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TOP よみもの 学生委員レポート 自分が望む生活を送るには、いくらかかる?社会保障制度ってなに??ちゃんと考えよう、ちゃんと話そう「お金」の話【ギャザリングレポート】

自分が望む生活を送るには、いくらかかる?社会保障制度ってなに??ちゃんと考えよう、ちゃんと話そう「お金」の話【ギャザリングレポート】

自分が望む生活を送るには、いくらかかる?社会保障制度ってなに??ちゃんと考えよう、ちゃんと話そう「お金」の話【ギャザリングレポート】

ちー人文社会学部/人間社会学科

#23卒 #文系 # いつまでお年玉をもらえるか、毎年ドキドキしています #今年はまだお年玉いただけました

2022/01/14 UP

あけましておめでとうございます!今年もよろしくお願いいたします。
23卒学生委員、ちーです。
今回は、1月11日に開催された第10回職サークルギャザリングの報告レポートです。


「お金」を就活や企業選びの際に重視してはいけない、というような風潮ってありませんか?
「お金」は生活するうえで必ず必要な大切なものなのに、給与のことはなんだか聞きにくい…。
今回のギャザリングは、このようなモヤモヤについて話しました。

(ギャザリングとは何ぞや、についてはこちらをご覧ください。)

今回のテーマ
「新春!お年玉企画 ちゃんと話そう、お金の話」

まずは、全体で議論。学生/社会人それぞれが抱えるもやもやについて、考えてみました。
(このコラムには、ギャザリングに参加した学生/社会人の考えを掲載しています。)

Q:なぜ学生は「お金」のことについて聞きにくいのか?

●他の学生が「お金」について質問しているのを見たことが無いから。
●人それぞれもらっている金額が異なるから。
●プライベートなことだと思い、遠慮してしまうため。


わたしも、人事評価制度について質問したことはありますが、具体的な「お金」についての質問はしたことがありません。「お金」についてどのタイミングで聞けばよいのかわからず、質問出来ていません。

Q:「お金」のことを聞かれた人事の方は、どのようなことを考えているのか?

●「お金」のことを聞かれて「え?」とは思わない。大切なことなので、気になるのは当然。
●聞きにくいことを聞いてくれたことから、信頼してくれていると感じる。
●福利厚生や人事評価制度、昇給について質問する=就職した後のことまで考えている、という印象。
●説明会、合同説明会等のイベント(大人数が参加するもの)においては理念や思いについて伝えたいため、「お金」についてはあまり話さない。面談や面接において「お金」の話をすることは問題なし。
●「初任給はいくらですか?」、「〇年目には、いくらくらい給与をもらえますか?」という質問には答えられるが、「△△さんは月給いくらですか?」という質問はプライベートな質問であり、同じ会社の中でも給与は異なるためあまり参考にならない気がする。

「お金」についての質問は重要なことであり、質問したことで必ずしもネガティブなイメージを持たれるわけではないことが分かりました。一方で、個人的な月給はプライベートなことであるなど、聞く内容やタイミングは考えなければならないと思います。

直接学生/社会人に「お金」について質問タイム

★学生から社会人に質問★

Q:給与と福利厚生、どちらを優先すればいいの?
→人によって異なる。たくさん稼ぎたい人は給与を優先、住宅手当などの制度が欲しい人は福利厚生を優先。福利厚生には、企業の社員に対する”想い”が現れている。
Q:現在の給与に満足していますか?
→それなりに満足している。ただし職種が変わったとき(例えば、営業→人事など)には給与がちょっと減ったなあと感じた。

★社会人から学生に質問★

Q:給与はどのくらい欲しい?どのくらい初任給でもらえると思う?
→【学生A】20代で年収1000万円欲しい(なんとなく)、【学生B】初任給で23万円くらいは欲しい、【学生C】初任給で20万円以上もらえたらすごいと思う。
Q:「お金」について話すことについて、企業や社会人にどのようなアクションをとってほしい?
学生から「お金」の話を切り出すのは難しい。社会人から「お金」について話すきっかけが欲しい(スライドで説明する際に、給与について触れるなど)。

今回は時間の関係で聞くことができませんでしたが、「退職金についてどう考えている?」、「お金について聞いて、学生は本当に理解できている?」、など興味深い質問がたくさんありました!
(これらの質問は、どこかで社会人の方が回答してくださると信じています~)

今回のギャザリングを通しての学び

私は今回のギャザリングに参加して、「お金」についてもっと勉強し考えることが必要だと感じました。

私は就活において社風や理念、やりがいを重要だと考えてきました。そのため「お金」について考えたことがほとんどありませんでした。この考えが100%間違っているとは思いませんが、社会人の方と「お金」について本音で話し、私は「お金」やそれに関する社会制度について知らないことがたくさんあることが分かりました。(ギャザリングに参加されていた社会人の方も、学生って意外と「お金」のこと知らないんだ!と驚いていました。)

企業選びの軸を「お金」だけにしてしまうことは適切ではないと感じますが、「お金」は生きていく上で必要なものです。今回のギャザリングを通して得た気づきをこれからの就活に生かしていきます。

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