2021/03/08 UP
こんにちは、パフの田代です。
最近オンライン上でもプレゼンテーション選考が行われるなど、
自分の考えを画面と言葉で伝える機会が増えてきたように思います。
資料をまとめるのが苦手
文字と写真のバランスが分からない
デザインセンスが無い
など、プレゼン資料は悩みが付きません。
そこで、本日は、イベント内容、説明資料など企画を多く手がける
自称・コンテンツおじさんから読者の皆さんに一言アドバイスをお伝えします。
先月2月の1か月の間でプレゼン資料を
約1200枚作っていますので、それなりの傾向と対策は言えると思います。たぶん。
今日はコピー(文章)の部分だけお伝えします。
◆コピーや文章は年々短さが求められるようになってきた。
エントリーシートをはじめ、プレゼン資料は、
当時から、具体的に長く書くことが重要だ!と言われてきたように思いますが、
昨今「短く端的に」伝えることが求められるようになりました。
情報過多の時代。相手の分かりやすく、端的に伝えることは
もはや必要不可欠な能力と言えるかもしれません。
そこで、こんな手順で考えます。
1)気持ちやプレゼンしたい内容は、すべてメモ帳などに可視化する
まずは殴り書きでOK。そこから無駄な言葉を削っていきます。
基本的には箇条書きでOK。
↓
2)削れ、削れ、と言いますが、削ってはいけない言葉。
それは自分(企業で言えばその会社)でしか表現できない言葉です。
例えば「継続力」という言葉があるとします。
すごくありきたりで誰もが使うので、この言葉だと聞き手、読み手は響きません。
だからここに具体的なエピソードや言葉を1つ足します。
私なら…
私は継続力がある人間です。
例えば、アルバイト。どん臭いでくの坊が!と1年間、店長とスタッフに
冷たい目で見られ、問い詰められてきたのに、いつの間にか、みんな優しくなった。とか。
A君とBさんが付き合っていることは内緒だよ!と言われて
3年間誰にも言わずに黙り続けていたら「そんなの皆知ってるよ」と鼻で笑われた、とか。
イメージしやすいシチュエーションで、らしさを伝えていきます。
↓
3)文章はブツブツと音読する
自分、作った資料は、カレーのように一晩、二晩寝かせて
何度も眺めています。フレッシュな気持ちで眺めると違った表現も思いつきます。
理想は、3日ぐらい眺めてみると良いですね。
↓
4)読み手に響く言葉遣いを選ぶ
これは重要!私の場合、視聴者である学生の皆さん向けの資料なので
ビジネスの訳の分からない言葉ではなく、
できる限り咀嚼し、たとえ表現なども入れながら楽しめる内容にしています。
※自分しか分からない表現は、かっこよく見えるようで、
むしろジコマン感(自己満足)たっぷりでダサくみえてしまいます。
このあたりを、繰り返し繰り返し行う。
すると、自分らしい端的な言葉が出てくるのであります。
実践編については、また後日。本日はこのぐらいにしておきます。
次は平原さんです。
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「その組織で今求められているのか」
「現組織とウマが合うのか」
仕事に対する姿勢をシビアな感じに綴ってみました。