職サークル

内定が出る12のヒミツ

2-01.なぜ「相手」の視点も知らず就職活動ができるのか?

「彼を知り己を知らば、百戦危うからず」

冒頭の言葉は中国の古典、『孫氏』に登場する一説です。

簡単に言えば「何事をやるにも、相手を知り自分を知っていればうまくいく」
ということ。就職活動も同じです。

 「自分を知る」=「自己分析」?
 「相手を知る」=「業界研究」や「企業研究」?

いわゆる就職活動のノウハウ本によく書いてありそうなことですね。

ただ、就職活動中に皆さんの「相手」となる人のこと、忘れてませんか?
そう「採用担当者」たちです。

皆さんは考えたことがありますか?

「企業はなぜ採用活動をするのだろう」
「企業は学生に何を期待しているのだろう」
「採用担当者は何をモチベーションにして働いているんだろう」
「採用担当者はどんなことに困っているんだろう」

就職活動中最も頻繁に接する「相手」であるにもかかわらず、
意外と学生の立場からでは企業や採用担当者のことはよくわからないもの。
これは「相手のことも良く知らないのにプロポーズする」ようなものです。
非常に「危うし」です。

では、採用担当者のことを知るためには、どうすればいいのでしょうか。
下記に少しご紹介します。他にも、皆さん自分で考えてみてください。


<採用担当者の考えを知るために>

1.採用担当者が読んでいるものを読んでみる

→採用担当者向けに書かれた書籍、情報サイトなど
 例)『コンピテンシー面接マニュアル』(川上真史・齋藤 亮三 弘文堂)
   『採用の極意』(SPIノートの会・採用コンサルプロジェクト 洋泉社)
   『HRプロ』 http://www.hrpro.co.jp/index.php

2.採用担当者と利害関係のない場で知り合いになる

→皆さんの親戚、OB・OGに採用担当をされている人がいるかもしれません。
  twitterなどで学生と情報交換をしている採用担当も。
  twitterをきっかけに学生と採用担当者がオフ会を開くこともありますよ。


採用担当者のことを知り、身近に感じられるようになれば、選考の場でテクニックに走らずとも、自然体のままお互いにお話できるのではないでしょうか。ぜひトライしてみてください。

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