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用語解説

求める人物像解説│地頭がいいってなに?勉強ができるのとはどう違う?

求める人物像解説│地頭がいいってなに?勉強ができるのとはどう違う?

上口友也(みぐさん)

#21卒2年目 #採用担当も2年目 #もう年が終わるんですか? #大掃除始めました 

2022/11/24 UP

こんにちは、みぐさんことカミグチです。
ワールドカップ、まさかドイツに勝つとは・・・!
興奮して全然寝付けませんでしたw かっこよかった~~!
(サッカーは僕の守備範囲からはちょっと外れているのでにわかなんですがそれでも凄かった。)

さて、今日は平原さんに続いて用語解説をお届けします。
今日のテーマはこちら!

地頭

です。(※リンクはジアタマではなくジトウです。あの鎌倉時代の。)

採用ホームページやナビサイトには書いていないことも一定多いかと思いますが、ポロっと人事の方や先輩社員の方の口から出てきたこと、ありません?
「地頭のいい方に来てほしいですね」って。

いや、「地頭」ってなんやねん!

ってなりません?w
少なくとも就職活動をしていたときのカミグチはそう思っていました。
「勉強ができる」のと何が違うんですか???と。
そこで今日は、就職活動も採用活動も、両方やってきたカミグチなりの解釈で、
地頭と勉強について書いていこうと思います。

さて、地頭について書いていこうと思うのですが、まず一つ。
求める人物像に「地頭の良さ」がある会社を受けていたとして、
グループ面接で、「私は地頭が良いです」って自己PRしている人は見たことがありますか?
少なくとも僕はないんですけど。
と、いうのもこれって、単体だとツッコミどころが多すぎるんですよ。

「どういうベクトルで地頭が良いのか」が判別しづらいんですね。
「大学のランクが高い」ことと「勉強ができる」ことはある程度相関しても、
「大学のランクが高い」ことと「勉強の才能がある」ことは相関しない場合もありますよね?
「地頭が良い」という定義にもいくつか種類があるので、「〇〇性」みたいにまだ曖昧過ぎる、解釈が何通りもできてしまうんです。だから、もう少しブレイクダウンしていく必要があります。

じゃあ、ジアタマって何なのさ。ということで私が思う要素をいくつか挙げてみます。

①抽象→具体の力(具体化)

グループディスカッションの場面でもありますね。
分かりやすいところで言うと、アイデア出し。
ここで大体のテーマでアイデアがポンポン出せる方は強いです。
「発想力」とかの言葉に変化してしまいがちですが、この能力が高くても「地頭は良い」と言えると思います。
(ちなみに僕はこれが凄く苦手なので、得意な人が羨ましいです・・・)

②具体→抽象の力(抽象化)

①とは逆に、具体的なアイデアをまとめて抽象的なものに昇華できる人も強いですね。
グループディスカッションで例えるなら、アイデアをたくさん出してから結論出そうというときに、
「これってこういう共通点ありそう!」「こういうことが言えそう!」と考えつくな、という人です。この力もビジネス上で使えるスキルの一つ。こういうのって苦手な人は苦手です。
自分って案外できるかも?という人はぜひアピールしてみてください!

③理解力

全然ベクトルが違うのですが、こういうのも「勉強ができる」人にはありがちかなと。
「教科書を読めば大して話を聞かなくてもわかる」、「先生の話を聞けばだいたい言いたいことがわかる」、「アルバイト先で同じことを何回も言われないし、間違いもそこまでしない」
こう言われた時に、「自分はそうかも?」と思った方。
もしかしたら理解力が高いかもしれません。
これも「地頭が良い」と言えるのでは?と思っています。

業務上の指示やアドバイスなどは、仕事をする上で絶対にあります。
それを何回も聞き返さなかったりする力って、皆さんがもし上司の立場だったら嬉しくないですか?
「こういう人に来てほしい!」と思いません?
そういうことですね。

勉強、それなりに頑張ってきたな~という方へ

「勉強ができる」というのと「地頭が良い」のって違う!と私はずっと考えていました。
最近先輩から「カミグチくんって、地頭が良いよね」と(僭越ながら)言っていただくことがあったのですが、「勉強ができる」のでは?と思っていたんです。
でも当然「勉強ができる(ようになった)」人には「勉強ができる(ようになった)」理由があるはずなんです。(嫌味みたいですね、勘弁してください)

自分って、どういう勉強したかな?
他の人と勉強について違うことはなかったかな?(勉強時間・スタイル・やりかた)
こういうことを考えてみると、自分のスタイル・特徴・強みが見えてくるのではないでしょうか。
それが自己PRに使える要素かはわかりませんが、発揮できる環境は探せそうですよね。

企業に入ってももちろん勉強は続きます。


そういった自分の特徴に関して、就活時期に振り返ってみるのも良いのではないでしょうか?
個人的には凄くおススメです。
ぜひ考えてみてください~。

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