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企業研究で”本当に研究すべき” リアルチェックリスト ~その3-3~

企業研究で”本当に研究すべき” リアルチェックリスト ~その3-3~

清水真理

#小さい頃から憧れていたキャビンアテンダント(CA)の内定を取ったにもかかわらずパフに入社 #福岡県出身 #英米文学科 #名探偵コナン大好き #歴史大好き #ソフトバンクホークスファン

2020/11/16 UP

こんにちは!清水です。

今回も 【 企業研究で”本当に研究すべき” リアルチェックリスト 】をお届けします。

前回に引き続き【財務状況】について、今日はその中でも「貸借対照表」についてお伝えします。

★財務状況を読み解くための「財務諸表」とは(前回のおさらいはこちら)★

貸借対照表って?

貸借対照表で分かるのは、その会社が持つ資産、そしてその出どころです。

ここから、「経営の安定性」を読み取ることができます。

「対照」という名の通り、左側と右側を照らし合わせて見ていくのが、貸借対照表。

左右の合計値が必ず一致することから「バランスシート/BS」とも呼ばれています。

左側は、「資産の部」。

会社が保有する資産、例えば、現金・証券・土地・建物・機械などが記載されています。

右側は、「負債の部」と「純資産の部」。

会社がどこかから借りているものである「負債」と、会社自身が持つお金である「純資産」が記載されています。

また、「負債の部」に該当する、借りている(=返済義務がある)財産を「他人資本」。

「純資産の部」に該当する、株主からの資金や営業活動で得た利益などの返済不要の自前の財産を「自己資本」と呼びます。

「経営の安定性」を読み取るには「自己資本比率」をチェック!

「資産全体に対する自己資本(=純資産)の割合」を「自己資本比率」と呼びます。

一般に、倒産しにくい企業の基準となるのは40%。

ですが、業種によってバラつきがあります。

例えば、不動産業などは基本的に借金をして販売する建物を建設するので、自己資本比率は低め、

反対にIT系企業は、アプリ開発などはパソコンと通信環境さえあれば運営できるので、設備投資が必要ないことも多く、自己資本比率は高めとなっています。

ですので、自己資本比率は”同業他社と比較”して、見てみるのがオススメです。

それでは今日はここまで! 次回は最終回、「キャッシュフロー計算書」についてお伝えします。お楽しみに!

 

★【財務状況】を知るためのヒント★

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