2021/09/01 UP
こんにちは。パフのアルムナイ、杉平です。(自己紹介はコチラの冒頭をどうぞ)
すっかり恒例になりました、本日のアントニオから。
そういえば、名前は初めて掲載しますね。友人のオフィスにいる、ブサかわな猫様です。
最近、同じところから保護された「クリちゃん」が加わり、先輩として落ち着いた風格を漂わせています。
環境が人をつくる、とはよく言いますが、猫世界もまた然りなのだな。
▼わたしがドライヤーをかけ始めると音にビビって逃げ、遠くから警戒のまなざしを向けてきます。
おまいらはひょっこりはんか。
さて、世の中はいまだどっぷりコロナ禍の真っ最中。
わたしが担当している、学生向けイベントも企業のインターンシッププログラムも、ほぼほぼWeb運営です。
先日、企業の人事担当者さんから、
「いまの2023年卒の学生さんたち、内定はもらったものの、最後の最後でこの会社にしよう、という判断がつけられずに悩んでいるという話をよく聞くんです。ずっとWebでの接点だけだったから、意思決定のための情報量が足りていないのかもしれませんね。」というお話を聞きました。
ふと、Webでの就活って、通販ショッピングの「あるある」が当てはまるのでは?と。
今日はそんな視点でちょっと見てみたいと思います。
あるある1.サイズ感が違う!
そもそも、SMLだったり、号表記だったりしますし、ショップによってはサイズ感も微妙に違う。
特に海外サイトで買うと、びっくりするくらい想像とずれてたりしますね。
就活でも、Webで会社や組織、ビジネスの「規模感」を感じることって難しい。
特にこの「規模感」が働く場所を選ぶにあたっての重要なファクターだ、という方は特にですが、
なんとなく勝手に抱いた「イメージ」で思い込まずに、
数字を捉えるとか、深掘りの質問をしていく、などで、出来る限り「客観的に正しく捉えていく」
工夫と努力が必要ですね。
あるある2.色味や素材感が違う!
写真で見た感じより、生地がペラペラだったり、安っぽかったり、縫製が雑だったり。
着てみたら思ってたラインと違った、というのもこれまたよくあります。
就活で言えば、Webでお話を聞いた人事担当者さんや先輩社員はすごく素敵だったのに、
入社してみたら現場の雰囲気も上司も全然違うじゃん!というような感じでしょうか。
これまたぶっちゃけ、どこまで調べたとしても
最後は「入社してみないとわからない」世界なのは間違いないですし、
入る前に全社員と会うなんて、出来る会社と出来ない会社があるわけですが。
せめて「こんなはずじゃなかった」ということにならないよう、可能な限り、
積極的に情報収集をしてみたらよいと思います。
あるある3.自分に似合わないものを買ってしまった!
単体で見たら素敵!と思ったんだけど、着てみたら自分に似合わないとか、
手持ちのワードローブとの組み合わせがうまくできなくて、着ないままお蔵入りのパターン。
就活でも、つい「素敵!」「いいな!」という気持ちが先行して、
「そもそも自分にフィットするのか」「自分とその会社にとって互いに価値があるのか」
という観点を忘れてしまわないようにしないとですね。
そういえば、友人の知り合いが、映画「ゴースト」をみて、
デミ・ムーアのベリーショートがカワイイ!と、写真を持ち込んで美容院に行き、
翌日会社で周りから「和田アキ子みたい」と言われたという、せつない話を思い出しました。
髪型をマネしても、顔は自分のままだということをつい忘れていた事例。とほほ
というわけで、通販ショッピングの失敗を防ぐポイントは、
実際に届くまでわからないからこそ面倒だと思わずに、
・自分のこと(体の各部位のサイズや、似合う色や形、手持ちの服)をしっかり調べておくこと
・欲しいアイテムについての情報を徹底的に集めること
が大事とのこと。
いやー、就活そのまんまですな。
そして、これはなにもWebだから、ということではなく、リアルな就職活動でも全く同じです。
コロナ禍だから、Webになっちゃたから・・・と嘆かずに、その場・その時の状況下で
「できないこと」より「できること」にフォーカスを当てて、「どうしたらいいか」を考えて行動する。
それがそのまま、社会人として必要な能力でもあります。
就活が終わると社会人になれるんじゃなくて、
就活そのものが、社会人になるための研修期間みたいなものじゃないかなと、
新卒採用に関わる仕事をしながら、日々感じています。
通販と違って何度もお買い物できるわけではない、「就職」という大きな選択。
悔いのない意思決定を!
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以上、杉平でした。