2020/12/08 UP
就職活動をひかえ、企業研究を進める時期かと思います。
だた…日本には400万社、ナビサイトにも数万社が掲載されている中から
果たして、どこを見たら良いか?自分に合う会社はどこか?と
悩むのではないでしょうか。
今日は、興味のない業界や会社に対して
どのような視座で企業研究に取り組めば良いか、
テクニックではなく、心構えをお伝えしたいと思います。
◆仕事でも「興味のないこと」に触れることは多い。
なぜ、そんな話をするかと言うと…
現在、私の仕事の一つに「企業のプレゼン資料」を作る業務があるんですね。
分かりやすく言うと、皆さんが自己PRのエントリーシートを書くように、
企業の自社PRのプレゼン資料を、私が第三者として分析、コンサルティングし、
訴求力のある内容にするというものです。
ただ、ぶっちゃけた話をすると、
全然知らない業界や仕事について対応しなければならないこともあります。
仕事とはいえ、知見がない中で作るのは、本当に困りますよね。
そんな時どうするか、という話。
◆気持ちに素直になり「好き」の感情に反応する
結論から申し上げると「意識的に愛着を持つ」ように心がけています。
なぜならば、人間の本能は「興味のあること」「好きなこと」以外に
アンテナを張るのは難しいからです。
私はよく自分の身の回りにある物事にリンクさせたり、
共感できるポイントが出てくるまで、とにかく調べまくるようにしています。
例えば。
ド文系の私が、建設現場で杭打ちをする仕事の資料を作るとします。
普通に生活をしていたら、全然イメージつかない仕事。
でも、その日から意識して街を歩いてみると分かることがあります。
自分の自宅の周りにある建設現場を観察し、事前にいただいている資料の写真や
専門用語をチェックしたり、仕事の空気感を知ることで興味が沸々と湧いてきます。
業界や仕事は、知らないだけであって、
その日から注意して着目すると、必ず身近にあったりするのです。
人間って、知らないことは、興味すら持たないし、好きにもなりません。
だから、まずは「知る」ということにフォーカスして「知る」努力をする。
ここはサボってはいけないと思います。
就職活動は、すべて120%で意気込んで臨むと疲れてしまいますが、
手を抜いてはいけない時は、絶対に粘り強く取り組むべき。
その一つが「偶然出会ってしまった、知らない事象」を野放しにしないこと。
この繰り返しで、皆さんの視野は広がっていくことは間違いありません。
私は、今の仕事で、自分の興味のアンテナにかかるまで
「徹底的に」…もう一回言います「徹底的に!」調べているので、
プレゼン資料を初見のお客様に出すと「ここまでよく調べたね」と
言われることが多いです。
次は、木村さんです。