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「オンライン就活」をなぜ拒むのか?

「オンライン就活」をなぜ拒むのか?

里見 瑛梨奈(サトミン)株式会社パフ

社会人2年目。愛媛出身、愛媛育ちの生粋の伊予っ子だが、就職を機にあこがれの東京へ。最近、寝る前のストレッチを始めた。

2020/08/06 UP

おはようございます。パフの里見です。
社内ではサトミンと呼ばれています。

最近、学生さんとお話しすると、「オンライン就活」反対の声が多くなってきたなという印象があります。

「社風が伝わってこないから、対面がいい」
「オンラインだとその会社の雰囲気が分からない」
「画面越しに会社の熱量が伝わってこない」
「実際に働くイメージがつかない」

いろいろな声をお聞きします。

では、対面のインターンシップや説明会に参加すると、分かるのでしょうか?

私が就活をしていたのは約2年半前ですので、当たり前のように「対面」でした。
WEB面談やWEB面接なるものは2~3回しか経験はありません。

すべてのインターンシップ、説明会を対面で行っていましたが、

対面でも伝わらない企業は伝わってきません

というのが正直な感想です。
対面でも社風も雰囲気もよく分からない会社はたくさんありました。
選考を進んでも、実際に働く姿が想像できる会社なんて、何社あったでしょう・・・。
(初期段階にこれをゴールにする必要はないと思います。)

何が言いたいかと言うと、ある事象が伝わるかどうかって、オンラインだから、対面だから、ではないと言うことです。
(※オンラインだからこそ伝えられること、対面でしか分からないことはあると思います。)

毎日いろいろな会社の人事・採用担当の方のお話しを聞いていると、学生に正しく自社の魅力を伝えるためにどうしたらいいものかと、真剣に考えている会社も多いです。
でも、就活生の私に伝わっていたのはそのほんの一部でした。

つまり「オンラインだからできない」ではないんですよね。
もう少し紐解いてみると、こんな風に分けられます。

①対面で伝えられていて、オンラインでも伝えられる。
②対面で伝えられていたが、オンラインでは伝えられない。
③対面で伝えられておらず、オンラインでも伝えられない。
④対面で伝えられておらず、オンラインでは伝えられる。(そんな会社あるのかな?)

そしてこれは個人的な感覚値ですが、多くは①か③です。
つまり、「対面だったら・・・。こんなはずじゃなかった・・・」というのは、割と通用しません。
オンラインで少しも伝わってこなければ、たぶん対面でも伝わってこないと考えてよいと思います。

もちろん、すべてオンラインで就活をすることが正だとは全く思っていません。
実際の就業体験をしないと分からないことや対面だからこそ伝えられることもたくさんあります!!

ただ、オンラインは悪だ!と決めつけてしまうのは違うと思います。
多くの人が初めて直面する就活なので、不安なこと、がっかりすること、大変なこと、たくさんあると思いますが、それは本当にオンラインになったせいなのでしょうか?
愛媛の大学から東京に就職した身としては、選択肢や可能性が広がる素晴らしい機会だと感じています。

この変革の時期を楽しんで欲しいなと思うとともに、皆さんにそっと寄り添える、応援できる職サークルでありたいです。

お次は、同期のハスミンです!

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