能登半島地震で被災された皆様に、心よりお見舞い申し上げます。
被災地の皆様の安全と、一日も早い復興をお祈りしております。

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こんにちは、職サークルの平原です。
2024年は、誰も予想しなかった大混乱の幕開けでしたね。

今から就職活動が本格化する就活生の皆さん、
テストを控えた受験生の皆さん、
社会人デビューを控えた内定者の皆さん。

それぞれに不安があろうかと思いますが、こんな時こそ、少しでも、1ミリでも、良い年にしていきたいですね。一緒に前を向いて進みましょう！

さて。新年一発目のコラム、大切に書きたいと思います。

今日のテーマは「働くこと、イキイキと働くこと」です。

いきなり話が脱線しますが、先日ある受験生の話を聞きました。
行きたい大学名はいくつも言えるし、テスト対策もかなり頑張っていて共通テスト対策についてのポイントなどをあれこれと熱く教えてくれたのですが、「で、どんな学科を受けるの？」という質問に対してはもやもやもや～と言葉を濁します。

「まあ、就職を考えると経済とか、経営とか・・・・情報は・・・・キャリアデザインが・・・・でもこの科目で受験できる学校は・・・・」

と、はっきりしません。

あなたはこの話を聞いて、どう感じますか？

私は、彼が一生懸命頑張っていることは痛いほどわかるのですが、「大学に入ること」がゴールになってしまっているように感じました。

大学に入って何をしたいのか。
大学で何を学びたいのか。
その先に、どんな人生を歩みたいのか。

それらに焦点を当てず、ひたすら「受験を突破し入学する」ことに尽力しているように見えました。

話を戻して、今就職活動をしている、始めようとしている皆さんは「会社に入ること」がゴールになっていませんか？

入社の先にあるのは「毎日働く日常」です。

本気で働くことについて、考えていますか？

１）就活生よ、二兎を追え

働く時間は、一日８時間＋α
日中の時間でいえば、週の70％以上が働く時間となります。
お給料が良くて、安定していて、休みが多い会社なら幸せ、という人がいますが、ではその働く時間が面白味もなく、やりがいもなく、ただ過ぎ去るのを耐える時間だとしたら、幸せな人生になるでしょうか。
居心地の悪さに耐える時間だったり、圧倒的な敗北感や落ちこぼれ感を感じる時間、または嫌なことを我慢してやり続ける時間であっても幸せでしょうか。

お給料が良くて、安定していて、休みが多い会社に入ることと引き換えに、人生の大半の時間を「耐える」「我慢」「嫌々」という気持ちで過ごす人生を送りたいですか。

どうせなら、働く時間もあなたにとってかけがえのない時間になるような仕事選びをしませんか。
お給料が良くて、安定していて、休みが多い＋イキイキ働ける会社　だったら最高ですよね？

なんと、この【会社の好条件】と【イキイキ働ける】は拮抗しません。
両方、狙えるのです。まさに二兎を得る、そんな人生もありえます！！ありありです！

だからこそ、就活生の皆さんには、二匹目の兎について、しっかりと考えてみてほしいです。

２）イキイキ働くとは？

このイキイキって言葉、ダサいですよね。
職サークルはずっとこの言葉を使ってきたのですが、ぶっちゃけそろそろ死語かなと感じています。
今風にいうなら、well-beingがしっくりきます。
※well-beingは同期のタシロも学んでます。これからの時代に必須の考え方の１つですね。

あなた自身が良いと思える心と体の状態で働けること。
働く時間が「耐える」「我慢」「嫌々」ではなく「良い」と思えること。
これが、イキイキ働くということなのかなと思っています。

ある人は、部活のように全力投球、熱中し、調整し、挫折もしながら結果を出す働き方。
ある人は、じっくり着実に学びながら、人と信頼関係を構築していく働き方。
ある人は、自分らしく軽やかに人と関わる働き方。
ある人は、好きで好きでしょうがない物事を追求していく働き方。
ある人は、自分の信念に従って行動する働き方。

それぞれの「良い」状態でよいのです。
もしかしたら、その時々、現在進行形では自分がイキイキできているか自信が持てないこともあるでしょう。
それでも大丈夫。振り返って過去の自分を見たときに、一生懸命やってたな、自分らしくぶつかっていたな、もがきながらも前進していたなと思えるならそれも「良い」とくくっていいと、私は考えます。
全くの苦労もなく、常に100％「良い」状態でいることなんて、そんなに簡単にできません。
「良い」状態を目指して必死に頑張る時間も含めて、「良い」だと私は思います。

あなたにとって「良い」と思える働き方は、どんな状態ですか？
熱血？
着実？
軽快？
探求？
信念？
それとも・・・？

あなたの理想とする「良い」状態が実現しやすい会社や職業は、今まで出会った会社にありましたか？
こんな風に働きたいなと思える社会人に出会っていますか？
もしかすると、会社の大きさや知名度、業界すらも今まで見てこなかった場所にあなたの「良い」があるかもしれません。

選考が本格化する前に、内定の先にある働く日常について、あなたにとってイキイキ働くとはどういう状態なのか、しっかり考えてみてほしいと思います。
職サークルはいつもあなたを応援しています！！

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もう少し考えを深めてみたい方は、こちらもおすすめ。
平原が最近読んでとてもオススメの本です。

キャリア・ウェルネス 「成功者を目指す」から「健やかに働き続ける」への転換 村山 昇 (著)

今年の目標の一つ、村山さんにお会いしてみたい！