2021/07/27 UP
どうも、たなかさんです!
現在、機械工学専攻 修士2年の22卒です。
そんな大学院生の僕が1年生~3年生(23卒以降)の理系学生に伝えたいことがあります。
今回の記事はすべて私の体験を踏まえたうえでの意見になります。
全理系学生がこうするべき、とは言いませんが、私は実際に実行してよかったと思っています。
それでは、本題へ。
理系学生は1度は考える「就職」か「大学院進学」か
大学3年になると、多くの理系学生はこの2択を迫られます。
周りの学生がインターンシップに応募し始め、なんとなく自分も就活始めようとする人や、逆に大学院への進学を決めていて就活を全くしない人がいます。
私個人の意見としては「就職」か「大学院進学」に答えはないと思っています。
そもそも金銭的な問題で大学院進学をあきらめざるを得ない学生もいますし。
自身で納得した上での選択であれば問題ありません。
「大学院進学するから、学部3年生から就活しなくていい」
は大間違い
今回、私がもっとも言いたいことはここです。
「大学院に進学するから就活は2年後。周りがサマーインターン参加してるけど、自分は関係ないから夏休み遊びたい放題♪」
と過ごしていた友達が、大学院での就活でめっちゃ苦戦しています。
逆に私は大学3年生の段階で「就職」か「大学院進学」で悩んでいたのでどちらにも対応できるように就活をしていました。
これが功を奏して大学院の就活もうまくいきました。
では、なぜ前者の彼は苦戦し、私は成功したのでしょうか?
その要因を考えてみました。
就活の仕組みをあらかじめ知れていた
私は修士1年で就活を始めるときに、何をすればよいか、わかった状態でスタートしました。
コロナ禍での就活であったため、学部3年生の時に経験したものとは少し違う部分もありましたが、大まかな流れは同じだったので、「あ~そういえばこんなことしたな」といった要領で進めていきました。
失敗した彼は何から始めればよいかわからず、さらに研究活動も忙しくなかなか就活に時間を割くことができず、といった具合だったそうです。
やはり何事も1度経験しておくと2度目はスムーズにできるので、大学院進学を決めている人も余裕があれば就活とはどんなものか経験しておくことを強くお勧めします。
Webテスト、エントリーシートがどんなものかだけでも知っておくだけで大学院での就活を有利に進められます。
出会える企業の数が多い
私は学部3年生のときにインターンシップやそのほか採用イベントで出会った企業が30社以上ありました。
そこではもちろん良いなと感じた企業、自分には合わないなと感じた企業があり、大学院での就活ではそれを頼りに学部時代でよかった企業+大学院進学後あらたに気になった企業 にのみフォーカスを当てました。
自分には合わないと感じた企業に初めから選択しから除外していたので、無駄打ちの数は圧倒的に少なかったと思います。
日本には約400万社の企業があります。自分にあった企業に会うには確率的にも多くの企業と出会った方が良いので、学部3年から始めた方が有利です。
企業の選考情報を早く入手していた
私は学部時代にインターンシップに参加していた企業の中にはインターン生を優遇する企業もありました。
また、インターン生にしか提供していない選考フローや採用イベントもあり、「もし自分が修士1年の時に就活するのであれば、この企業はインターンに参加する必要があるな」と感じました。
他にも、超早期選考がある企業や選考方法が独特な企業など、学部時代に知った情報を修士の就活で活かした情報はたくさんありました。
ここでもはやり早期に情報を入手しておくことが有利に働いたと思います。
ダイレクトリクルーティングを利用した
最後は研究室で忙しい学生の味方であるダイレクトリクルーティングです。
自分の情報を登録しているだけで企業側からオファーが来るものです。
自己PRなどを書きこんでおくのですが、研究内容をアピールできる欄もあったりして、なかなか動けない院生にも優しいシステムになっています。
最近は理系に特化したサービスも増えてきたので要チェックです。
就活は情報戦。
早めに動いて損はない。
私は学部3年生のときにたまたま学内のインターンシップ説明会で出会った企業が第1希望となり、内定を頂き就活を終えることができました。
今、思い返せばそのとき出会わなければ今も知らないような企業だったと思います。(BtoBのメーカーだったので)
そんなこともあるので、大学院進学を決めているそこのあなたも、学部時代に就職活動をしてみてください!!
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