2023/08/31 UP
こんにちは、職サークルの平原です。
あっという間に夏休みも終わりが近づいてきていますね。夏、やりたいことはやり切りましたか?
海、山、べーべキュー・・・!まだやり残している方は、ぜひ夏を楽しむことも忘れずに!(平原は山を残すのみ、です!)
さて、今日は企業のHPなどでよく出てくるキーワード「ダイバーシティ」について考えてみようと思います。ダイバーシティ、つまりは多様性ですが、これを働く人の視点において考えるとどのような思考・行動が求められているのでしょうか。
多様性理解のポイント
多様性を理解するためのポイントは「相手は自分とは全く個性を持った独特な人である」というスタンスに立つことだと、私は思います。
怖いのは
「常識的に考えてこうでしょ」
「当然こうでしょ」
「こういう言葉を使うなら、こうでしょ」
と自分の価値観での正解が、万人共通の正解であると思い込むことです。
これはまさに「自分の解釈だけで相手を決めつける」という行動です。
ミステリと言う勿れという漫画をご存知でしょうか。平原は主人公の整くん大好きなのですが、
この整くんのセリフにこんな言葉があります。
「真実は人の数だけあるんですよ。でも 事実は一つです」
事実をみてどう解釈したか、それを真実と呼んでいます。
本人にとってはまぎれのない真実ですが、他の人が別の解釈の上にみている真実は全く別物であったりします。一つの事実をどのように解釈するか、それは人の数だけ違うんだということを心にとめほしいと思います。
お友達との解釈のズレ(誤解)で行違ってしまった経験はありますか?
あ、ごめん、そんなつもりで言ったわけじゃないんだ。
そんな言葉を、言った経験、言われた経験、大多数の人が持っているのではないでしょうか。
これが社会に出ると、対話する相手が自分とは30歳も年の離れた人であることも多くなります。
先日ある大企業の人事部長さんとお話していたのですが、その方は新卒のころ証券会社で
働いていたらしく、パワハラ当たり前、怒鳴られて当たり前、キレた上司の手から灰皿が飛んで
くることもある日々だったそうです。日本はそんな時代でした。
この30年で日本社会も大きく変わり、優しくなり、コンプライアンスという言葉もいきわたり、
年の差にかかわらず礼節をもって接する時代になりました。
皆さんからすれば今の社会が当たり前ですが、30年前の日本社会を経験している方にとって
は、あの乱暴な時代も当時の当たり前だったのです。
そんな経験をしている方と、皆さんが同じ物事を見て同じ解釈をするほうが難しいですよね。
相手が異性であったり、外国で生まれ育った方や、異なる言語を使う方であればなおさらです。
多様性を理解した働き方とは
平原が考える答えは、上述の通り「自分の解釈が正しいと思いこまないこと」です。
相手の真意がどこにあるのか、なぜその発言をしたのか、自分の解釈をいったんぐっと飲みこんで、
フラットに相手と対話すること。
相手の心が「善」であると信じて向き合うこと。
このコミュニケーションこそが、多様性を理解して働くということではないでしょうか。
偉そうに書きましたが・・・・
ぶっちゃけ私はこれとっても苦手です。
ついつい理詰めで「え、だってこうでしょ」と言ってしまいがち。
今私も一生懸命努力しているところです。
多様な価値観を受け入れる力を鍛えたい、という方は、職サークルのインターンへどうぞ!
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