職サークル

内定が出る12のヒミツ

11.大手人気企業に入れないと、負け組になってしまいますか?

結論から言いますと、「負け組とは言えない」です。

人気企業ランキングのトップ100社を人気企業と仮定します。
その100社が200人ずつ毎年採用すると仮定すると、大企業に就職できる学生は年間2万人。就活生は毎年約55万人いますので、9割以上は人気企業に入れないことになります。

ここで、偏差値が高いと言われる旧帝大、早慶上智、一橋・東工大・外語大の1学年あたりの学生数を見てみると、合わせて約4万人います。これでもう人気企業の採用数を上回ってしまいました。

では、人気企業に入れなかった9割の学生は負け組なのでしょうか。
同世代の9割が同じような方向に進むのだったら、それは「負け組」というよりも「通常」と呼ぶほうがふさわしいのではないでしょうか。人気企業に入れなかった9割を負け組とする見方は、偏っていると言わざるをえません。

え? 納得出来ない? 大手人気企業のほうが働く環境がよさそう?
では、こちらをどうぞ。(↓)
 
(1)今は大丈夫だけれど、数年後も大丈夫かどうかはわからない。

2012年11月現在、日本の家電業界は業績が悪くて大変なことになっていますが、これは10年前には考えられなかったことです。逆に、携帯電話やスマートフォン向けのゲーム関連業界がここまで伸びることを10年前に予想できた人はどれだけいるでしょうか。新しい技術の台頭や政治・社会情勢の変化から会社は大きく影響を受けるものなのです。就職してから定年までの約40年間、人気企業が変化にうまく対応して生き残れるかどうかは誰にもわかりません。そう考えると、人気企業に執着する必要があるのでしょうか?

(2)大手人気企業だからといって、必ず安定した社会人生活がおくれるとは限らない。

働いていて全く充実感を味わえなかったり、毎日会社に行く事が苦痛になるような仕事環境はどんな会社にも存在するものです。もちろんそれは大手人気企業も同様です。
入社後に「こんなはずじゃなかった…」と後悔するような原因として、「企業の実態をよく理解しないまま、イメージや知名度だけで選んでしまった」という先輩の声をよく聞きます。知名度が高いかどうか、会社規模が大きいかどうかよりも、企業の社員の方と実際に会って話し、入社後の働き方について十分納得できたかどうかで応募先の企業を選ぶほうが、重要ではないでしょうか。(大手人気企業ではないけれど、業界の中ではトップシェアを持つ超優良企業は、たくさんありますよ)

人気か否かという基準は就職活動の成功に全く関係ないことを分かっていただけたでしょうか。

学生のみなさんには「負け組」になるかなど気にせず、本当に自分に合う企業を見つけてほしいです。

参考:02.人気企業=あなたにとっていい企業とは限らない

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