2024/05/30 UP
こんにちは。カミグチです。
ゴールデンウイークも気づいたら過ぎ、祝日がない期間に入りましたね。
メリハリをつけていっぱいいっぱいになる前に休めるように過ごしていきたいですね。
今日は、この時期によくある「内定辞退」について書いていきたいと思います。
あくまで個人の主観ではありますが、こういう風に考えれば安易に承諾後辞退にならないのでは?と思うところもありますので、悩んでいる方はぜひご覧いただけたら嬉しいです。
まずはお品書き。
①明確な第1志望の企業がある人向け
A 今回内定を得たのが明確な第2志望の企業の人
B 今回内定を得たのが明確な第3志望以下の企業の人
C 今回内定を得た企業の志望順位が明確になっていない人
②明確な第1志望の企業がない人向け
A なんとなくここが第1志望かな?がある人
B なんとなくでも「志望順位なんて決められないよ!」という人
あとがき:企業を絞るということ
①明確な第1志望企業がある人
A 内定を得たのが明確な第2志望企業の場合
順位が明確についているのであれば、キッパリ結論が出しやすい条件はそろっています。
第1志望企業の選考をやりきるまで待ってもらうのが自然ですね。
選考までの期間でやっておいた方が良いこととしては、もちろん選考対策。
ただ、改めて「実際に働くのであればどちらがいいか」ということについて考えておけると内定が出たとしても出なかったとしてもスムーズに判断ができますね。
ここでカッコをつけて強調したのは、「選考を受ける企業の選択肢として」の会社選びの軸ではなく
実際にその会社に入って働くのであれば、どういう条件がいいかという視点で考えてみてほしいからです!
(そうすれば採用担当の方に聞いておきたいことも思いつくと思います!)
また、現時点で第3志望以下の企業からも内定が貰えているのであれば
この段階で現在の企業ラインナップの中で比較して絞り込んでしまうのをおすすめします!
「企業を絞る」ということに関しては、あとがきに記載しているので、そこまで飛んでいただいて大丈夫です!
B 内定を得たのが第3志望以下の企業の場合
既に明確に志望順位が高い企業から内定を貰っている場合。
共通して実施するべきことと、少し異なることがあるので、それぞれお伝えします。
共通して実施するべきこととしてはAでお伝えした、
実際にその会社に入って働くのであれば、どういう条件がいいかという視点で企業を比較すること。
自己分析をさらに深めていって、「どんな環境であればイキイキ働けそうか」「仕事の進め方はどういうのだと良さそう?」だったり、実際に働くということをイメージしたうえで過去のエピソードを振り返ってみるのが良いと思います!
それを実施したうえで、明らかに志望順位が付くようであれば、ここで絞ってしまうのがおススメです。もし付かないようであれば、付いた企業だけ絞るのが良いです。
なので、明確に志望順位がついている方は比較的シンプルに決定のプロセスを踏むことができます。
C 今回内定を得た企業の志望順位が明確になっていない人
このパターンは結構決めるのが大変です。
もちろん第1志望の企業に合格をもらえればハッピーですが、そうなるとも限りません。
つまり、一応志望順位とまではいかなくても、第1志望の企業がダメだった時にどうするかは考える必要があります。
実施するべきこととしては、A・Bでもお伝えしたのですが、
実際にその会社に入って働くのであれば、どういう条件がいいかという視点で企業を比較すること。
単なる給料とか休日とかだけでなく、研修期間とか風土とか、そういったところもぜひ軸に入れて考えてみてほしいです。(休日2日のために平日5日間働くのはなかなか大変です。4年目の私からのアドバイスです。)
②明確な第1志望の企業がない人向け
もしかしたらこちらの方が多いかもしれないですね。細かめに頑張って書きますね。
こちらの方が「納得して」決めるために踏むべきステップは多い気がしています。
僕も頑張って書くので、皆さんもぜひ頑張って読んでくださいw
A なんとなくここが第1志望かな?がある人
イメージとしてはこのパターンの人はあとちょっと!な気がしています。
おそらくステップとしては「軸を固める」ということが一番大事です。
そこでまず思い出していただきたいのはなんで「この会社、いいかも」と思ったかです。
業界なのか、採用サイトの雰囲気なのか、オファー文面なのか、規模なのか。
そしてそれが業界や規模なのであれば、同じようなところを見てみてください。
見てみた中で「いいかも」と思ったのであれば、もしかしたらそのきっかけのところにポイントがあるかも?なので、それがなぜなのかを深掘りしてみてください。
もしオファー文面や採用サイトなのであれば、その雰囲気や文章の何が良いと思ったのかをぜひ深掘りしてほしいです。
(どっちにせよ深掘りは必要なので、自己分析を深める延長として頑張ってみてください・・・!)
B なんとなくでも「志望順位なんて決められないよ!」という人
このステップの人は、順を追って決めていく必要があると思います。
おそらくステップとしては「深める」⇒「固める」⇒「選ぶ」かな?
まずAの状態になるのが必要です。
そのためには、改めて自己分析を深める必要があります。
ヒントとしては「どんな環境であればイキイキ働けそうか」「仕事の進め方はどういうのだと良さそう?」だったり、実際に働くということをイメージしてみることが良いかと思います。
例えばですが、「じっくり一人前になるまで丁寧に指導してほしい」のか、「先輩社員に指導はしてほしいが、ずっと付きっきりというよりは一定自分でやってみたい」のかによって変わると思うんです。
研修の長さも同じ業種でもバラバラ。OJTの仕組みもバラバラ。
自分がどういう環境だったらより成長できそうか?などについて考えてみてはいかがでしょうか?
(安定性が大事なのであれば、どういう安定を求めたいかを深掘りしてみるといいと思います。)
困ったら身の回りの人やキャリアセンターの人などに話を聞いてもらうのもいいかもですね!
ただ、決めるのは自分の会社、自分の人生なので、それはお忘れなきよう!!!
あとがき「企業を絞るということ」
さんざんお伝えした「企業を絞る」ということについて最後に触れます。
これは個人の考え方にもよりますが、5社とか内定を持っている状態はあまりおススメしません。
と、いうのも入社するのは1社だからです。
ここで企業側の目線に立ってみると、いくつか内定をずーっと保留されると困ることがあります。
それは「採用人数が厳格に決まっている」パターン、「翌年の採用と並行して進めている」パターンがあります。(※ほかにもあると思いますが、いったん先にこれだけ)
採用人数が厳格に決まっている企業は、順番に内定を出している企業がほとんどです。
そのため、合否を保留している学生もいるはずです。あなたが行く予定が全くない企業に行きたい学生もいます。なので、もし行く予定がないのであれば早い段階で辞退するべきです。
また、大体の企業は「翌年の採用」も並行して進めています。限られた採用担当の人数で並行して進めるうえで、「どれくらいの人数の人が内定承諾するか」が採用活動を継続するキーファクターになります。なので、企業の方に「この方は内定承諾してくれるかも?」と思わせないことも大事です。
(保留にしている期間、出会えない学生もごまんといるので。)
ぜひ、決めるということに一定責任をもって、しっかり自分で自分の会社・人生を決めてみてください。これからの人生の重要な決断の一つです。ぜひ後悔がないようやり切ってください!
一社会人として皆さんのことを応援しています!
就活生の方向けにおススメの本は、平原さんからおススメいただいた以下の本です!
「働き方の哲学 360度の視点で仕事を考える」
昨年私が書いた記事ももしよろしければ読んでいただきたいです・・・!
内定承諾をする前にぜひ確認していただきたいこと~採用担当のリアル~ | 職サークル (shokucircle.jp)