2019/10/25
★いつでも前向き「ホワイトちゃん」と、何でも不安な「ブラックくん」。
それぞれの立場で、テーマについて語ります!
★今回のテーマは 「面接では、自分をよく見せるべき?それとも、素の自分をさらけ出すべき? 」
"話を盛る"という言葉がありますが、面接においてこれは、得策なのでしょうか・・?
評価されるのは「自己アピールが上手い学生」?!
<ブラック>
もちろん、自分を最もよく見せるべきでしょ!
自分の最大限のパフォーマンスを発揮してこそ、真の就活生と言えるね。
嘘はつかないけど、少しくらい話を盛るのは許してほしいよね。
<ホワイト>
そうかな~?
面接官をあざむくのってそんなに簡単じゃないと思うよ。
年に何百人も面接するんだから。
学生の嘘なんて、すぐに見抜かれるにきまってる!
そんなことないよ!
だってどこの会社でも、ハキハキしていて、聞き触りのいいことをキラキラと話している人の方が、面接官の食いつきもいいし、面接も通ってるじゃん!
それは、受ける会社のセンスがないね~。なんちゃって(笑)。
そんな「取り繕ったうわべだけの学生」の話に食いつく面接官のことなんか、人を見る目がないな~と思って放っておけばいーんだ!
面接ではごまかせても、入社後すぐばれるに決まってるし。
それに、嘘で固めた自分のままでい続けるのって、きっと辛いよ。
そうなのかなあ。
ボクには、面接でいかにうまく話すことができるかが全てで、後ろの人とか、横にいる人とかと比べられている感じしかしない。自分のことをアピールする力も、就活で求められてると思うな。
面接でうまくやれないと、「自分のこともアピールできないのに、入社後、どうやって会社のことをアピールするんだ!」って思われちゃうよ!
「内定がもらえない」ことよりも、ずっと怖いこと
うーん。
ブラックくんはさ、働きだしたらずっと、最大限のパフォーマンスを出し続けるの?
うまくいかなくても悩んでも辛くても、いつも最も良い時の自分でいられるの?
そ、そう言われるとずっとは無理かもしれない…。
理想は、こんなブラックな自分がいて、こんな短所があるけれどいいですか?って、ボクという人間を丸ごと見てもらえることなのかな。
そうそう!
嘘だらけのキラキラした学生を採用したとして、入社後本当の姿に戻って、ガラッと人が変わったようになる可能性もあるでしょ?
そう考えたら、少しでも素のままで、
本音で話していそうな学生を採用したいだろうと思わない?
でもそもそも、ボクなんて勝負できるような「素」じゃないんだ。
自分という人間を丸ごとみられたら、どこも受かんないよ…。
相変わらずブラックくんは心配性だね。
でもさ、内定が取れないことより、一生懸命自分を偽って、良い面だけを見せて入った会社で、入社後にどんどん失望されていくことの方がよっぽど怖くない?
面接って、どっちが上とかじゃなくて、お互いのことを知る場だと思うの。
だから、素を出せば出すほど、自分にぴったりな会社が見つけやすくなるってワケ。
面接は、素をさらけ出すのが近道!?
行きたい会社があると、どうしても「合格・不合格」が気になって勝負を意識しがちだと思います。
でも、ホワイトちゃんの言うとおり、面接はお互いのことを知って、合うかどうかを確かめ合う場。
だから、変に弱気になって着飾ると、本当に自分に合った会社が見つけられなくなっちゃうかも。
☆今回の執筆者/パフ新入社員 岡崎・里見
新卒1年目。
「グローバル女子(岡崎)」と「リケジョ(里見)」というだけでなく、
性格や考え方など、ありとあらゆる点が違うけれど、
(だからこそ?)仲良しな同期。
ブラックくんとホワイトちゃんは、実は2人のキャラそのままだったり…?!
☆編集長/清水 真理(しみず まり)
福岡県出身、新卒で入社し現在7年目。
生まれた時からホークス(野球)ファン、11歳から新選組ファン。