職サークル

内定が出る12のヒミツ

7-02.人気企業=あなたにとっていい企業とは限らない

2012年春「某電機メーカーが本社従業員7,000人のうち約3,000人~4,000人
を削減」という衝撃的なニュースが流れました。

その会社は、2012年卒就職企業人気ランキングで「1位」を飾った会社です。

人事・雇用ジャーナリストの海老原嗣生氏も、著書の中でこう言っています。

「日本の学生は、企業のうわべの人気だけを気にしすぎる(略)。これが正

しい行動ならばいいだろう。しかし、往々にして、将来自分の首をしめる

ことにつながる。」

「なぜなら、人気企業とは、現時点が最盛期であり、その後は停滞期に入る

ケースが多いからだ。そうした企業を志望するということは、『終わった

産業』に入ることと同義なのだ。」(偏差値・知名度ではわからない就職

に強い大学・学部/朝日新書)

別に、人気企業に入ることを否定しているわけではありません。確固たる理

由があり、人気企業に入社し、活躍している方もたくさんいます。

しかし、本当に「人気企業=自分にとっていい会社」なのか?ということを

私たちはこれまで以上に深く考える必要があるのではないでしょうか。

皆さんはどう考えますか?

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