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「夢がない」人向けのキャリアの見つけ方

「夢がない」人向けのキャリアの見つけ方

阿久根

2026/01/16 UP

突然ですが、皆さんには「夢」はありますか?

「歌手になって、たくさんの人を感動させたい」

「誰もが知る有名大手企業に就職したい」

「インテリアデザイナーになりたい」

「自分の憧れの地域に移住したい」……

いくつか異なるレイヤーの「夢」を並べてみましたが、

何を隠そう、私はかつて「夢がないこと」をコンプレックスに感じていた時期がありました。

(正直に言うと、今でもたまに、ちくっとすることがあります。笑)

学生時代を振り返ると、留学に行くために努力を重ねる友人を見て

「あんなふうに夢中になれるものがあって、羨ましいな」と思ったり。

社会人になってからも、昔から目指していた職業にキャリアチェンジした友人が、

楽しそうに仕事の話をしているのを見ては「粘り強く努力できてすごいな」と感じたりしていました。

「夢を持たない側」の人間からすると、

「夢を持つ」人が自分の目指していることを語る姿は、

とても輝いて見えて、強く人を惹きつけるんですよね。

関心をぐっと引き寄せる力を持つ話題、それが「夢」なのだと思います。

一方で私は、今から10年ほど前のことになりますが、とある企業のエントリーシートで「あなたは今後、どんな経験をしていきたいですか?」という問いに対して、

「とにかくさまざまな経験をすることで、自分の心がどう動くのかを知りたいです。

20代は、心の引き出しを増やす10年間にしたいです。」

……という、今思えば“答えになっていない”回答を、大真面目に書いていました。

(あの時の採用担当者さん、すみません!それでも面白がって最終面接まで呼んでいただき、ありがとうございました)

少しふざけたニュアンスに受け取られた方もいるかもしれません。

ただ私自身は、「夢を持つこと」と同じくらい、

「遭遇する出来事を全身で受け止めながら、自分にとっての“大切なもの”を見つけていきたい」という気持ちが強かったのだと思います。それは今も変わっていません。

「周りからどう見られるか」よりも、どんなに些細なことであっても

「自分の心が素直に喜んでいるか」といういわば“内的充実”の度合いを、常に意識しています。

また私の中では、「夢を持つ」ということが「自分が目指すものの枠組みを決めること」のように感じられていて、夢を持つことで、かえって自分を限定してしまう感覚があるのかもしれません。

一度きりの人生。

せっかくなら、過去の自分が想像もできなかった場所に行ってみたい。

そんな風に思っています。

かつての私のような、「夢はないけど、希望はある」(笑)

そんな皆さんに、今日はこの言葉を贈ります。

・「何をしたいか」ではなく、「どうありたいか」をとことん突き詰めよう

・「どうありたいか」を定点観測して、次のアクションにつなげよう

・「ありたい自分」を叶えてくれそうな環境(会社・コミュニティ)はどんな場所か、目と耳と足を使って探してみよう

「どうありたいか?」という問いは、「どんな人になりたいか?」と言い換えることもできます。

素敵だなと思う友達の性格、

心に残ったアーティストの言葉、

憧れる生き方や環境……。

どんなものでも構いません。

「自分もこうなりたい」を、ぜひたくさん集めてみてください。

ちなみに私は、定期的にChatGPTに好きな作家や俳優の要素を列挙して、

「彼ら/彼女らの共通点」を洗い出しています。笑

一方で、「どうありたいか」は、心の状態や置かれている環境によって変わっていくものでもあります。だからこそ定期的に立ち止まり、

・今の自分に変わらず必要な要素

・今の自分には不要になった要素

・新たに必要になった要素

を確かめてみてください。

「ありたい自分」が、たとえ朧げでも見えてきたら、次は、そんな自分に近づけそうな場所を探していきます。自分の興味のアンテナが反応する場所には、どんどん足を運んでみてください。企業への就職を考えている方は、いずれ1社に絞らなければならない時期が来ますが、

そのときは

「今の自分にとって、一番学びが大きそうだ」

と感じる組織を選ぶことをおすすめします。

もちろん、最後は自分の直感を信じてくださいね。

……今の私の「なりたい姿」ですか?

そうだなあ。

温度のある関わりを通して、

血の通った信頼と知恵を分かち合える人でありたいと考えています。

これからどんな経験を積んでいくかは、未来の私にゆだねることにします。 頼むよ、わたし!

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