職サークル

TOP よみもの 就活お役立ちコラム 自分に合う風土の会社で働きたい人が聞くべき質問講座

就活お役立ち情報

自分に合う風土の会社で働きたい人が聞くべき質問講座

自分に合う風土の会社で働きたい人が聞くべき質問講座

ヨシカワ

#パフ新卒一期生 #パフ社長 #採用業界歴20年 #生ガキ大好き #しいたけキライ #しいたけ占いは信じている #高校時代はハンドボール部キーパー #質問考えるのって難しい #でも人に質問するの好き #社風がよい会社で働きたい #質問上手

2020/11/09 UP

皆さん、こんにちは。最近急に寒くなってダウンを着始めたヨシカワです。
寒さは足腰にきますね。

さて本日は前回に続いて「こんなこと知りたいならこう質問したらよいよ!」という質問アドバイスです。

「自分と合う社風の会社に入りたい」「人間関係が良好な会社に入りたい」そんな社風・雰囲気重視派の皆さんに向けたお話。

皆さん、その会社の社風が知りたいとき、なんと質問しますか?

「御社は良い社風ですか?」

なんて、まさか聞いてないですよね。
皆さんが、この質問をされた採用担当者だったら、何と答えますか?

「Yes」しかないでしょう。
社風が「悪い」なんて言って、会社の評判を落としたくありません。

「御社はどんな社風ですか?」

なんて、まさか聞いてないですよね。
皆さんが、1社しか入社したことがない採用担当者だったら、何と答えますか?

「良い社風だよ」「風通しが良いよ」とかいう、どの会社にもあてはまりそうな回答だったりして。
他の会社に行ったことない人からしたら、個の質問、非常に難しいということが分かりますよね。

じゃあ、どう質問すればよいか。

【手順その1】自分が居心地がよい雰囲気、風土を言語化する

例えば、ゼロからすべて自分がつくってよい放置プレイな環境の方が頑張れる人と1から10までしっかり教えてもらえる環境の方が頑張れる人。
それぞれにとって「良い社風」って違いますよね。
 
これまで、自分が頑張り抜けた環境、自分がホッとできた環境、自分がなんだかんだ長続きした環境って、どんな人がいた?どんな状況だった?どんなことを目指していた?どんなことを大切にするところだった?

【手順その2】自分が居心地が良い雰囲気があるかを具体的に聴く

皆さんが、切磋琢磨派だったとして、「切磋琢磨できる社風ですか?」と聞いても、また「Yes」という回答しかもらえません。

まず応えやすいよう、「どちらかといえばどっち?」と対極の選択肢を出して、どちらよりかを聞いてみます。
「新人の方の教育方針は、どちらかといえばどっちですか?
 まずはやってみさせる放置型 VS 最初から手順をしっかり教える育成型」

迷わずこっち!と言ってくれるのか、まよって、「どちらかといえばこっち」というかでニュアンスがつかめます。

その後、すかさず追加質問
「ご自身が新人の時、そんな社風を実感できた具体的なエピソードを教えてください!」
と事実を聞き出してください。

手順をしっかり教えると回答した会社でも、最初は教えるけどあとは放置プレイみたいな会社は山ほどある。具体的なエピソード(事実)を聞いて、その程度がどのぐらいなのかはしっかり確認しましょう。

そのエピソードをしっかり話してくれる優秀な社会人のかただったら、追加でこんなことも聞くとなおよし。
「どうしてそんな社風になったと思いますか?」

風土は自然と生まれるものですが、それでも必ず理由があります。
お客様から評価されている仕事に向き合う姿勢だったり、その会社の理念だったり、経営者や名物社員の影響だったり。風土をつくる根本理由がわかれば、かなり合点がいくし、おそらくその方個人の認識だけではない、会社の歴史として培われてきた本当の社風をしることができるはずです。

【手順その3】同じ質問をたくさんの人にぶつける

この質問、一人に聞いても全然よくわかりません。できれば、同じ会社の人には最低3人聞きましょう。役職や世代、部署によって真逆のことをいうこともいますからね。3人が同じような話をしたらば、それは本当にその会社の社風なのだろうと思います。

また一人から回答を得られたら、他社の同世代の人にも同じ質問をすると、より違いが鮮明になります。

「しっかり教育してくれる風土」といってもその程度は、本当にまちまち。
より多くの会社の人にヒアリングすることで、なんらかしら世の中平均はこのぐらいかな?というあなたなりの基準ができてきます。

だいたい30人ぐらいに質問をすると、自分が本当に良いと思っていることは何かということが鮮明になると言われています。
ぜひ遠慮せず、どんどん質問しよう!!

お次は、企業の人事担当者さんにゴリゴリ質問しまくっているホサカさんです。

OTHER