2023/09/15 UP
こんにちは、24卒 学生委員のりんかです!
先日(8月31日(木))、今年度第2回の職サークルギャザリングが開催されました。
今回は初参加の方も多く、95名の参加者(学生44名)で語り合っていきました!
本コラムはその参加レポートになります。よろしくお願いします!
(ギャザリングとは人事と学生が‘’選考関係なく‘’ぶっちゃけてお話ができるイベントです。毎月異なるトークテーマに沿って、ざっくばらんに話し合います!)
今回のテーマはインターンシップやオープンカンパニーが本格始動し、
他の就活生と出会う機会が多い今だからこそ考えたい
「優秀さとは」
同じワークの中に優秀な人がいる・・・
去年よりも優秀な学生に来てもらえていない・・・
と焦っていませんか?
今後先行の時期に入ってくると、ますます焦る気持ちも出てきます。
だからこそ、焦らず自分・自社にあった活動ができるように、今一度「優秀さ」とはどういうことか、考えていきたいと思います。
(参考:ギャザリング内資料)
今回のゴールは
1.「優秀さ」について語りたくさんの価値観に触れること
2.自分の考えを明確にして、少しでも頭を整理すること
です!!
大まかなイベントの流れは以下の通りです↓↓↓↓
- アイスブレイキング:今ぶっちゃけどうですか?
- トークタイム1:身の回りの優秀な人って?
- トークタイム2:自分は将来どうなりたい?
- 気づきシェアタイム
今どんなことしているの?心境は?
まず初めに、本日のチームに分かれて
学生:「就活で、今どんなことをしているか」
企業:「採用で、今どんなことをしているか」
ということについて、一言ずつ話していきました。
(私は、学生5名・社会人3名(計8名)のチームに参加しました!)
《学生》
・業界を絞るために色々な話を聞いている
・予約したインターンシップ(IS)に参加し続けている
・就職活動を終え、入社に向けて準備をしている
《社会人》
・25卒向けにインターンシップ(IS)を開催中( ISの当日参加率が低いことが最近の悩み)
・24卒向けに説明会や見学会を行っている
・24卒採用のラストスパート
身の回りの優秀な人
続いて、先ほどと同じチームに分かれて25分間
自分の身の回りで優秀だと感じるのはどんな人か
について話し合っていきました。
まずは、私のチームで出た「優秀な人」の特徴を、実例付きで紹介していきます!
《学生視点》
- 「自分にできないことができる人」
アルバイト先の先輩が質問したらなんでも答えてくれたり、困ってる時は必ず助けてくれた。 - 「日常から気づきを得られる人」
ディズニーに行ったとき、鳩がポップコーン食べているのを先輩と見ていた。自分はただ見ていただけだったけれど、先輩は鳩が小さく砕いて食べているのを見て、自分が大きな夢を持っても、コツコツ努力すれば叶うと考えていた。
そこまで深く考えられる人はすごいと思う。 - 「スケジュール管理ができる人」
大学の授業でプレゼンのあるグループワークを行っていた際、提出期限を守ってくれない人がいた。それを見て仕事を任せたくないなと思っていたことから、仕事を任せたいと思える人が優秀だと思った。 - 「自然にまとめ役になれる人」
インターンシップのグループワーク中に、自然とまとめ役としての立ち回りをしてくれる人がいた。ワークのゴールを意識し、コミュニケーションを積極的にとってくれ、チームの形を作ってくれた。
《社会人視点》
- 「客観視できる人」
自分や仕事、組織等なんに対しても他の視点を持っている人。取締役員と話す時、様々な方向からアドバイスをしてくださる。その方は「この人にはこう見られているだろうからこう話そう」という風に話し方を変えており、周りからも非常に頼りにされている。 - 「相手に気遣いができる人」
(保育園で保育士として働いていた)ベテランの保育士が多くいる中で、ある人に注意をしなければならない場面があった。どう伝えるのか迷っているところで、
①改善点のみを話す ②相手の良かったところと悪かったところを併せて話す
という2つの案が出された。
この話し合いを聞いている中で、受け取る側の気持ちまで考えて話せることは、周りからの信頼を得ることにも繋がると感じた。 - 「自分の思いを伝え(語り)ながら仕事できる人」
他社から営業をかけられる時、メリットとデメリットのみ伝えてくれる人が多くいるが、その多くの場合は利益の話にしかならない。しかし、私たちの背景や思いまで汲んで話してくださる人には心が動かされる。
承諾することは、自社の営業がとってきてくれたお金を使うことになるため、簡単に使うことができない。こちらの考えを汲みつつ、熱い思いを持っている人ほど関わりたいと思い、大切なお金を使いたいと思う。
学生からの質問
役員の方のお話が出てきたところ、学生からこんな質問が出てきました。
Q. 役員の方はどんなことを考えながら経営を行っていると感じますか?
A. 1番に社員の幸せを考えている。
役員の方とは距離が近い会社のため、話をする機会が多くあります。その中で最も感じるのは、自分たち社員の幸せについて真剣に考えてくれているということです。
そのためには会社を大きくしなければならない。体制を整えなければならない。というように考えて動いてくれているように感じ、実際にそれを言葉にして伝えてくれる方々です。
一社員とは比べ物にならないプレッシャーやリスクを背負っているのだと思います。
就活生の頃や入社してからも、企業によってはあまり会う機会がないかもしれません。
それでも話せる機会があれば、考え方や思いを実際に聞いてみてほしいです。
他グループでの話
他のグループでも一人一人思い描く「優秀さ」は異なり、多くの意見が出てきていました。
その中で印象に残ったものを抜粋して紹介させていただきます!
「周りを見て行動できる人」
・相手の立場に立って考えられる人には助けられることも多い。
・優先順位をつけられる。
・チームで動くことが多いからこそ、協調性が重宝される。
「周りに還元できる人」
・ただ能力のある人が優秀とは限らない。
・周囲に伝わるからこそ優秀という印象を持たれる。
・正直に話すと、能力がなくても言語化する能力や発言力があれば出世をしている人もいる。だからこそ、周りに伝える力も持っている人が優秀と思える人だと思う。
ここまでたくさんの「優秀さ」が出てきました。私はこれまでの話を通して、「その時々で求められるものは変わってくる。そんな状況下で今できる最大限を周りに還元できる人」が優秀な人ではないかと改めて考えました。
自分は将来どんな人になりたい?
休憩を挟んでから、先程と同様のチームで「自分は将来どんな人になりたいか」について25分間話し合いました。
こちらも、私のいたチームで出た回答を、学生側と社会人側に分けて紹介していきたいと思います。
《学生側》
「憧れの人に近づきたい」
社会人の女性が主役の韓国ドラマがあり、その人は流行の服を着こなし、後輩にカッコよく・的確に指示を出す人物。その人のようになりたいと思っている。
「人の人生に影響を与えられる人」
先輩に言われたことが今でも活きる言葉になっている。そんな行動を自分も誰かにしてあげたいと思う。
「仕事を楽しめる人」
どんなことでも楽しめる方が人生楽しくなりそう。楽しい人生を送りたい。
仕事への意味づけをすることは大切だと思います。
例えば、入社してすぐの頃先輩に資料をまとめるように言われた時、「雑務をなんでやらなきゃいけないの!」と思ってしまうこともありました。しかし、先輩が提案する内容を(提案書、設計書を通して)先に見て、渡すときに質問できることはとても勉強になることだと気づいた。
「容量良く、責任感がある人」
「人が自然と周りに集まってくる人」
《社会人側》
「自分の強みを見つけたい」
面接官として学生に質問していく中で「自分がこう質問されたら」と考えると、答えられないと思い、学生はすごいと感じた。自信を持ってできるといえることを見つけたい。
「社長になりたい」
①面白そう
近くで見ているからこそ難しさを感じているが、様々なことを考えてプレッシャーに応えることはとても楽しそうだと働いていて思うようになった。また、自分の考えを誰かに伝えることが好きだから、立場を活かしていろんな人に伝えていきたいと思う。
②成長できる
自分を数段飛ばしで成長させるきっかけになると思う。
「計画力を持って行動できる人」
他グループでの話
他グループで出た「なりたい将来像」、そして「学生だからこその気づき」についてまとめてご紹介します。
「自分を大切にできる人」
行動できる人が優秀だと思う → 自分にストイックじゃないと行動できない → 行動するためには自分を大切にする(自分の機嫌は自分で取る)必要がある → 私生活でも仕事でも必要なこと
というように思い、一番大切なのは自分を労われることであると思った。
「目的を強く持つ人」
熱量の強さによってどう生きたいかが決まると思う。だからこそ、就活でも会社に入ることを目的とするのではなく、どう生きるかを決めるための1つの材料として考えたい。
「感情に左右されず熱量を大切に相手を気遣える人」
最初から自信を持って働くことはできなくても、目的と熱量を持って働くことはできると思うようになった。これを就活の軸にしようと思う。
コメント:感情に左右されやすい。。。
感情に左右されず淡々と仕事できる人が優秀だと思ってましたが、熱く仕事することは大切だよな~と気づきました。感情と気分(機嫌)はちがうのですね。
「家族に誇れる大人でありたい」
自分にとっていい仕事につけることも大事だけれど、自分や家族に誇れることがやりがいにも直結すると思うから、この目標を就活の軸にしていきたい。
「一緒にいて安心できる人」
感想
私の印象に残った言葉は「自分の個性の延長に優秀さがあるのではないか」というものです。多様な優秀さがある中で、それぞれ発揮できるフィールドが異なります。チームで働くことが多い中、様々な武器を持つメンバーをまとめ、チームとしての能力を最大限引き出せる人はすごいなと私も思いました。
また、2つ目のテーマを通して自身の将来像を考えることで、「就活の軸」が定まったという学生が多くいたように感じました。自分にとっての理想の姿を考えることで、どうなりたいか、そのためにどうすべきなのかを整理できたのではないかと思います。
結論・・・
みんな違ってみんないい!
学生の皆さんへ
パフ社員の方がおっしゃっていた言葉が、就職活動をしている、これからする学生に向けて必要な言葉だと思い、こちらで引用させていただきます。
就職活動に、絶対的な正解はありません。
なぜなら、人によって価値観が異なるからです。
だからこそ、自分が「今できていること」に対しても、しっかり目を向けて、受け入れてみてください。
そして、何か一つでも行動してみてください。
就職活動中に悩んでいるとき、私はこの言葉に背中を押されました。
この言葉も、そして今回のレポートも、多くの人の助けになればと願っています!
最後まで読んでいただきありがとうございました!
最後まで読んでいただきありがとうございました!
☆次回のギャザリングはこちら!
次回は9月14日(木)16:00~18:00
テーマ:就活における「成功」って?
就職活動は、人の数だけ、答えがあります。
自分に合う会社と出会うには?そもそも、自分に合う会社って?
納得できる就活がしたい!でもどうやってするの?
就活を始めたばかりの人、もうすでに始めている人、これらの質問には「正解」がありません。人の数だけ、答えがあります。内定をもらうことも大切かもしれないけど、その前に考えておきたいこと。そんなテーマについて、人事も学生も関係なく、立場を越えて「はたらく」を語るのが、職サークル ギャザリングです。
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