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「早く動いている=早く内定をもらえる」って思って就活したら、二次選考で落ち続けた話

「早く動いている=早く内定をもらえる」って思って就活したら、二次選考で落ち続けた話

石河 誠司(ハム)職サークル運営事務局 株式会社パフ

2018年新卒入社。法人営業と新卒採用を経験したのち、2020年1月から新設のマーケティングチームでせっせと働いています。趣味は歩くことで、コロナ禍で6キロ体重が減ったとか減っていないとか。今年からアビスパ福岡を応援し始めました。『ぐりとぐら』の「ぐり」のほう。

2022/07/11 UP

皆さん、こんにちは!18卒入社のハムです。

突然ですが、、、

■内定、早くとりたいですか?

僕が就活をしていた時は、マジではやく内定が欲しかったです。喉から手が出るほど、欲していました。

当時(2016年)のスケジュール帳を見てみると、6月5日のインターンシップ合同説明会に参加したのが、就活の第一歩でした。

■就活スケジュールの大幅な見直しがあった、16年卒。

いまでこそ、この7年ほどは、形式上の就活スケジュールは、

広報活動3月・採用選考活動6月・正式内定10月と変わってはいません。

しかし、当時(2016年)のその前々年に就活スケジュールの見直しが行われて、、、

その時の就活生(16卒)がかなりあおりを受けて苦しんでいたのを目の当たりにしていました。

「再びスケジュールが早まるかもしれない」という不安(出遅れると内定に響く)がありました。また、まだ東日本大震災から5年ほどしか経っていなかったので、経済も立ち直りつつある中で当時の時代背景は、売り手市場(就活有利)と買い手市場(企業有利)のちょうど中間でした。

とそれっぽいことを書いてみましたが、でもやっぱり、本心のどこかには、

「内定が早くもらえる人=優秀な人」っていうイメージがありました。

■早く動いている=早く内定をもらえる

そうではないと気付いた、大学3年の冬。

オファーサイト(OfferBox)にも登録し、逆オファー型イベント(リアライブとかデアイバ)とか片っ端から参加。インターンシップやOB訪問も30社以上はしていたと思います。

行動だけは、意識高い系でした。そう、行動だけは。。。でも「思考の部分」伴っていなかったのです。

ふわっとした企業理解でも一次選考は受かるのに、いつになっても落ち続ける二次面接。

「まあ、いつかは受かるだろう。まだ大学3年生の11月だし」二次面接の結果はそんなに気にせず、とにかく就活をしまくった記憶は残っています。

■そして、誕生してしまった量産型就活生(←僕のこと)

就活をただ、こなしているだけ。それっぽい「やりたいこと」を語っているだけ。

SNSやネットに散らばっているハウツーに頼っているだけ。

「型にはハマりたくない!!」と思って、早く就活を始めたのに、中身が薄っぺらい、量産型就活生になっていた自分。

見事に就活の落とし穴にハマっていた訳なのです。ウサギとカメなら、完全にウサギでした。

■もしも、あの時に戻れるならば….

もちろん、内定に最短距離でいけそうな行動はしたいのですが、”いろんな世界を見てきた社会人”や”自分とは違った価値観をもった他の就活生”と一緒に

「なんで就活するんだっけ?」「ぶっちゃけ、やりたいことってないけど、どう探したらいいの」

そんなことを、もっと一生懸命に考えていれば、苦しむ期間も短かったのに…と思っています。

正解は自分の中にしかないけれど、自分で掘ってもでてこないもの。

「自分らしさ」が自分ひとりじゃわからないみたいに、誰かと話すことで見えてくるものが、きっとあるはずだから。

とってもシンプルなことでしたが、気づいたのは、大学3年生の3月。6月に始めたのに、10ヶ月もかかってしまいました。

■採用をする側の今だからわかる、二次面接で落ち続けた理由

結局、そういうことが、どの会社でも問われてくるんですよね。

5年先10年先はわからないから、無理に「やりたいことを探す必要はない」と思います。

ですが、探そうとすることが大切。

もちろん、テクニックでのりきれる人や、器用な人もいると思います。

でもそういう人は、たぶん入社してからも、そのようにしか仕事を乗り越えることができないかもしれません。

もう七夕は終わってしまったけれど、どうか、自分のような量産型就活生が生まれないことを願いたいです。

もやもやしたらお気軽に職サークルの扉をノックしてみてください。

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