2024/07/18 UP
内定承諾先を決める一つの要素として、福利厚生を始めとした「働きやすい環境かどうか」を挙げる人も多いのではないかと思います。1日8時間は最低でも仕事に打ち込むことになるうえで、そのあたり、結構大事なポイントですよね。
さて、あなたにとっての「働きやすい職場」って、どんなものでしょうか?
僕の場合で考えてみると、
・気軽に相談できる人がまわりにいる
・自分の知識や力をつけられる制度が整っている
・休日は仕事のことを忘れてゆっくり休める(連絡は受け取りたくない)
・出社時間が9時以降(できれば10時がいいかなw)
・理由によっては早退も認められる感じだと尚よいな…(フレックス勤務)
・できれば、往復電車のグリーン券も補助に出してしい(満員電車に揺られたくない)
・あ、住宅補助もほしいかも…(自分の趣味にお金をまわしたい)
・ゆくゆくは結婚もしたいし子供も欲しいし、男性でも育休が取りやすいところがいいな
ざっと、こんな感じ。
人によって働きやすいさに何を求めるのか、は違ってくると思うので、
これは必要、これは不要、というもの分かれるかと思います。
では、
あなたにとって、働きがいのある職場って、どんなものでしょうか。
これも、僕の場合で言語化してみると
・「やり方は任せるから」と、ばくっと任せてもらえる仕事ができる
・任せてもらう時に、なぜ任せるのか、上司から期待を話してもらえる
・自分の仕事がわかりやすく、だれかの役に立っている実感を持てる
・何か価値を生み出せたと思える、仕事ができる
・仕事を経験し、自分の成長実感を感じられる
・ひとりでこなすより、社内外問わずコミュニケーションを取りながら仕事ができる
・納得感のある人事評価制度がある
こんな感じです。
承認欲求高めのあまのじゃくな奴ですねw(めんどくさいタイプ)
これは、自分の過去の経験に紐づいているので、人によって違っているもの。
人によって、共感できる、できない、というものに分かれるかと思います。
例えば、
・ばくっと任せられるのではなく、細かく教えられながら仕事をしたい
・自分にまかせられた仕事をもくもく自分のペースで進めたい
・価値を生み出す仕事よりもミスをしないことで評価される仕事がしたい
など、こういった価値観を持っている人は、きっと僕が言語化してみた「働きがいのある職場」には共感できないとも思います。
さて、ここまで書いてみて、一度考えてみたいのは、
「働きやすい職場」は、” ない “と不満です。でも、あってもモチベーションはあがらないですよね。
「働きがいのある職場」は、” ない ”と辞めたくなります(その職場にいることがストレスに..)がw、あればあるだけ、よいですよね。
「働きやすい職場」と「働きがいのある職場」って、
言葉は似ているけれど、中身は全然違いますよね。
実はこれ、19世紀に論文で発表され、学術的に証明されている真理なんです。
アメリカの心理学者であるフレデリック・ハーズバーグ氏(Frederick Herzberg)の「How do you motivate your employees?(邦題:モチベーtションとは何か?)」というその論文は、『ハーズバーグの二要因論』として日本でもよく知られているものです。
話が少しずれてしまったので、もとに戻すと、
働きやすいは、福利厚生の比較で判断できるところですが、
働きがいは、福利厚生では見えてこない…。
この差って、かなり大きいように思います。
自分にとっての「働きやすい職場」と「働きがいのある職場」がどんなものなのか、
自己分析や企業研究をするときには、ぜひそんな視点で考えてみてはいかがでしょうか?
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