職サークル

TOP よみもの 就活お役立ちコラム 選ばれるフェーズより選ぶフェーズがキモ!~就活の意思決定について~

スタッフのつぶやき

選ばれるフェーズより選ぶフェーズがキモ!~就活の意思決定について~

選ばれるフェーズより選ぶフェーズがキモ!~就活の意思決定について~

杉平 綾

#元旅行会社の採用担当 #元パフ顧客 #元パフ社員 #現パフパートナー #現ダンスインストラクター #新卒で第一志望の会社に入社したのに3か月で倒産 #異業種転職 #フリーランス #50年以上生きてるとハッシュタグキリがないのでこのへんで #最近のキーワードは「手放すこと」

2021/04/28 UP

こんにちは。パフのアルムナイ、杉平です。
▼アルムナイてなにー?という方はこちらの冒頭をどうぞ
https://shokucircle.jp/yomimono/uself/tweet0812/

ここのところ、パフさんの新入社員、通称「4K」と呼ばれる皆さんの投稿が加わって、
にわかに「スタッフブログ」が新鮮な感じになってまいりました。
彼らのフレッシュな投稿を読んでいると、つい、自分が社会人になった頃のことを思い出しますね。
パフ社長・吉川さんが先日の入社式で「新入社員は、いるだけで価値がある」とおっしゃっていましたが、
先輩社員たちに「自分が新人の頃を思い出させる」キッカケを与えることも
「いるだけで価値がある」ということのひとつに含まれるかもしれません。

わたしは高卒で一度就職し、その後、会社を辞めて改めて進学し就職、と、
2回新卒入社を経験しているレアケースなのですが、
今日はその1回目、某印刷会社に入社した時のことを少しだけ書こうと思います。

■希望ではない部署への配属(新卒入社アルアル!)

その会社を選んだ理由は、①通勤30分以内、②最低これくらいは欲しいという給与額、
③事務職はイヤ(事務職=単純ルーティンのデスクワークという勝手なイメージを持っていました。汗)、
④少しでもいいから興味があるものに関連している会社、
という条件に当てはまっていたから、というのが正直なところです。ああ、なんてひどい。

入社直後は、配属可能性のある4部署(営業企画、制作、製本、電算室)で1週間ごとに働いてみて
適性を見る、というジョブローテーションでした。
個人的には、印刷物に関わりたくて入社したこともあり、
電算室(ってわかるかな。いわゆるコンピュータールーム、仕事はデータ入力とかプログラミングとか)
以外ならどこでもいいな!と思っていました。

ところがなんと、配属先はまさかの唯一行きたくなかった電算室に!
理由は、ジョブローテーション中に全員にだされた「複雑な紙の折り方の説明書を見ながら模造紙を折る」
という課題で完成できたのが私だけだった、というではありませんか。
おーーーい!折り紙で決まるんかーーい!!涙涙
一生懸命やるんじゃなかったよ(楽しかったけど)・・・と思いましたが、時すでに遅し。

■望まない環境でも辞めずにいられた「たったひとつの理由」

行きたくない部署に行くことになり、モチベーションだだ下がりでの社会人スタート。
そんな心持ちなので、最初は仕事が楽しくなく、イヤイヤやってるから学びも成長も遅く、
いやー、実に使えない新人でした。
ところが不思議なもので、そんな私でも毎日繰り返しやっているうちに、
わかること、できることが増え、そうすると仕事がだんだん楽しくなってきて、
3年後にはその部署の仕事のほとんどを担当できるスキルが身についていました。
その過程については、素晴らしい上司の存在があったのですが、それはまた別の機会にお話しするとして。
今日、お伝えしたいのは、そこにたどり着けたのはどうしてなのか、ということです。

それは、
「自分で働きたいって言って選んだ道なのだから、どんなに嫌でも3年は絶対にやめない」
と最初から決めていたから。
それが辞めずにいられた、たった一つの理由でした。

■自分で選択する。選択に覚悟を持つ。


皆さんの中には、どの会社に内定承諾しようか、と悩む時期に差し掛かっている方も多いと思います。
A社とB社、果たしてどちらが正しい選択なのか。
選択、って難しいですよね。

でも人生って、選択する瞬間に「正解」と「不正解」があるのではなくて、
自分で選んだ道を「正解」にしていくことだと思います。
大事なのは何を選ぶか、よりも「自分で選ぶこと」そして「覚悟を持つこと」

こっちのほうが有名企業だから、両親が勧めるから、早く内定もらったから・・・
人の意見を参考にするのはもちろんよいけど、だから決めた、は要注意。
早く決まればいいってもんでもない。
どうぞ、納得するまで自分の足で動いて、後悔のない意思決定をしてくださいね!
就活は「選ばれる」フェーズよりも「選ぶ」フェーズこそがキモです!

そうそう、ちょうどネットニュースを見ていたら、
4月27日放送の「徹子の部屋」で、モデルのローラさんもこんなことおっしゃっていたようです。
「誰のせいにもしたくないし、全部自分の選択で人生はしてるんだなっていうことを気付いたから、
もうありがとうしか言えない」
https://coconutsjapan.com/entertainment/rola-kuroyanagitetsuko-tetsukonoheya/58678/

自分で自分の人生を選択してきた先に、他者への感謝が生まれる。
素敵だー。

以上、杉平でした。

OTHER