2020/12/15 UP
おおきに!カカこと石上です。
パフに入社して三年九か月目に入りました。
仕事って、結局なんなんでしょうか。
今回も新入社員のときの私が、就活生向けに書いていた「新入社員のリアル」をお伝えします。
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職サークル会員学生向けメルマガコラム【新人・夏花(かか)のはんなり奮闘記】
第2回: 【 仕事は共同作業 】
ごきげんいかがどすか?夏花(カカ)です!
パフで働き始めて2か月。
自力で契約が取れることも少しずつ増えて、先日初めて「自分のお客様」のイベント運営を行いました。
今まで先輩の担当する企業様のお手伝いはしていましたが、今回は私が営業担当。
打ち合わせ、準備、当日運営という一連の流れを経験しました。
営業担当として初めてのイベント運営、ご契約いただいてから開催までの2週間、私はずっとドキドキ・ソワソワしていました。
初めてということに加え、同じ内容のイベントを一度しか見たことがなく、さらに開催までの準備期間も短かったことで焦っていたのだと思います。
この時私は、「初めてだからこそ失敗できないし、完璧を目指さないと!」と思っていました。
そのため、先輩に運営スケジュールの確認をやたらと行ったり、事前に準備すべきものが分からず頭の中が真っ白になったり、資料作りに必要以上に時間をかけたりしていました。
開催直前の金曜日、私は朝からイベントのことで頭がいっぱいでした。
するとその夜、教育係の吉川さんにこう言われました。
『カカさ、今度のイベント、自分が完璧にしなきゃって思ってない?大丈夫?』
自分では気づきませんでしたが、あとで吉川さんから「朝から顔が真っ白だった」と言われました(笑)。
『お客様は、カカへ期待感を持って仕事を頼んでくださるんだから、新人であるあなたは、そのいただいた期待を少しでも越えられるように頑張れば良いの。
もちろん全力でね。
でも、まずは期待を「少し」越えることを目指せば良い。』
この言葉を聞いた私は、なぜか泣いてしまいました。
自分でもどうして泣いたのか分かりませんが、図星をつかれてグッときたのかもしれません。
私一人の力、ましてや新入社員の能力なんてたかが知れているのに、私はお客様の期待の150%以上のことを一人で全部やり遂げなければいけないと考えていました。
でも実際は、仕事というのは共同作業。
分からないこと・できないことは教えてもらいながら、全員でお客様の期待を超える仕事をしていくものです。
そのことに気づいていなかった私は、吉川さんの言葉で、はたと自分の役割や今の能力を見直しました。
そして今は、「何をすべきで、相手はなにを求めているのか」ということを考えるようにしています。
次回は、私が2か月間行っていた「あること」について書きたいと思います。
ほな、ごめんやす~!
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新入社員のときの石上は「仕事は共同作業だ」と結論づけていますが、四年目になった今でもそう思います。
会社員はもちろん、フリーランス、副業、専門職、どんな働き方であれ、仕事は共同作業です。
自分だけでできあがる仕事はなく、常に周りの人やお客さま、パートナーなど、多くの関係者に支えられています。
締切に間に合わすために、文字校正をスピーディーに終わらせてもらう。
お客さまの課題を解決するためのソリューション(解決策)のアイデアを先輩社員と一緒に考えてもらう。
(私の手際が悪いから)仕事が終わらず、次の日に必要な書類を印刷してもらう。
本当に毎日!いろんな人と協働(むしろ助けてもらってばっかり)です!
そして、共同だからこその難しさ。
時に交渉し、調整し、すすめていくこともあり、今でもまだまだ慣れません。
だから、就活の面接で、やたらと「周りの人と協力した経験は?」と聞かれるんだな、と新入社員になって、ようやく気が付いたことを思い出しました。
学生のみなさん、仕事は共同作業!
楽しくもあり、大変ですが、仲間がいる楽しさを感じてくださいね!
それでは本日はこのへんで。お次は職サークル子です!