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職サークル通信

やりたくないこと≠向いていないこと

やりたくないこと≠向いていないこと

阿久根 美咲(あくね)

入社3年目。好きなことは踊ること、歌うこと、食べること!

2020/08/04 UP

おはようございます!パフの阿久根です。
▼あくねってこんな人!https://www.puff.co.jp/saiyo/members/akune/

新卒で入社して3年目の夏を迎えました。

「私に出来るのか?!」とひやひやしていた営業も、

「年下の子と何話そう・・・」とド緊張の連続だった採用担当も、

気付けば2週もしていました。


今日は「やりたくないこと≠向いていないこと」と題して、自分に合った仕事を見つけるための考え方のコツをお伝えしようと思います。


学生の皆さんは「やりたくないこと」と聞くと、どんなことを思い浮かべるでしょうか。


・奇想天外なアイデアをぽんぽん生み出すこと?

・人前で堂々と話すこと?

・パッと見て分かりやすい資料を作ること?

・どんなに断られても粘り強く向き合うこと?


きっと、10人いれば10通りの、100人いれば100通りの「やりたくないこと」つまり”ニガテ”が頭の中に浮かんだと思います。


「社会人になったら、ニガテを避けていきたいなー」と思う人もいるのではないでしょうか。その気持ちを深い部分まで見つめてみると、多分「20数年ニガテなのに、今後自分が出来るようになるわけがない!」とどこかで決めてしまっているのではないかな?と思います。(何せ、私がそうでしたからね)


でもその考え方はとっても勿体ない!なぜなのか?じゃあどうすれば良いの?をちょこっとだけお伝えできればと思います。

ではなぜか。

「やりたくないこと」は究極、どんな会社に入ったとしてもエンカウントしてしまうからです…!

例えば。

Aさん: 

観光業界で働きたくて就活をはじめた。念願かなってとある一流ホテルに就職!
接客が出来る…!と意気揚々としていたら経理部に配属。 

数字は実は大のニガテ。 

社内を駆け巡る数字とにらめっこしながら、憧れだった「現場」はどんな様子なんだろうと思いを馳せる。


Bさん(実は私がモチーフ(笑)): 

営業として新しいアイデアをお客さまの元へ持っていくのが大好き。 

お客さまにも「それ良いね!面白そう!」と言っていただける。 

社内に戻って似たような事例がないか先輩に確認すると、 

「あ~、そういうの今後必要になると思ってたんだよね。

せっかくだからさ、B、企画書作ってみてよ!」

 物事を図解したり、論理的に表現するのはすごくニガテ。

 何時間も、場合によっては何日もかかりながらやっと企画書一本を作成する日々。

Aさんも、Bさんも、学生の時には想像していなかった日常の中で

自分の「ニガテ」に遭遇していることがお分かりいただけますでしょうか?


実はこのお話には種明かしがあって。

Aさん(私の友人です)は、選考中に

「『おもてなし』に対する情熱の深さと、緻密に物事を進めていける能力」を買われて合格になったと、当時の採用担当の方からフィードバックを受けたそうです。経理という仕事にはぴったりの特性ですよね。

彼女は今、部署は変わらずとも、

現場と社内をつなぐ重要な役割として日々楽しく働いていると聞きました。


Bさんは、バレていないと思っていた「資料作成がニガテ」というコンプレックスは実は先輩方にはお見通し!(泣笑)

先輩方は提案書を作る機会を多めに与えることで、Bさんは苦手意識を克服するチャンスを掴み一生懸命働いています。

ニガテなことは、毎日向き合っていると、それが日常になります。

諦めるのではなく、嫌気がさすのでもなく、「やることが当たり前」に少しずつ、少しずつ変わっていくのです。


こうなったら、「やりたくないこと」がいつの間にか自分の仲間のように思えてきたり、するんです・・・!

そしてもう一つ大事なこと。

向いていないことは、自分には分からない。

分からないからこそ、たった一つの『やりたいこと』に願掛けして意気消沈するより、「これから何でもできるんだ~!」とワクワクしながら、たくさん失敗したり悩んだりする方が、より楽しいと思いませんか?

企業研究、業界研究、分からないことばかり。

知らない誰かさんの書いた言葉に振り回されないで、

自分で調べて、感じて、あとは体当たりしてみてください。

そのための手助けはいくらでも私たちがします!

困ったら、「職サークル」の門を叩いてくださいね。

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