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臨床検査を学んでいたのに、パフに入った話。(3)

臨床検査を学んでいたのに、パフに入った話。(3)

里見 瑛梨奈(サトミン)

#愛媛出身 #愛媛育ちの生粋の伊予っ子 #就職を機にあこがれの東京へ #寝る前のストレッチは3日坊主 #医療技術を学んでいたけれど、あえてパフ #就活 #自己分析 #企業分析 #業界研究 #就職活動 #他己分析 #新卒採用 #職サークル

2021/01/25 UP

こんにちは!サトミンです。
東京にきたら雪が降るのを楽しみにしていたのに、寒いだけで全く雪が降りませんね。

さて、本日は「臨床検査を学んでいたのに、パフに入った話。(3)」をお送りします。

臨床検査を学んでいたのに、パフに入った話。(1)はこちらから。
ちなみに、2年前に学生向けメルマガで配信したコラムをリライトしながら書いています。

編入試験に失敗し、今の大学を卒業しようと心に決めたのも束の間。
3年生になり、嫌でも”就職活動”の文字が散らつく時期となりました。

自分の所属する学部で就職先が決まると思っていた私は、
病院や保健所には行きたくないなあ…と思い、民間の医療機器メーカーや治験など、
医療に携わる業界に行くしかないのかと悩んでいました。
(先生方は病院や大学などで医療に携わってきた人たちばかりで、
 民間に行きたいと相談するとそういうところを勧められました。)

そんな時、新しく赴任してきたH先生との出会いで、私の固定観念は取り払われました。
H先生は総合大学ご出身で、かつ総合大学で教授をしていたこともあって、
「民間に就職したいけど、医療系だから普通の企業に受かるわけない」
という私の思い込みを
「何言うとん。学部なんか関係ない。行きたいところに行けばいい」
と、一喝してくれました。

そんなこと言われても…と半信半疑でしたし、いまいち就活の始め方も分からなかったのですが、
とりあえず行ってみよう!と思い、東京ビッグサイトの合説に参加したのが私の就活の始まりでした。
それが10月頃です。

東京では夏や秋のインターンは当たり前に行われていましたが、愛媛でそんな時期から就活を始めている人はほとんどいません。
せっかくだったら医療系の業界以外に行きたい!という謎の意地も持ってしまい、周囲に相談できる友達もいませんでした。

その後、合説で出会った企業のインターンに行ったり、また他の合説に行ったり、
早期選考を受けたりと、月1~2回、1~3泊くらいのペースで就活のために上京。
しかし、ほとんど行き当たりばったりでやっていたので、
自分がどんなところに行きたいのか余計分からなくなってしまいました…。

この時点での私の就職先に対する考えはこんな感じでした。
・東京で働きたい!(ただの憧れ)
・やりたいことは特にナシ(医療にかかわること以外だったらなんでも…)
・ベンチャーはないかなあ…(大手とかベンチャーとかあまりよく分かってなかった)

そんな時、
県外の大学に行き、同じく東京で就活をしている高校の友達に就活エージェントを紹介されました。
東京で就職したい地方学生向けに企業紹介をしているエージェントです。

こちらも半信半疑でなかなか連絡をしていなかったのですが、
さすがに焦りが出てきて、12月にやっと面談をしました。

やりたいこともなく、就活に何の軸もなかった私との面談は
とてもやりにくかったんじゃないかと今でも思います。
アットホームだとか成長できるとか、ありきたりですがこの時初めて言葉にしました。
いくつか面談や説明会をセッティングしてもらいましたが、あまりピンとくるところはなく…。
そんなこんなで年内はほとんど何も進まずに終わりました。

とりあえず行動!と、東京まで行ったことは良かったのですが、
あまりに情報収集をしなさすぎだったなと今では思います。
また、表面的なもの(福利厚生!とか成長できます!とか)にたくさん惑わされていました。

ただ、むやみやたらでも、いろいろな会社や社会人と出会うことにより、少しずつ「合う」「合わない」の判断ができるようになってきました。
面談や選考を通して、自分に足りないものや本当に自分が大切にしたいものを言語化するタイミングもあり、自己分析を深めていったように思います。

さて、次回は年が明けて本格的に就活を始めたところから。
やっとパフと出会います。

次回もお楽しみに!

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