2022/02/10 UP
こんにちは、平原です。
最近模擬面接を実施することが多くなってきました。
よく目にするのは「言いたいことはわかるんだけど具体性がなくてどこまで本当かわからない人」です。
惜しいな~~~~~!の一言です。
それでも面接官に力があれば、しっかり引き出してかみ砕いて判断してくれると思いますが、やはり時間がかかりますし、そのせいで本当に知ってほしかった自分を知ってもらえないかもしれません。
あなたは自分の自己PRやガクチカを見て「なんだかぼんやりしているな~」と感じることはないでしょうか。
そんなあなたに、
面接やESでエピソードに「具体性」を出すためのたった3つのポイント
を送ります。
1)あの日、あの時を意識する
× サークルで意見の対立が起きた時に双方の意見を聞いて、妥協点を見つけ、チームを一つにまとめました。
〇 3年生の夏、サークル内で「強くしたい」人達と「楽しくやりたい」人たちの意見の対立が起きました。双方自分が正しいというスタンスで相手の話を聞く耳を持たなかったので、まずは私がそれぞれの意見を聞いて回り、それぞれが妥協できる範囲を聞き出し、お互いが納得できるチーム運営を目指して行動しました。
上の2つでは、具体性が全く違うと思いませんか?
×で言っていることも正しいのですが、ひとつ一つが抽象度の高い表現になってしまっているため、聞いている方はイメージを描けません。
〇のように「あの日、あのとき」を意識すると一気に解像度が上がりますね!
2)様々な、色々、たくさんの・・・を使わない
× チームの中は様々な意見を持っている仲間がいるので、たくさんの話し合いの場を設けました。
〇 チームの中には「もっと緩くて良い」「全員に頑張ってほしい」「やりたい人だけやればいい」などの異なる意見を持つ仲間がいるため、時には1対1で、時には5~6人で、通算20回以上話し合いの場を設けました。
様々な、色々、たくさんの・・・をつかっても、話の内容がクリアになることはありません。
それに対応する事実「数字」や「内容」を伝えるようにしましょう。
3)相手に不要な情報は思い切ってカット
× 私が参加しているのは〇〇大学と〇〇大学と〇〇大学を中心に、それ以外の学校の人も参加しているバレーボールサークルです。
〇 私が参加しているのは、複数の大学からメンバーが集まるバレーボールサークルです。
具体的に話そうとするあまり、話の本筋には必要のない詳細をこまごま話してしまい、分かりにくくしてしまっていることがあります。相手がイメージを掴めればOK、ということを意識して、説明はシンプルに。
4)相手がイメージできる表現を意識
× 私はサーブ練習に力を入れるため、100本打つと決め手実践していました。
〇 通常は1回の練習でサーブは30本くらい打つのですが、私はサーブで1番を取りたいと思い、毎回100本打つことを決め、実践していました。
バレーボールをやったことがない人は、サーブ100本って多いの?少ないの?という基準がありません。×の伝え方だと「へ~、なんかすごそうだけどそうなのかな?」という状態。〇の伝え方をすると、周りの人の3倍やっていたんだということが伝わります。
いかがでしょうか。4つのポイントに沿って、皆さんの自己PRを見直してみてくださいね。
ただし、キレイに作った文章を「読む」のは絶対NG!!!!
オンラインで文章を読んでる人、100%わかります。
「この人私と会話する気ないな」と思わせてしまいかねないので、
本番では完成度の高い文章で発表しようと思わなくてOKです。
常日頃から、この4点を意識して話すように訓練してみてください。
きっと効果が出るはずですよ!!
▼実際のガクチカを読んでみたい方は、こちらもどうぞ!
☆▼面接前に・・・!
あなたにとって、内定の先にある「働く」って何ですか?
ちゃんと自分の言葉で話せますか?
他の人の価値観を聞いたことがありますか・・・?
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