2025/06/27 UP
こんにちは!パフの久田です。
就活中のみなさん、「なんとなく人気だから」「知ってる会社だから」・・・そんな理由で企業を選んでいませんか?
就活ではよく“軸を持て”と言われますが、最初から明確なビジョンを持つって難しいですよね。むしろ、漠然とした不安や迷いの中でスタートする人がほとんどです。(私もそうでした…)
そこで一つのヒントになるのが、“推し活”の視点です。みなさんには推しがいますか?誰かを推すとき、最初はちょっとした興味から始まるもの。でも、知るほどに惹かれ、応援したくなり、いつの間にか「この人をもっと応援したい!」と思うようになる。その感覚、就活にも活かせるのではないでしょうか!
“推し活的就活”って?
推し活的就活とは、企業を“受ける対象”ではなく、“応援したくなる対象”として見ることです。
就活というと「内定をもらうために企業を比較する」「待遇やブランドで判断する」というイメージが先行しませんか?でも、それではなかなかモチベーションが湧きません。
一方で、「この会社、なんか面白いな」「このサービス、もっと広まってほしい」と感じた瞬間があれば、それは立派な“推しポイント”です!
企業のことを“推せる”ようになると、就活の中身がガラッと変わります。
たとえば、志望動機が自然に言葉になるようになります。「御社のミッションに共感し…」という定型句ではなく、「この取り組みを見て、もっとこう広まればいいと思った」といった本音ベースの語りができるようになるからです。
また、面接でも自分の熱量が相手に伝わりやすくなります。質問に答えるというより、“推しポイントを語る”感覚。話す表情や言葉に想いが乗るので、選考でも印象に残りやすくなります。
企業の“好き”を見つける5つの視点
企業を“推す”ためには、「どこが好きになれそうか?」を掘り下げる視点が大切です。以下の5つを参考に、自分なりの“推しポイント”を探してみてください。
- ミッション・ビジョンに共感できるか
企業が何のために存在しているのか。そこに自分が「いいね」と思えるものがあるかどうか。 - 社員の雰囲気・発信が自分にフィットしているか
社員インタビューやSNS投稿から伝わる空気感。「この人たちと働いてみたい」と思えるか。 - サービス・プロダクトに誇りを持てそうか
実際にその企業の商品・サービスを使ってみる。「誰かに紹介したくなるか」を感じてみる。 - 社風・カルチャーにワクワクするか
自由さ、挑戦する文化、チームワーク重視など、自分の“居心地の良さ”に合うかどうか。 - 社長や採用担当が“推せる”人か
企業の顔となる人の言葉や姿勢に惹かれるかどうか。
就活は、“条件で選ぶもの”というイメージが強いかもしれません。でも本当に大切なのは、心が動く企業と出会えるかどうかです。
企業を推すように、少しずつ知って、好きになって、気づけば「この会社で働きたい」と思えている。そんな自然な気持ちの流れが、いちばん自分にフィットした選択を導いてくれるのではないでしょうか。