2023/08/29 UP
こんにちは。パフの田代です。
まずは、プライベートの余談から。
最近、長女が習い事をはじめました。ピアノ教室なのですが、幾つかの教室に通い「ここがいい!」と本人が決めたので、親としても意思を尊重して応援していきたいと思います。何というか…デジタル社会になった今だからこそ、自然とか五感とか、とにかく感受性を刺激する楽しさを突き詰めてほしいなと思います。(私が感性の人間ということもありますが)
◆人と会うことで感じる「人間の無垢さ」
さて、そんな娘の姿に刺激を受けたかどうかは別として、コロナも少しずつ落ち着いてきた今、外出や出張する機会が非常に増えてきました。
個人的には、出社は不必要にしないをモットーに生きています。
ステイホーム、アゲインです。
出社が嫌いだから?いや、実は逆で、会社に行くと楽しくなっちゃう自分がいます。話し相手がいる、ワクワクする。いじられキャラがいる、お互いにいじり合う。コミュニケーションが弾む。会話も議論も楽しい。人と話すって最高。結果、仕事にならない笑。ここ数年は、物事を考察したり、突き詰める仕事が非常の多いので、ハッキリ言って、自宅で仕事をしている方が、はるかに会社貢献度は高いし、パフォーマンスも高いです。というオチです。
それに込み入った内容でない限り、打合せは基本的にオンラインでも十分機能します。よく「コミュニケーションはオンラインじゃ無理だ!」と頑なに対面にこだわる組織もありますが、個人的には、ツールどうこう問題ではなく、心の壁の問題だと思います。オンラインで意思疎通ができない企業は、対面でも意思疎通できていない傾向が強いと感じます。(ただ、オンラインのせいにしているだけです)
そんな内気なのか陽気なのか分からない私ですが、7月・8月は、自社以外の方と対面したり、暑気払いなどの会合が多発。これがすごく刺激的で面白い。オンラインでも十分面白いのですが、人間って会うと五感を使った情報がギュルギュルと私の皮膚に入ってくる感覚がありまして、良い意味で、着飾れない人間の無垢さ(むくさ)みたいなものをすごく体感するようになりました。人間ってかわいいな、面白いな、もっと知りたいな、無駄話って最高だな、という好奇心が湧いてくるのです。ということで、これからしばらくは、意識的に社外の人やコミュニティに顔を出しながら、対面から感じる無数の無駄な情報に触れながら、自分の感性を磨いていくことを決めました。
ベースにある日常生活は、まだまだ小さい子供たちのお世話もありますので、ステイホームを心掛けながらも、アンテナはより外に向けてみる。ワクワクの気持ちが今は強いので、まずは直感を信じて、足しげく動いてみようと思います。
昨今は、コスパ・タイパと言われる時代ですが、無駄なことって尊いなと思います。その時は意味が無くても、どこかで無駄の点と点が繋がる瞬間があって、その時に拓いた道が気持ちよすぎるんすね。
就職活動においての無駄なことと言えば、直近は興味のない会社の話を聞くことでしょうか。私からすると最高の機会です。だって自分の意思では絶対に拓かない道が、何かの縁で目の前に現れたのだから。これ、レコメンド機能とか、マッチングアプリとかアルゴリズムじゃ出てこない出会いです。この機会を頭の片隅に置いておいて、ふと点と点が繋がるチャンスをうかがう。面白いと思いませんか。可能性って、そうやって広がるのだと思います。
つらつらと書きましたが、ぜひ自分の中で無理無駄だと思うことに向き合ってみることをおススメします。むろん、本当に無駄だと分かったら軌道修正ですが!
さあ、無駄を向いて歩こう。合理性の時代にアッカンベーだ。