あくまで参考程度!企業は志望度が高い人ではなく、自社で活躍する人を採りたい!ぶっちゃけ志望度低くても優秀な人に来てほしい!!!
・逆質問は「その学生を採用すべきかどうかを判断するため」に聞いている
↓
■逆質問は、純粋に学生の疑問を解消したい!説明会で聞いておいて~みたいな浅い質問だと
がっかりする面接官もいるけれど、別に逆質問でジャッジはしてないから!!
・基本的なマナー、言葉遣いができるかをジャッジしている
↓
■基本的なマナー、言葉遣いも大事だけれど、それよりもあなたの素顔、笑顔が見たいんじゃー!!!
これが採用担当者、面接官の本音です。
じゃあ何を準備しておけば良いの?というアナタ。
面接準備のためには、
①何を突っ込まれでもしっかり答えられるくらい、自分を知っておくこと。
②自分と企業(仕事)のマッチポイントを言語化しておくこと。
この2点です!!
①を深めるために「STARフレームワークを使ったコンピテンシー面接の流れ」をお伝えします。
これはオンライン面接が主流になり、導入する企業も増えてきた「構造化面接」の中でも最もポピュラーな方法です。このまま面接で同じようなことを聞かれることも、多数あるはず。
これに沿って、ご自身の経験をググっと棚卸してみては?お友達とペアになって、質問し合うと深まるよ!
STARフレームワークとは
Situation(状況)
Target&Task(目的・課題)
Action(行動)
Result(結果)
これを順に質問していく面接手法。面接官研修で指導することも多い、ベタな質問デス。
しっかり聞けば、応募者の具体的な行動や思考を掘り下げて聞き出せるのです。
STARフレームワークでの質問の流れ例
・あなたが学生時代に力を入れて取り組んだことを教えてください
・どんな問題や課題がありましたか。
・あなたがとった行動とその理由は?どんなことに苦労しましたか、工夫をしましたか。
・どんな成果が得られましたか。あなたは周囲にどんな影響を与えることができましたか。学びは。
ココでポイントなのは、あなたがどんなレベル感で行動をとったかです。
コンピテンシーレベルの5段階
コンピテンシーレベルとは、こんな5段階に分けられます。
1)受動行動(言われたことをやっただけ)
2)通常行動(やるべきことをやるべき時にやっただけ)
3)能動・主体行動(自ら考え、判断し、行動した)
4)創造・課題解決行動(自分のやるべき範囲にとらわれず、課題解決のために工夫して行動できた)
5)パラダイム転換行動(既成概念にとらわれず、斬新なアイディアで成果を上げた)
小さくても、あなたが自分なりに考え、判断し、行動したエピソードをたくさん見つけてください。
そしてなぜそう考えたのか、判断したのか。自分の中にある価値観や行動原理を見つけ出して言語化してください。
企業が一番知りたいのはそこですよ~~~!!
▼逆質問について知りたい人はこちらもどうぞ
https://shokucircle.jp/yomimono/uself/honne210812/