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内定が出る12のヒミツ

4-01.インターンシップはするべきなのか?

企業のインターンシップが始まる時期になると、「○○社はインターンシップに参加したほうが内定でやすいんだって!」なんて噂が飛び交いはじめます。
インターンシップって、参加しておいた方が良いものなのでしょうか?

インターンシップが選考にどれだけ関係しているのかを調べてみると、経団連に参加している企業は「選考直結のインターンシップ」が禁止されています。
ですから、インターンシップに参加しても選考に有利になることはまず無いと考えてよさそうです。一方、経団連に参加していない企業は直結型のインターンシップを行っているケースもあります。

もし行きたい企業がインターンシップをしているならば、チャレンジしてみたほうがよいでしょう。
ですから、冒頭の質問の答は「応募先によって異なるので、各自、調べて判断してください」になります。

では、選考に直結しないインターンシップは参加する意味は無いのでしょうか?

インターンシップに参加する最大のメリットは、内定うんぬんよりも「社会・ビジネスの実際を、体験を通して理解できること」にあります。
インターンシップに参加し、実際に業務にかかわる中で、その会社の仕事に対する方針や業務をより深く理解する事ができます。

これは本やwebだけでは絶対に得られない情報です。

就職活動で、応募先の会社について、ホームページなどの表面的な情報だけを知っているのか、実体験にもとづいた情報も知っているのかでは、面接での回答の質が大きく違ってきます。
また、インターンシップを通して会社の社風を理解できれば、自分と価値観が合いそうにない企業に無理に応募するといったミスマッチも防げるでしょう。

ですから、興味のある企業が選考に直結してないインターンシップをしている時でも、参加する価値はあると思います。
また、興味のある企業がそもそもインターンシップをしていない場合は、同業他社や近い業界のインターンシップに参加することも参考になると思います。

ここで気をつけてほしいのは、参加することにあまり意味のないインターンシップの存在です。
よくあるパターンが、人気企業の1dayインターンシップです。これは会社説明会とあまり変わりがないケースが多いです。できれば1週間から1ヶ月単位の長期間、社員と同じ業務に参加するものが望ましいでしょう。

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