2022/08/10 UP
こんにちは!パフの石河です。
今日は、こちらの記事👇の続きです。
「営業を受ける立場になって、感じたこと。」
前回は発注するまでを書きましたが、今回はその後の話です。
企業の大小にかかわらず、
「カスタマーサクセス(CS)」設置する企業が増えています
カスタマーサクセス(CS)とは?(Wikipediaより)
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顧客が製品・サービスを使うことで成功し、望ましい結果を
達成することを支援するビジネス方法である。
営業担当が販売したモノやサービスに対して、その効果を最大化させる
ミッションを担っている職種です。具体的には、契約後の導入支援や
活用状況のモニタリング、ツールを利用する中で生じる課題に先回りして
アプローチすることが求められています。
私たちとお取引のあるマーケティング関連の会社では、
この「CS」という職種を導入しているところが多いです。
カスタマーのサクセス、響きがかっこいいですね。
販売に特化した「営業」、
サービス納品後、成果を最大化させることがミッションの「CS」
それぞれ役割を分業することで、
より特化した仕事に取り組めることは悪いことではないです。
ただし、理想的な状態で回せている企業は多くはなく、
私たちとのやり取りで既に炎上している案件もチラホラ…。
「営業担当」と「CS担当」間で情報共有ができていなくて
①後出しじゃんけんのように、契約後に料金のかさ増しを提案してくる
②契約時に期待していた成果を伝えると「それはできない」とCS担当に言われる
③オンライン化の進む仕事により、先方(マーケティング支援会社)の過失があった場合でも、お詫びはチャットツールを介して行ってくる
営業担当としても「営業数字をあげたい」というのが根底にあるのは百も承知。
ただ、契約後は、そんな営業担当が窓口に立つこともなく、CS担当が煽りを受ける。
私としても、提案時にしっかり吟味をせず、性善説で信じてしまった落ち度はあるのですが業界の最大手でもこんなことがあるのか…と。
企業への期待が失望に変わる瞬間です。
仕事の分化が進み、それぞれの職務に特化できるようになるからこそ、
自分の分野以外は、知らんぷり(他の部署に任せっきり)というのは違うかと。
もちろんそんな企業は、一握りだと願いたいのですが、そうではないのも実情。
営業職として募集をしている会社の、
インターンシップや説明会/選考に参加する機会がある人は
ぜひ、契約後のお客様(やCS)とのやり取りを聞いてみてください。
・契約後は、どれくらいの頻度で、お客様とやり取りしますか?
・契約後のエピソードでの心に残っているやり取りは何ですか?
・契約後、一番やらかしてしまったことってありますか?
そして、その後はどのようにして、関係の修復を行いましたか?
営業職としては「契約まで頑張る」となってしまいがちですが、
たとえ失敗があってもその修復を社内できちんと共有し、誠実に顧客と向き合い仕事をされている人が多い会社には、悪い評判の会社はないように思います。