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スタッフのつぶやき

臨床検査を学んでいたのに、パフに入った話。(5)~意思決定編~

臨床検査を学んでいたのに、パフに入った話。(5)~意思決定編~

里見 瑛梨奈(サトミン)

#愛媛出身 #愛媛育ちの生粋の伊予っ子 #就職を機にあこがれの東京へ #寝る前のストレッチは3日坊主 #医療技術を学んでいたけれど、あえてパフ #就活 #自己分析 #企業分析 #業界研究 #就職活動 #他己分析 #新卒採用 #職サークル

2021/03/22 UP

こんにちは。やっと緊急事態宣言が解除されましたね!
もはや当たり前になりすぎて、お店が20時に閉まること以外で、緊急事態宣言であることを感じることは少なかったですが。
またすぐ、GWには再発令されるんだろうな・・・とか考えています。

さて、本日は「臨床検査を学んでいたのに、パフに入った話。(5)~意思決定編~」をお送りします。
臨床検査を学んでいたのに、パフに入った話。(1)はこちらから。
ちなみに、2年前に学生向けメルマガで配信したコラムをリライトしながら書いています。

春休みの1ヶ月間の東京での生活は、とにかくがむしゃらでした。

動きまくって、1ヶ月の東京生活が終わります。
どこにも内定はもらわなかったけれど、就職活動や会社に対しての価値観も変わったし、
自分が本当に大事にしたいことも見つかり、とても実りのある1ヶ月でした。

春休みに東京で1ヶ月就活を行った結果、ようやく就活のスタートラインに立てたような気がしていました。
この頃までに30社以上の説明会や選考に参加しましたが、最終的に「なんとなくいいな」と思う会社は4〜5社くらいでした。
パフもそのうちの一社でした。

自分の気持ちの変化に気が付いたのは、パフの三次選考を受けるときです。

三次選考前、とても緊張している自分がいたのです。
「落ちたらどうしよう…」と。
他の企業の選考では思わなかったのに、と自分自身が驚き、
「なんで落ちたくないんだろう?」と考えた時、
自分がパフに行きたいと強く思っていることに気付きました。

その年のパフの三次選考は、「のびしろ選考」。
過去を振り返って、自分が「成長した」と感じたことについて3分以内のプレゼンをする、個人面接でした。

“面接で自信を持って語れるほどの”目標に向かって頑張り、達成したエピソードなどなく
自信のない私は、選考の日までとても不安だったのを覚えています。(笑)
※今なら、エピソードの大きさや珍しさなどを聞いているのではなく、
 本来の自分という人を伝えることができればよい選考なのだと分かりますが・・・。

その後、大学の話や就活の状況やどんな社会人になりたいか、
などいろいろなことを話しましたが、結果的にこの三次選考でパフへの志望度が大きく上がりました。

当時は直観的に考えていましたが、今思うと以下の2つかなと思っています。

【1】私の価値観を認めてくれたこと


→「どんな社会人になりたいか」「どんなキャリアを歩みたいか」という質問に対して、
 私は10年後や20年後の将来は想像できず、いつも「3年後に会社がつぶれても生きていける力をつける」
 という話をしていました。
 その時受けていたほかの企業では、それだとNGで再チャレンジの機会をもらったにもかかわらず、
 やはり20年先が漠然としていて不合格になりました。
 でもパフは、「いいじゃん!」と言ってくれました。

【2】弱みを分かったうえで、「合格」という判断をもらったこと


→私は強がりで人を頼ることが苦手です。今だからこそ自覚はしていますし、
 仕事上、よくないこともたくさんあるので変化しようと頑張っていますが、
 当時はそれを人から指摘されるほどのものだと思っておらず。
 ですが、フィードバックで「強がりな点は不安です。」と明確に書いたうえで
 合格の連絡をもらいました。

基本的には自分のダメなところを探してはまだまだだな・・・と思う性格なので、
「私は私のままでいいんだ」と本当に心が軽くなった瞬間でした。
そして、パフという会社が明確に第一志望になったのです。

そして次は最終面接。
パフの最終面接は、今までの自分の人生を社長に語る、というものです。
しかもなんと2時間!
(深掘りをする時間や、逆質問の時間もあるので、私が一人で語ったのは1時間くらいだったと思います。)
第一志望だし、そのころには選考中の会社も3~4社だったため、
三次選考とは比べものにならないくらい緊張しました。
しかし、私自身話すことが好きだったことと、釘崎さんの上手な相槌とで、
15分も経てば緊張を忘れて夢中で話していました。

そして、次の日、合格の連絡をいただきました。
本当に本当に嬉しく、今でもあの瞬間は鮮明に覚えています。
その日は金曜日で、今日こなければ不安な気持ちで土日を過ごさねばならないので、
1日中スマホを見つめていて、15時頃に電話が来たのも覚えているくらいです。(笑)

パフでは最終面接合格者に対して、「内定」ではなく「合格」という表現をします。
合格をもらった本人が納得のいく就活をした後に「自分で自分に内定」を出すんです。
私は既にパフに惚れて(笑)いたので、ここ以上に行きたいと思う会社はないと思い、
合格通知の電話で、「パフに入ります!」と伝えました。

その後、100名ほどのパフのお客様が集まる「職サークルシンポジウム」の場で、
自分で自分に内定を出す「宣言」を行い、無事入社しました。

以上、全5回で私の就活の体験談をお送りしました!

今回、かなり自分の心境の変化を中心に書いてみました。

そろそろ「意思決定」が近づいている人も多いのではないでしょうか。
・オンラインで会社の雰囲気が分からず、第一志望がない
・第一志望”群”の中からどうやって会社を選べばいいのかわからない

そんな人の参考になればと思い、少しポイントを書いてみます。

その1 どうしても妥協できない、絶対に外せない条件はありますか?

ex)私は、絶対に東京で働く!!!ということは妥協できなかったので、
  東京以外の支店があり配属可能性があるところは、受けませんでした。

基本、その条件をクリアできない会社は受けないのがベストですが、
とはいえ手持ちの会社を広げておきたい気持ちもあると思います。
選考が進んできて、受かっても行かないだろうなという会社は、
なるべく早く辞退しましょう。すでにいくつか内定をもらっている人は、
絶対に外せない条件を満たしていない会社はすぐに辞退しましょう。
意思決定の邪魔になるだけです。

その2 企業選びの際、自分が重視したいことはなんですか?

自分が重視したいことと、重視したい度合を書き出してみましょう。
ポイントは、具体的に書くことです。
省略しますが、なぜそういう軸を持ったのか?それを重視するのか?と考えてもよいです。

ex)私の場合・・・
東京で働ける
家賃補助もしくは社宅がある
プライベートでも旅行に行けるくらい仲が良く、人との距離を詰めたり、プライベートに突っ込んでくるくらい自己開示OKな人が多い
マニュアルは整ってなくてもいいから、営業にとどまらずいろんな職種や役割を経験できて、3年後会社がつぶれても活きていける力がつく
波乱万丈、面白そう
医療業界ド真ん中ではない。関わっていてもいいけど医療系と括られない分野。
(重視したい度合は省略します)

~その③~

直感を信じてOK!
いろんな会社を見たりいろんな社会人に会ったり、していればしているほど、合う・合わないの感覚は鋭くなっているのでは?
不安であれば、その直感を言語化してもいいですが、あまり自分の直感を疑いすぎないように。

~~~~~

私は就活を始める時期も遅かったし、さらに自己分析や業界研究など、
不十分な状態で始めました。そのため、自分の軸を見つけ、
それに沿って就活をする状態になるまで、とても遠回りをしたと思います。
全部は書ききれませんでしたが、一次で落ちたことも最終面接で落ちたこともあります。
そんな中、行きたい!と思える会社に出会えたことは本当に有難いと思っています。

国内だけでも何十万と会社があり、「ここに行きたい!」と思う会社に出会うのが、
1社目なのか、100社目なのか、分かりません。

ただそのチャンスが現れたときに、みなさんが全力で掴みに行けることを応援しています。

次は、学生時代のエピソードがたくさんあってうらやましい(笑)、ハスミン

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