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就職活動の前に考えよう「働くとは」【ギャザリングレポート】

就職活動の前に考えよう「働くとは」【ギャザリングレポート】

りんか国際関係学部/4年

#24卒 #就活 #ギャザリングレポート #就活準備 #働くとは #職サークル

ギャザリング

2023/09/15 UP

こんにちは、24卒 学生委員のりんかです!
先日(7月4日(火))、今年度初めての職サークルギャザリングが開催されました。
今回のコラムはその参加レポートになります。よろしくお願いします!
ギャザリングとは人事と学生が‘’選考関係なく‘’ぶっちゃけてお話ができるイベントです。毎月異なるトークテーマに沿って、ざっくばらんに話し合います!)

今回のテーマは就活が本格的に始まる今だからこそ考えたい

働くとは」

夏のインターンシップ選考が直前に迫り、「どうやってインターンを獲得しよう?」「どうやって応募者を集めよう?」と近視眼的になっていませんか?
就職活動や採用活動は、その先にある「働く」ことに繋がっています。
誰もがイキイキと働くための就職活動・採用活動ができるように、
「働く意味」について考えていきます。

今回のゴールは
1.「働く」について語りたくさんの価値観に触れること
2.自分の考えを明確にすること

です!!

大まかなイベントの流れは以下の通りです↓↓↓↓

  1. アイスブレイキング
  2. お金を稼ぐこと以外に「働く」を通じて得られる価値は何なのか?
  3. 私は働くことを通じて何を得たいか

「働くことへのイメージ」を一言で

まず初めに、アイスブレイクとして「働くことへのイメージ」をチームに分かれて一言で話していきました。(社会人の方は学生時代に思っていた働くイメージ)
私は、学生2名・社会人5名(計7名)のチームに参加しました。
すると、下記のようなイメージが出てきました。

《ネガティブなイメージ》
・大変そう
・責任が伴う
・自分次第で(良くも悪くも)変わるもの
・働きたくない

《ポジティブなイメージ》
・人の役に立つことができる
・家族や生活を守ってくれるもの
・経済的余裕から、やれることが増える

参加者全体を見てみると、ネガティブなイメージの方が多く出てきましたが、社会人の方からは学生の時とイメージや考え方が変わったと言う話も出てきました。

お金を稼ぐこと以外に「働く」を通じて得られる価値は何なのか?

続いて、先ほどと同じチームに分かれて25分間
お金を稼ぐこと以外に「働く」を通じて得られる価値は何なのか?
について話し合っていきました。
実際に行われた話の流れに沿ってご紹介していきます。

  • 価値を得なくてはいけないのか?
    価値を得ることが目的ではなく、結果的に得ていたものが自分にとっての価値になる
  • 人との繋がりと受ける影響
    今までの道を振り返ると、人とのつながりが価値になったと思う

「仕事をしないでただ家にいるだけ、好きなことをするだけだったらどうなっていたんでしょう?」
「自堕落になってたんじゃないか、少し怖いかもしれない。」

  • 人から感謝されることが価値
  • いろんな人に出会えること、いろんな経験ができることが価値

人との出会い

沢山の人と出会えることは価値があるけれど、良い出会いだけではなく、相性の悪い相手と出会うことも多いという話が社会人の方から出ました。しかし、そんな人と出会ったからこそ、下記のような自身にとって価値のあるものを得ることもできたと考えている方もいらっしゃいました。
例)

  • 自分にはない考え方を知れる
  • ギャフンと言わせてやるというモチベーションにつながる
  • 反面教師になる
  • 自分の苦手なタイプがわかる

学生からの質問

これまでの話を踏まえて、まだ社会人経験のない学生側から2つの質問が出ました。

Q.仕事にやりがいがあると嬉しいんですが、実際ありますか?

A.自分が実際に経験して何かを感じること(プラスな感情が生まれること)がやりがいであり、何がやりがいなのかは人によって変わってくる。

  • 「やりがい」という言葉が好きではない
    採用活動中もやりがいを聞かれることがあるけれど、企業側から積極的に発信してはいけない、働いている人が感覚や達成感を実感しないと意味がないものだと思う。
  • 年齢や経験に応じて変わる価値観によって、何にやりがいを見出すのか変わってくる
  • どんな時も、「この仕事はやりがいにつながっている!」と良い意味で肯定的に捉えるようにしている

私も働いてからのイメージを持つために、社会人の方に「働く上でのやりがいはなんですか?」と聞くことが多くありました。しかし、ここまでのテーマについて人それぞれの考え方があるように、人によって感じ方や考え方が異なるため、実際働いてみないと自分にとってのやりがいはわからない場合がほとんどではないかと感じました。ただ、今までの経験を振り返り、自分は何に達成感を感じたのか、何を楽しいと感じたのか、ということを見つめ直してみると、自分にとっての「やりがい」や「やりやいこと」を見つけることができるのではないかと思います。

Q . やりがい以外に仕事を続けられる理由はありますか?

A1.(生きていくためなのは大前提として)社会から認められるために
社会から認められる・達成感を感じるなど、複合的に考えて「続けてもいいか」と思う理由になる

A2.自分がやらないと困る人がいる(責任感)

A3.その時自分が何に価値を感じているかによって変わる
価値観は変化していくもの(時々によって自分にとって価値あるものが違う)。だから、価値観の波にどうやって乗っていくのか(偽るのか、その波に乗って変わるのか)が大切だと思う。

「自分が楽しいと思う仕事でないと、ただ辛いだけになる」
「やりたくないなと思っていた人事は、今となっては楽しく感じている」

「やりがい」についての議論は、別グループでも行われていたため、そちらの回答もご紹介します。

  • 学生の時はお金以外に価値を見出していなかったが、人やチームのために何かをやれることに価値を感じるようになってきた
  • 自分が楽しいと思うことを「やりがい」と定義すると、その人の価値観によって大きく変わる
  • 何かをしている最中にやりがいはなく、結果についてくるもの

私も働いてからのイメージを持つために、社会人の方に「働く上でのやりがいはなんですか?」と聞くことが多くありました。しかし、ここまでのテーマについての考え方が十人十色のように人によって感じ方や考え方が異なるため、実際働いてからじゃないとわからないやりがいがほとんどではないかと感じました。ただ、今までのアルバイトの経験や学校での経験から、自分は何を楽しいと感じたのか、何に達成感を感じたのかということを見つめ直してみると、今の自分にとってやりがいを感じることは何なのか、見つけられるのではないかと思っています。

私は働くことを通じて何を得たいか

休憩を挟んでから、先程と同様のチームで「働くことを通じて何を得たいか」について25分間話し合いました。

ここでは私のいたチームで出た答えを、学生側と社会人側に分けて紹介していきたいと思います。(社会人の方は、今まで得てきたものを話してくださいました。)

《社会人側》

  • 達成感・承認欲求・人とのつながり等、自分にとってプラスになるものを得られたらお得だと思う
    人生の大部分を占めている仕事を少しでも楽しんで、満足な人生だったなと最期に思えるようになりたい。働く内容よりも、仕事に価値を見出すことで人生の充足感を得ることができると思う。
  • 安心感
    生活の安定・社会の一員として存在している・働いていない人とは違う見方が持てている(働いているというステータス)等の安心感を得ている。
  • その時考えていたことを達成できていることが得てきたもの
    達成したらまた新しい得たいものを見つけていく必要があると思う。今得たいもの(やりたいこと)は人材育成。

「何かを得たとしても自己満足」
「ゴールも正解もないから突き詰めていける」

《学生側》
(社会人の方からいただいたコメントも下に記載します。)

  • 成長したい
    仕事に関しても、人としても成長していきたい。ただ、社会人側の話を聞いて、もっと考え方を深めていきたいと思うようになった。

・社会人になってから、純粋に何かを得たいと思うことは無くなったと感じる。
・仕事に必要なこと(決められたテーマ)を勉強する機会はずっとある。しかし、その中で評価基準や成長基準が変わってくるから、全員が毎回100点は取れない。
・本当に成長している時は、もがきながら考え続けているときだから実感がない。後から「あの時成長していたんだ」と気がつく。

  • 楽しさ
    毎日続けることだから、せっかくなら楽しく働きたい。そうすれば辛いことがあっても乗り越えられるのではないかと思う。

・辛いことがないと楽しいこともない。マイナスの部分も知っているから楽しいと感じられると思う。
・何かを成し遂げる時、苦労すればするほど達成感を感じている。

宝くじが5億円当たったら仕事を「辞める」or「辞めない」?

お金

話進める中で上がったのが、「宝くじが5億円当たったら仕事を「辞める」or「辞めない」?」という話題です。

  • 何かしら仕事する
  • 農家になる(自分本位でできる仕事)
  • 辞めないと思っていたけれど、今は悩んでいる

というように、一生普通に生活できるくらいの資金を得たとしても、何かしらの仕事を続けたいと考えている人が多くいました。
仕事とは全く関係のないプライベートを過ごすことで新たに得るものがあったり、その逆になったりすることもあるから、「どちらかに傾倒するのではなく、仕事もプライベートも充実している状態が、1番ちょうどいいのではないか」という答えに行きつきました。

私はこれらの話を踏まえて、「何を得るかよりも、どれだけ楽しめるかが大切」ではないかと感じました。その上で、働く中で何か自分にとってプラスになるものが得られれば嬉しく思います。

私にとって働くとは、「」です。

全てのテーマを終えた後に参加者全員で答えた、今思う「私にとって働くとは」の回答を一部抜粋させていただきます。

《社会人》

  • 未来創造活動
  • 人生
  • 生きている意味
  • 自己成長
  • 楽しくなるスパイス
  • 発見

《学生》

  • 楽しさを求めること
  • 誰かに認められること
  • 挑戦すること

最初の「働く」ことへのイメージとは少し変わり、前向きな考え方が増えていました。
もちろん困難なことも多いでしょうが、その中で「自分がどう楽しめるのか」「どんな価値を得るのか」社会人になるのが楽しみな気持ちも芽生えました。

今回のまとめ

就職活動を終えて将来がある程度明確に見えてきた今だからこそ、一人で考え続けた「働く」ことについて社会人の方々からお話を聞けたことが、自分にとってとても参考になりました。
今回のゴールである、「様々な価値観に触れること」「自分の考えを明確にすること」を達成することができたと思います。

参加者の皆様の考え方や経験、私の感じたことをこの場を借りてお届けすることで、誰かの価値観を広げる手助けになれば嬉しく思います。

最後まで読んでいただきありがとうございました!

☆次回のギャザリングはこちら

次回は8月31日(木)16:00~18:00 
テーマ:「優秀さ」とは

就職活動は、人の数だけ、答えがあります。
自分に合う会社と出会うには?そもそも、自分に合う会社って?
納得できる就活がしたい!でもどうやってするの?
就活を始めたばかりの人、もうすでに始めている人、これらの質問には「正解」がありません。人の数だけ、答えがあります。内定をもらうことも大切かもしれないけど、その前に考えておきたいこと。そんなテーマについて、人事も学生も関係なく、立場を越えて「はたらく」を語るのが、職サークル ギャザリングです。
ウソのない就職と採用を目指す職サークルがつくる、「楽しく」「自分らしく」「最高の企業との出会い」を実現する就職活動の学びの場に参加しませんか。

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