2025/07/28 UP
エントリーシートや面接でほぼ必ず聞かれる質問、「学生時代に力を入れたこと(=ガクチカ)」。
でも、「特にこれといった実績もないし…」「バイトもサークルも普通だったし…」と悩んでいませんか?
実はそれ、就活生の多くが抱える共通の悩みです。
結論から言うと、「すごい経験」はなくても、伝え方次第で魅力的なガクチカは作れます。
企業が見ているのは、「経験のスケール」ではなく「どんな姿勢で、どんな行動をしたか」です。
今回は、“何もない”と感じている人でも書ける3つの切り口をご紹介します。
①:「日常」×「工夫・改善」で魅せる
大きな成果や派手な実績がなくても、「小さな日常」に光る工夫があれば、それは立派なガクチカです。
たとえば・・・
- コンビニのバイトで、シフト希望が偏っていた問題を見つけ、エクセルで調整表を作成。スタッフの不満を減らし、勤務体制を安定させた。
- 授業ノートをデジタルで整理し、クラスメイトに共有。期末前には多くの友人に活用され、感謝された。
こうした話は「工夫する力」「他人のために考えられる姿勢」「改善意識」などが伝わります。ポイントは、「自分なりに考えて動いたプロセス」を語ることです。
②:「継続」×「目的意識」で差別化する
何かを地道に続けてきた経験は、継続力・責任感・自己管理能力の証になります。特に目的意識が伴っていれば、ぐっと深みが出ます。
たとえば・・・
- 英語を話せるようになりたいと決意。1日30分の英語学習を1年間継続し、TOEICで目標スコアを達成。
- 読書感想をSNSで記録し続け、フォロワーが徐々に増加。発信力や要約力を磨くことができた。
「目立たないけど続けていること」がある人は、それがガクチカになる可能性大です!
③:「失敗」×「乗り越え方」で深みを出す
実は、失敗体験こそ、面接官の印象に残りやすいです。なぜなら、そこでどう立ち直ったかに人間力が出るからです。
たとえば・・・
- サークルのプレゼンで緊張して頭が真っ白に。その悔しさからロジカルシンキングの本を読み、次の発表では見事に成功。
- アルバイトの面接に落ち続けて自信を失っていたが、キャリアセンターで相談を繰り返し、改善点を見つけて内定獲得。
ポイントは、「どう乗り越えたか」「そこから何を学んだか」です。
完璧な経験よりも、“人として成長した話”の方が、心に刺さります。
<今日からできる一歩>
「何もない」と悩んだら、まずは紙に「最近頑張ったこと」「やりがいを感じたこと」「失敗したこと」を書き出してみてください。
そこには、あなたらしいストーリーがきっと隠れています!