職サークル

内定が出る12のヒミツ

06.大手企業 vs 中小企業 働くメリット、デメリットとは?

「大手企業と中小企業で働くメリット、デメリットとは?」

先日、就職活動生5人をパフに招いて、あるグループワークをしました。冒頭に書いたものがワークのテーマです。

ワークの内容は簡単。大手企業で働くメリット・デメリット、中小企業で働くメリット・デメリット、合計4つの項目について参加者の皆で考えてもらいました。以下、学生の皆さんが考えた結果の一部をご紹介します。


【大手企業で働くメリット】
・ネームバリュー、社会的な地位が高い
・安定している
・給料が高い
・社員が多いため、組織として強い
・ビジネスの規模、世の中への影響力が大きい
・優秀な人が多い

【大手企業で働くデメリット】
・人が多いため、自分がいなくても会社が回る
・社内競争が激しい、出世に時間がかかる
・仕事が分断されていて、成果が見えにくい
・社員一人ひとりをしっかり見れない
・下積みが長い、個人の裁量が少ない
・意思決定のスピードが遅い
・経営陣の存在が遠い

【中小企業で働くメリット】
・社員が少ない分、責任ある仕事を任される
・個人の裁量が大きい
・「会社」ではなくて「個人」として勝負できる
・自分が会社を大きくするという実感が持てる
・意思決定のスピードが速い
・経営陣との距離が近い

【中小企業で働くデメリット】
・一人ひとりの負担が大きい
・知名度、社会的な地位がない
・ビジネスの規模、世の中への影響力が小さい
・不安定
・福利厚生が充実していない
・親が不安になる

※あくまで、当日の参加学生から出た意見です。
あなたはどう思いますか?


当日の参加学生に、私は3つのことを伝えしました。

■1.メリットとデメリットは表裏一体である。

例えば「社員の多寡」という点に着目してみます。大手企業では「社員が多いため、組織としては強い」かもしれません。その反面「社員一人ひとりをしっかり見れない」「社内競争が激しい」という声も出ました。

一方、中小企業では「社員が少ない分、責任ある仕事を任される」「個人の裁量が大きい」という声も出ました。逆に「一人ひとりの負担が大きい」というデメリットも挙がりました。

それぞれのメリットとデメリットを見てみると表裏一体なのです。要するに「社員が多い」という事実をあなたはどう解釈するか、です。

■2.本当に企業規模と関係があるの?

例えば「安定・不安定」。これは企業規模とほとんど無関係です。大手企業が倒産するケースもあれば、中小規模でも、財務的、ビジネスモデル的に、とても安定している会社もあります。「大手=安定」といった安易な連想で思考停止をしてしまうのは非常に危険です。

■3.本当にあなたにとってメリットなの?

例えば「ネームバリュー」という点。これは大手企業と中小企業では大きな差があるのは事実です。でもネームバリューがあることは、本当に「あなたにとっての」メリットなのでしょうか。

ネームバリューやブランドで、商談が有利になったり、お客様が増えたりすることはあります。しかし、それは「会社」のメリットではないでしょうか。
あなた「個人」のメリットと言えるのでしょうか。

もちろん、ネームバリューを重視する人もいますし、それを否定するつもりはありません。ただ「それは本当に自分にとって良いことなの?」ということを常に考えてほしいのです。


私が伝えたいことは「大手・中小…どちらが自分にとって良いのか、しっかり考えてくださいね!」ということです。考えるためには自分で足を使って、人に会って話を聞く。「大手企業・中小企業」と検索しても「あなたの答え」は手に入りません。答えを出せるのは自分だけです。

参加学生の皆さんも、大手・中小を客観的に比べてみて、学ぶところが大きかったようです。

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