職サークル

内定が出る12のヒミツ

7-07.研修制度が整っている会社のほうが良いですか?

07.研修制度が整っている会社のほうが良いですか?

「研修制度がしっかりしていて、福利厚生も充実した会社で働きたい」こん

な声をよく聞きます。皆さん、突然ですが「企業がなぜ福利厚生を充実させ

るか?」って考えたことがありますか。

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私が考えるに、福利厚生を充実させる一番の理由は

「会社の業績を上げるため」です。

「社員の生活を豊かにするためじゃないんですか?」という声が聞こえてき

そうですが、もうちょっと待ってください。

会社の業績を上げるためには、企業の競争力を高める必要があり、そのため

には、(自社にとって)仕事に自分なりの付加価値をつけられる、いわゆる

「優秀」な人材がたくさん必要です。

価値の高い人材というのは、どの企業もほしがるわけです。他社に引き抜か

れてしまうかもしれません。企業は、価値の高い人材を確保し、継続的に自

社のために働いてもらうために、福利厚生を充実させるのです。

福利厚生は、会社に価値を貢献している人が給与以外の形で受け取っている

報酬だということがいえると思います。

「社員にイキイキと働いてもらうために、その環境を整備する」ということ

はとても大事ですが、それが目的ではありません。「良い人材を確保し、企

業の競争力を高める」ための手段だということです。

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考えてみましょう。

「福利厚生の充実した会社でないと働きたくない」

「会社に入ったら、自分をどう育ててくれるのか」

「研修制度が充実した会社で、じっくり育ててください」

こういう考え方は、社会人から見たらどう映るでしょう。

もちろん、福利厚生や雇用の条件で、働く会社を選ぶのは労働者の正当な権

利です。しかし、その前にあなたが「会社に何らかの価値を貢献できる人」

であることが大前提なんです。

ケネディも言っています。

「国があなたに何をしてくれるかではなく、

あなたが国のために何をできるか考えてほしい」と。

「会社が何をしてくれるか」ばかり考えていませんか。

「会社に貢献できる価値」を考えてみませんか。

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